アラフィフブス女の不倫、それまでの生き方や世の中にある原因とは

アラフィフ世代

公開日 2023年4月12日 最終更新日 2023年4月13日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃様々な夫の不倫の問題を抱える相談者にお会いしていますが、私がカウンセラーを
始めた2010年ころに比べて、その相談者の年齢層も幅広くなっています

 

そして、その中でも相談の多い年代層も50代が増加傾向にあります

 

昔であれば、30代から40代が多かったわけですが、最近では50代から60代だけでなく
70代の夫の不倫についての相談が出てきます

 

そういう事を考えると、必然的に不倫ブス女の年齢も上がっているわけです

 

そういう、アラフィフのブス女の不倫事情を考えていきます

 

 

アラフィフの女が不倫をする?

 

 

私もアラフィフ世代ですから、どういう環境で育ってきたのかというのは自分の人生を
振り返ればわかる事です

 

そもそも、アラフィフの世代で不倫をするのかという事です

 

アラフィフと言えば、普通に家庭を持っているどころか、子供も大きくてもおかしく
ない世代です

 

一般的には、

 

『そろそろ老後を考えていかなければいけない』
『少し趣味の世界を広げていかなければ』

 

というイメージです

 

しかし、実際に相談者の夫の相手のブス女が50代というケースが出てきます

 

正直、自分の周りにはそういう年代で不倫をしているブス女がいなくても、それは
知らないだけです

 

アラフィフの不倫は少なくない

 

 

しかも、アラフィフの不倫脳夫やブス女は決して少なくありません

 

むしろ、私の相談の全体に占める割合は年々増加傾向にあります

 

一般的な落ち着いたアラフィフのイメージとは裏腹に、いわゆる

 

‘肉食‘

 

の夫やブス女も数多く存在します

 

 

世代背景からみるアラフィフの特徴

 

 

50代~60代の、いわゆるアラフィフ世代の女性はどういう人生を送っているのか

 

令和5年のアラフィフは、昭和40年代に生まれているわけですが、その頃の日本はまだまだ
封建的で、女性進出なんて夢のまた夢の時代です

 

そこから昭和50年代に入ってアラフィフが10代の頃は景気も良くなり、世の中も欧米化
も進んで、いろいろな事が多様化していきました

 

ファッションも文化も芸能等も、昔とかなり変わってきて女性の主張も徐々に強くなって
いきます

 

人口も増えていますので、ある意味日本の国力が上昇している時期に20代を迎えている
のが今のアラフィフ世代です

 

その中で恋愛もかなり自由になり、お見合い結婚という言葉も死語に近くなって異性との
出会いも多様化した時代に適齢期を迎えています

 

そして今となっては、あり得ない

 

‘バブル期’

 

を迎えて、いろいろなものが世の中豪華絢爛になっていきました

 

恋愛もとにかく、

 

‘自由奔放‘

 

で、この世の春を謳歌するような時代です

 

そういう20代の経験が、アラフィフ世代の頭の中に強く残っているのです

 

アラフィフ世代は今も現役気分

 

そいうアラフィフ世代の心の中では

 

『何か面白い事はないか』
『このまま何もないまま老後の事なんて、考えたくない』
『まだまだ枯れたくない、もっと自分のやりたい事をやる』

 

という、意欲的な思いがあります

 

それも、先述ように生まれ育ったいろいろな経験がそういう

 

‘ただでは転ばない‘

 

ような強さを身に付けているのです

 

そういう世代がアラフィフですから、自分がいろいろな事に良くも悪くも

 

‘昔のイメージ‘

 

を強く持っているのです

 

『まだまだ現役、人生やり残しが無いように生きる』

 

というような意識がアラフィフ世代には根付いているのです

 

アラフィフ世代の恋愛観

 

そういう時代を過ごしてきたアラフィフ世代は、どういう恋愛観を持っているのか

 

同世代の人口も多いので、何かと競争が激しい生き方をしています

 

ある意味、

 

‘自己主張‘

 

をしないと、生き残れないようなところがあります

 

目立つ事も自分を通す事も、正直苦にならないどころか、それがステータスのような
意識を持っています

 

恋愛に関しても、

 

『私が好きなんだから、それでいいじゃない』
『別にフラれてもまたトライすればいい』
『これ位、誰だってやっている』

 

という、鋼の心を持っています

 

このように、どこかで恋愛はゲームのような感覚があります

 

アラフィフ世代のテレビドラマも、不倫や失恋等の恋愛を描写したものは少なくない
のも、そういう時代背景があります

 

傍から見ると幸せでも、実は心が満たされていないようなアラフィフ世代です

 

形やモノだけはいろいろと満ち足りていても、心のどこかで

 

『もっといい人と巡り合いたい』
『私を思ってくれる人、毎日募集中』
『これから何もない人生はつまらない、真っ平ごめん』

 

というように、夫婦の枠では収まらない沸々と湧き出る感情があります

 

そういういつまでも過去にならない恋愛観を持っているのが、アラフィフ世代です

 

今やらなければ後悔する

 

アラフィフ世代はとにかく、

 

『このチャンスを逃したくない』
『今やらなきゃ、後悔する』
『やらない理由はない』

 

位に、どこかで踏ん切りがいいというか、思いっ切りがいい所があります

 

それがいい方に向けばいいのですが、よこしまな時にもそういう意識が働きます

 

夫とケンカをしたり、倦怠期に入っているアラフィフ世代は、子供も独り立ちしている
ような環境も手伝って、

 

『私だって好きに生きたい』
『もういや、縛られて生きたくない』
『我慢ばかりして人生終わらない』

 

と、今までの生き方がアラフィフになっても出てくるのです

 

アラフィフ世代の不倫とは

 

このように、今の若い世代とは違って、バブルやその後の不景気を20代に経験している
のがアラフィフ世代です

 

その中で

 

『人生楽しまなければ意味がない』
『今までもなんとかなってきたから、これからも何とかなる』
『自分だけじゃない、周りも遊んでいた』

 

というように

 

‘赤信号みんなで渡れば怖くない‘

 

というような生き方があります

 

また、

 

‘もっと楽しんで生きていきたい‘

 

という感覚も強いのです

 

そういう意識の中で、ネットでの出会いがその意識に拍車をかけているのです

 

アラフィフ世代の若い頃には、携帯もない時代です

 

しかし、30代に入ると若い世代に混じってネットを駆使するようになって、それが
リアルな出会いから、ネットに移行しただけで

 

‘自由奔放‘

 

さを取り戻しているのです

 

また、中には若い頃は遊んでないアラフィフもいますので、

 

『昔からいい子ちゃんで過ごしてきた、これ以上自分を閉じ込めたくない』

 

と、自分の中の好奇心を満たしたいというケースもあります

 

その中で、夫婦の不満が溜まってくると

 

『別にあなたじゃなくていいの』

 

と、心の中で叫んでいるのです

 

それが積もり積もると、出会い系サイト等のネットの世界に走るのです

 

それも、今までの生き方で自由奔放に過ごしてきた分、それほど抵抗がないのです

 

10人中10人のアラフィフがそういう事をするかと言えば、そんな事はありません

 

しかし、今までの生き方がアラフィフ世代には不倫はいけないというハードルが低い
のも確かです

 

昔の自分を思い出したい

 

 

アラフィフ世代の若い頃には、もちろんコンプライアンスとか個人情報保護なんて言う
言葉や概念はなく、仮にあったとしても

 

『何それ?そんな窮屈な事本当にするの』
『そんな事言っていたら、何もできないじゃない』
『そういう事も大事だけど、楽しめない』

 

というのが本音です

 

それまでの世の中の緩いルールに育ってきたアラフィフが、ある時いきなり

 

『世の中のルールが変わりました』

 

と言われたら、心の中では

 

『もう見つからないようにやるしかない』

 

と本能的に考えるのです

 

と言いますか、それまでもそういう生き方をしてきたのです

 

そういう意味では、アラフィフ世代にはセクハラやモラハラというのも、正直

 

‘ご愛敬‘
‘かわいがり‘

 

のような感覚です

 

やる方は

 

『これ位、普通でしょう』
『これは愛のムチだ』

 

というような感覚で生きてきたのです

 

それは、性別問わずそういう世の中の感覚で育ってきているのです

 

そこから、

 

『昔の自分を取り戻したい』

 

という思いは、今の時代だからこそ強く持っているのです

 

子供は子供で自分は自分

 

 

そういう中で、どうしても今の時代は生きにくさを感じているのがアラフィフですが
こと不倫に関して言えば、

 

『バレなきゃいい』

 

という気持が全てを優先させています

 

アラフィフ世代には、大きくなっている子供がいるケースが多いわけです

 

かつての緩かった時代の、若かりし頃の自分と同じような世代でもおかしくないわけです

 

そういう子供に、親としての自分も見せなければいけないという意識はあります

 

しかし、一方では

 

『この時代は可愛そうだけど仕方がない、子供は子供で自分は自分』

 

と、どこか達観しているところがあります

 

そうでなければ、子供の事を考えれば不倫に走れるはずがありません

 

要は、親としての自分よりも男や女の自分を優先させる事ができるのです

 

そういう、割り切りもアラフィフ世代が経験してきた世の中が、

 

‘自己中心‘

 

にまわっていた事が少なからず影響しているのです

 

 

アラフィフ世代は人生の折り返し地点に来ているのもわかっていますから、自分が責任
ある立場を持っているわけです

 

その中で、

 

‘罪悪感‘

 

を薄めるのは、どこかで

 

『自分の世代はこういう世代、しょうがない』
『今の世代の人間にはわからない』
『やれる事はやっておかないとというのが、私たちの世代』

 

と、どこかで

 

‘アラフィフ世代‘

 

を自分の行動の正当化にしているのです

 

 

自己中の強さに対抗するには

 

 

このように、アラフィフ世代の不倫というのは

 

『自分が良ければそれでいい』

 

という、ある意味突き抜けたバカさを持っているのです

 

出会い系にハマってイカレ具合を知った夫や妻が、そのアホさを見て

 

『もう何もできない、お手上げ』

 

と、煽られていてはいけないのです

 

アラフィフ世代というのは、アホさや強さも持っていますが、その分怒りを買うと
シュンとするところもあります

 

やはり、親や学校の先生には厳しく育てられている世代でもありますから、叱られる
事も体に染みついています

 

それを不倫で止める人間がいないという状況では、好き勝手に続けるだけになります

 

要は

 

‘ダメなものはダメ‘

 

を言われると弱いのです

 

そういう、

 

信賞必罰’

 

のスタンスを出さなければ、特にこういうアラフィフ世代の不倫には効かない

のです

 

私も数多くのアラフィフ不倫を見てきていますが、やはり最後には

 

『バカな事をしていた、調子に乗っていた』

 

という思いをさせなければ、その状況は変わらないのです

 

そこに被害者が気後れしていてはできませんし、諦めては本当に舐めてくるのも
このアラフィフ世代の特徴です

 

バカになるのも反省するのも両極端で、そこには

 

半端なモノ’

 

ではどうにもならないのです

 

そういうアラフィフ世代の不倫に、しっかりと腹を決めて対処するために、その生き方
や心理を読んでアドバイスを送るのです

 

 

『これをやらなければ変わらないですよ』
『ここまでやらなければ意味がないですよ』

 

という基準を伝える事で、その対処が理解できてきます

 

アラフィフ世代の不倫は、ややこしいというか開き直っているケースも少なくありません

 

しかし

 

三つ子の魂百まで’

 

ということわざのように、どこかで道を外すといけないという事も習性として持って
いるのです

 

その習性に反応するまで、こちらも根負けしてはいけないのです

 

アラフィフ世代は一言で言えば、

 

’たくましさ


があるのです

 

不倫するのに、たくましさというものは当てはまりませんが、少なくともふてぶてしさ
を持っているのは確かです

 

そういう状況に対処するためにも、こちらももっと強さを付ける事が大事です

 

アラフィフ世代のブス女の不倫には太々しさと、もろさが共存するのです

不倫(浮気)は犯罪ではないが心の殺人、慰謝料請求以外にできる事とは

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。