アラフィフ不倫の特徴とは?その理由・時代背景・対処法を解説

アラフィフ世代

公開日 2023年4月12日 最終更新日 2023年9月28日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃様々な夫の不倫の問題を抱える相談者にお会いしていますが、私がカウンセラー
始めた2010年ころに比べて、その相談者の年齢層も幅広くなっています

 

そして、その中でも相談の多い年代層も50代が増加傾向にあります

 

アラフィフと言えば普通に家庭を持っているどころか、子供も大きくてもおかしく
ない世代です

 

一般的には、

 

『そろそろ老後を考えていかなければいけない』
『少し趣味の世界を広げていかなければ』

 

というイメージです

 

しかし、実際に相談者の夫の相手のブス女が50代というケースが出てきます

 

実態としては、アラフィフの夫やブス女の不倫はよく出てくるのです

 

自分の周りにはそういう年代で不倫をしている夫やブス女がいなくても、それは
知らないだけです

 

昔であれば、30代から40代が多かったわけですが、最近では50代から60代だけで
なく
70代の夫の不倫についての相談が出てきます

 

そういう事を考えると、必然的に不倫の年齢も上がっていです

 

そういう、アラフィフの不倫事情を考えていきます

 

 

アラフィフが不倫するワケとは

 

 

今の若い世代とは違って、バブルやその後の不景気を20代に経験しているのがこの
アラフィフ世代です

 

その中で

 

『人生楽しまなければ意味がない』
『今までもなんとかなってきたから、これからも何とかなる』
『自分だけじゃない、周りも遊んでいた』

 

というように

 

‘赤信号みんなで渡れば怖くない‘

 

というような生き方があります

 

また、

 

‘もっと楽しんで生きていきたい‘

 

という感覚も強いのです

 

そういう意識の中で、ネットでの出会いがその意識に拍車をかけているのです

 

アラフィフ世代の若い頃には、携帯もない時代です

 

しかし、30代に入ると若い世代に混じってネットを駆使するようになって、それが
リアルな出会いから、ネットに移行しただけで

 

‘自由奔放‘

 

さを取り戻しているのです

 

また、中には若い頃は遊んでないアラフィフもいますので、

 

『昔からいい子ちゃんで過ごしてきた、これ以上自分を閉じ込めたくない』

 

と、自分の中の好奇心を満たしたいというケースもあります

 

その中で、夫婦の不満が溜まってくると

 

『別にあなたじゃなくていいの』

 

と、心の中で叫んでいるのです

 

それが積もり積もると、出会い系サイト等のネットの世界に走るのです

 

それも、今までの生き方で自由奔放に過ごしてきた分、それほど抵抗がないのです

 

10人中10人のアラフィフがそういう事をするかと言えば、そんな事はありません

 

しかし、今までの生き方がアラフィフ世代には不倫はいけないというハードルが低い
のも確かです

 

 

アラフィフ世代の不倫の特徴

 

 

私もアラフィフ世代ですから、どういう環境で育ってきたのかというのは自分の人生を
振り返ればわかる事です

 

肉食系の男女が多い

 

アラフィフの不倫脳夫やブス女は決して少なくありません

 

むしろ、私の相談の全体に占める割合は年々増加傾向にあります

 

一般的な落ち着いたアラフィフのイメージとは裏腹に、いわゆる

 

‘肉食‘

 

の夫やブス女も数多く存在します

 

性欲は旺盛で、まだまだ枯れたくないという心理が強く働く夫やブス女は少なく
ありません

 

それが自分たちの夫婦で事が済んでいればいいのですが、関係が悪化していたり
関係は悪くなくても、外に相手を求める事もあるのです

 

夫婦に恋愛感情が湧きにくい

 

アラフィフですと、夫婦になってから数十年を経過している事が多いわけです

 

その中で若い時は夫婦の仲も良くラブラブな関係であったのですが、時が経過すると
徐々にその関係もいろいろと軋轢も生じます

 

仕事が忙しくなったり家庭環境も変わってくるわけですから、若い頃よりも夫婦だけ
に情熱を傾けるという事は難しいわけです

 

そうなっていくと、どうしても恋愛感情も薄れてくるのはやむを得ないわけです

 

その中で、さらにトラブルが重なると、夫婦以外の異性に目が向く気持ちが強くなって
いく事も出てくるのです

 

それがひどくなると、不倫に走るケースも少なからず出てきます

 

 

昔の自分を思い出したい

 

 

アラフィフ世代の若い頃には、もちろんコンプライアンスとか個人情報保護なんて
言う
言葉や概念は希薄で、仮にあったとしても

 

『何それ?そんな窮屈な事本当にするの』
『そんな事言っていたら、何もできないじゃない』
『そういう事も大事だけど、楽しめない』

 

というのが本音です

 

それまでの世の中の緩いルールに育ってきたアラフィフが、ある時いきなり

 

『世の中のルールが変わりました』

 

と言われたら、心の中では

 

『もう見つからないようにやるしかない』

 

と本能的に考えるのです

 

と言いますか、それまでもそういう生き方をしてきたのです

 

そういう意味では、アラフィフ世代にはセクハラやモラハラというのも、正直

 

‘ご愛敬‘
‘かわいがり‘

 

のような感覚です

 

やる方は

 

『これ位、普通でしょう』
『これは愛のムチだ』

 

というような感覚で生きてきたのです

 

それは、性別問わずそういう世の中の感覚で育ってきているのです

 

そこから、

 

『昔の自分を取り戻したい』

 

という思いは、今の時代だからこそ強く持っているのです

 

子供は子供で自分は自分

 

 

そういう中で、どうしても今の時代は生きにくさを感じているのがアラフィフですが
こと不倫に関して言えば、

 

『バレなきゃいい』

 

という気持が全てを優先させています

 

アラフィフ世代には、大きくなっている子供がいるケースが多いわけです

 

かつての緩かった時代の、若かりし頃の自分と同じような世代でもおかしくないわけです

 

そういう子供に、親としての自分も見せなければいけないという意識はあります

 

しかし、一方では

 

『この時代は可愛そうだけど仕方がない、子供は子供で自分は自分』

 

と、どこか達観しているところがあります

 

そうでなければ、子供の事を考えれば不倫に走れるはずがありません

 

要は、親としての自分よりも男や女の自分を優先させる事ができるのです

 

そういう、割り切りもアラフィフ世代が経験してきた世の中が、

 

‘自己中心‘

 

にまわっていた事が少なからず影響しているのです

 

自分の行動を正当化する

 

 

アラフィフ世代は人生の折り返し地点に来ているのもわかっていますから、自分が責任
ある立場を持っているわけです

 

その中で、

 

‘罪悪感‘

 

を薄めるのは、どこかで

 

『自分の世代はこういう世代、しょうがない』
『今の世代の人間にはわからない』
『やれる事はやっておかないとというのが、私たちの世代』

 

と、どこかで

 

‘アラフィフ世代‘

 

を自分の行動の正当化にしているのです

 

 

アラフィフ不倫は時代背景が影響している

 

 

このような不倫の意識の50代~60代のいわゆるアラフィフ世代は、今までどういう
人生を送っているのかが大きなカギとなります

 

その時代背景を解説します

 

 

バブル期を経験している

 

令和5年のアラフィフは昭和40年代に生まれているわけですが、その頃の日本はまだまだ
封建的で、女性進出なんて夢のまた夢の時代です

 

そこから昭和50年代に入ってアラフィフが10代の頃は景気も良くなり、世の中も欧米化
も進んで、いろいろな事が多様化していきました

 

ファッションも文化も芸能等も、昔とかなり変わってきて女性の主張も徐々に強くなって
いきます

 

人口も増えていますので、ある意味日本の国力が上昇している時期に20代を迎えている
のが今のアラフィフ世代です

 

その中で恋愛もかなり自由になり、お見合い結婚という言葉も死語に近くなって異性との
出会いも多様化した時代に適齢期を迎えています

 

そして今となっては、あり得ない

 

‘バブル期’

 

を迎えて、いろいろなものが世の中豪華絢爛になっていきました

 

恋愛もとにかく、

 

‘自由奔放‘

 

で、この世の春を謳歌するような時代です

 

そういう20代の経験が、アラフィフ世代の頭の中に強く残っているのです

 

今も現役気分でいる

 

そいうアラフィフ世代の心の中では

 

『何か面白い事はないか』
『このまま何もないまま老後の事なんて、考えたくない』
『まだまだ枯れたくない、もっと自分のやりたい事をやる』

 

という、意欲的な思いがあります

 

それも、先述ように生まれ育ったいろいろな経験がそういう

 

‘ただでは転ばない‘

 

ような強さを身に付けているのです

 

そういう世代がアラフィフですから、自分がいろいろな事に良くも悪くも

 

‘昔のイメージ‘

 

を強く持っているのです

 

『まだまだ現役、人生やり残しが無いように生きる』

 

というような意識がアラフィフ世代には根付いているのです

 

自己主張が強い

 

そういう時代を過ごしてきたアラフィフ世代は、どういう恋愛観を持っているのか

 

同世代の人口も多いので、何かと競争が激しい生き方をしています

 

ある意味、

 

‘自己主張‘

 

をしないと、生き残れないようなところがあります

 

目立つ事も自分を通す事も、正直苦にならないどころか、それがステータスのような
意識を持っています

 

鋼の心を持つ恋愛観

 

 

恋愛に関しても、

 

『私が好きなんだから、それでいいじゃない』
『別にフラれてもまたトライすればいい』
『これ位、誰だってやっている』

 

という、鋼の心を持っています

 

このように、どこかで恋愛はゲームのような感覚があります

 

アラフィフ世代のテレビドラマも、不倫や失恋等の恋愛を描写したものは少なくない
のも、そういう時代背景があります

 

傍から見ると幸せでも、実は心が満たされていないようなアラフィフ世代です

 

形やモノだけはいろいろと満ち足りていても、心のどこかで

 

『もっといい人と巡り合いたい』
『私を思ってくれる人、毎日募集中』
『これから何もない人生はつまらない、真っ平ごめん』

 

というように、夫婦の枠では収まらない沸々と湧き出る感情があります

 

そういういつまでも過去にならない恋愛観を持っているのが、アラフィフ世代です

 

チャンスを逃したくない

 

アラフィフ世代はとにかく、

 

『このチャンスを逃したくない』
『今やらなきゃ、後悔する』
『やらない理由はない』

 

位に、どこかで踏ん切りがいいというか、思いっ切りがいい所があります

 

それがいい方に向けばいいのですが、よこしまな時にもそういう意識が働きます

 

夫とケンカをしたり、倦怠期に入っているアラフィフ世代は、子供も独り立ちしている
ような環境も手伝って、

 

『私だって好きに生きたい』
『もういや、縛られて生きたくない』
『我慢ばかりして人生終わらない』

 

と、今までの生き方がアラフィフになっても出てくるのです

 

 

アラフィフ不倫にどう立ち向かうのか

 

 

このように、アラフィフ世代の不倫というのは

 

『自分が良ければそれでいい』

 

という、ある意味突き抜けたバカさを持っているのです

 

信賞必罰のスタンスを持つ

 

 

出会い系にハマってイカレ具合を知った夫や妻が、そのアホさを見て

 

『もう何もできない、お手上げ』

 

と、煽られていてはいけないのです

 

アラフィフ世代というのは、アホさや強さも持っていますが、その分怒りを買うと
シュンとするところもあります

 

やはり、親や学校の先生には厳しく育てられている世代でもありますから、叱られる
事も体に染みついています

 

それを不倫で止める人間がいないという状況では、好き勝手に続けるだけになります

 

要は

 

‘ダメなものはダメ‘

 

を言われると弱いのです

 

そういう、

 

信賞必罰’

 

のスタンスを出さなければ、特にこういうアラフィフ世代の不倫には効かないのです

 

私も数多くのアラフィフ不倫を見てきていますが、やはり最後には

 

『バカな事をしていた、調子に乗っていた』

 

という思いをさせなければ、その状況は変わらないのです

 

そこに被害者が気後れしていてはできませんし、諦めては本当に舐めてくるのも
このアラフィフ世代の特徴です

 

バカになるのも反省するのも両極端で、そこには

 

半端なモノ’

 

ではどうにもならないのです

 

そういうアラフィフ世代の不倫に、しっかりと腹を決めて対処するために、その生き方
や心理を読んでアドバイスを送るのです

 

 

『これをやらなければ変わらないですよ』
『ここまでやらなければ意味がないですよ』

 

という基準を伝える事で、その対処が理解できてきます

 

しぶとさに根負けしない

 

 

アラフィフ世代の不倫は、ややこしいというか開き直っているケースも少なく
ありません

 

しかし

 

三つ子の魂百まで’

 

ということわざのように、どこかで道を外すといけないという事も習性として持って
いるのです

 

その習性に反応するまで、こちらも根負けしてはいけないのです

 

アラフィフ世代は一言で言えば、

 

’たくましさ

 


があるのです

 

不倫するのに、たくましさというものは当てはまりませんが、少なくともふてぶてしさ
を持っているのは確かです

 

そういう状況に対処するためにも、こちらももっと強さを付ける事が大事です

 

アラフィフ世代のブス女の不倫には太々しさと、もろさが共存するのです

 

 

不貞証拠をできる限り確保する

 

 

そういう待ちの姿勢から、できる限り夫の動きを捉える事が大事です

 

1.夫の持ち物は常にチェックする

 

夫の財布、カバン、スマホ等からの情報はできる限りチェックすべきです

 

こういう時には、夫も妻を弱らせていると油断していて頭が働いていなくて、少しガード
が下がっている事もあります

 

そういう時に相手のブス女の素性や証拠を調べるアクションを取るべきです

 

交通系ICカードの乗降履歴から、またブス女に会いに行っている形跡が出てきたり、
LINEではなく他のアプリでやり取りしているのを発見する事もあります

 

それも、夫が寝ていたり入浴中等の隙を狙って調べる事になりますが、しっかりと

 

『これをやらなければ真実はわからないまま』

 

という信念を持つ事です

 

2.夫の動きを記録する

 

 

何かと、夫の動きが気にはなっていても、頭の中の記憶だけでは曖昧になってしまい
時系列に思い出せない事になります

 

そういう事も含めて、しっかりと日記やメモを付けるクセを付けておく事が大事です

 

帰宅時間や、何か

 

‘あれ?‘

 

と思った事などを、しっかりと記録しておくと、後々調べた事を見返すとつながる
事象が出てきます

 

また、人によっては、夫との会話をできる限りレコーダーに録音する事もあります

 

もちろん、夫には何も言わないで録るのです

 

普段の何気ない会話の中で、違和感を覚える事もありますので、習慣化する事も考えて
おくべきです

 

また、音声ファイルのバックアップをUSB等に録っておく事も忘れないでやるべきです

 

3.ブス女の素性も把握する

 

夫の事もさる事ながら、やはり相手のブス女の事をさらに知る必要があります

 

ブス女によっては、SNSで様々な事を発信しているケースも少なくありません

 

しかし、夫を詰めると途端にそれらのコンテンツを非公開や限定公開、削除にする事
が非常に多いのです

 

そうなる前に、できる限りブス女のSNSの情報を、写メに撮っておく事が大事です

 

結構無防備に、いろいろな情報をあげている事もありますので、そこから住んでいる
場所や家族の事等も把握できる可能性が出てきます

 

もちろん、普通に公開しているのであれば、プライバシーの侵害には当たりません

 

また、そもそも不倫をしている加害者はブス女の方ですから、被害者の妻がブス女に
ついて知る事は当然の権利でもあります

 

 

不倫に対処する準備をする

 

 

先ほど言いましたように、夫に不倫をやめるように言っても、単純に妻のせいに
するだけです

 

そして、そこから

 

『もう騙されない、絶対に許さない』

 

という気持ちになって、証拠も掴んだとします

 

そこからどうすればいいのか

 

それは、やはりこの舐めている二人に対して、しっかりと納得する行動が必要です

 

不倫という、周りの多くの人に迷惑や不安をかけている悪事を働いているのです

 

しかも、妻としてやめるように言った後でも、続けているようであれば

 

『それなりの覚悟があってやっているという事、私もそのつもりで戦う』

 

という思いになるのが当然です

 

1.不倫をやめないという事であきらめてはいけない

 

そのためにも、このバカ二人に対して、気持ちで負けてはいけません

 

よくあるのが

 

『ここまで言ってやめないのであれば、私が諦めた方がいいのかも』 

 

と、根負けするケースです

 

しかし、それではバカ二人の思う壺ですし、それを狙っているわけです

 

『これでも奥さん何か言ってくるのかしら』
『俺たちは、二人でいれば大丈夫』
『見つかっても何とかなる』

 

という開き直りです

 

そこに、妻一人で戦っても、気持ちも折れてしまうのです

 

そうならないように、カウンセリングの中で、気持ちを強く持って戦うアドバイス
をしているのです

 

『あなたの子供さんがこの事実をどう思いますか、母親が強くならなければ』
『ご両親やご兄弟も見守ってくれているでしょう、負けてはいけない』
『そもそも悪人の二人でス、まっとうな人生のあなたが弱ってはいけない』

 

というお話をすると、相談者の表情も変わってきます

 

2.相談者を世の中が味方している

 

また、カウンセリングの中では多くの相談者を交流してもらっています

 

その、相談者を紹介する事で

 

『私の事をこんなにわかってくれる人がいるなんて』
『私より大変な人がいる、それでも頑張っているんだから負けない』
『世の中が味方になってくれた気分、この二人が孤立しているんだ』

 

という、勇気と元気だけではなく、知恵や工夫を好感してもらっています

 

自分と同じ立場の人と直後話すと、本当に孤独だった自分から解放されるのです

 

不倫の具体的対処とは

 

 

そして、いろいろ準備が整った後には、いよいよこの不倫という悪事に対処する事に
なります

 

慰謝料請求をする

 

 

そこにまず頭に思い浮かぶのは、確保した証拠を元にした慰謝料請求をする事です

 

それは日本の法律で、被害者の妻に与えられている権利です

 

やはり、大人が悪い事をすると、ただの謝罪では終わらないのです

 

何でも損害賠償が発生します

 

つまり、お金です

 

ただ、慰謝料請求はあくまでも

 

‘過去の苦痛の代償‘

 

でしかありませんし、苦痛をお金というモノにむりくり変換するという事です

 

1.弁護士を使って慰謝料をするとどうなるか

 

 

しかも、弁護士を使ってやると、正直

 

『本当に請求できるのはたったこれだけなの?』

 

という金額です

 

弁護士がよく口にする

 

‘相場‘

 

というモノで、決まるところがあります

 

離婚をしないでの弁護士の慰謝料請求の相場は、イメージ的に数十万~150万位です

 

正直、その不倫一つ一つで全く苦痛の度合いは違うわけですから、株式相場のような
概念で捉えている事が大きな違和感です

 

また、弁護士の着手金や成功報酬なども、取れる慰謝料からするとかなり高額です

 

大体、一般的に弁護士の着手金が15万~30万で成功報酬が取れた金額の18~20%位を
設定し、諸々の事務手数料で数万かかりますから、仮に100万取っても、半分くらいは
弁護士に払う事になります

 

また、弁護士との相性も大きなハードルになります

 

最初は、一緒に頑張りましょうと言っていても、着手金を払うと、途端に連絡が散れなく
なって、本当に事務的に進めるだけのケースが多いのです

 

一緒に頑張りましょうと言った言葉に、裏切られたという思いをもってカウンセリングに
来る方も少なくありません

 

2.自分で慰謝料請求をする

 

では、弁護士を使わないで慰謝料請求ができるのかという事になりますが、もちろん
可能です

 

なぜなら、慰謝料請求は弁護士を介してしかできないという法律はないのです

 

 

そういう意味でも、私の相談者には弁護士を使わないで、自分の考える金額で自分自身
で請求をするようにお勧めします

 

もちろん、

 

『法律の事は何もよくわからないから不安』
『何かおかしな事にならないのか』
『自分でどこまでできるのだろうか』

 

という不安を持つのも当然です

 

しかし、実際に法律の事をよくわからない私の数多くの相談者が、自分で慰謝料請求を
している現実があります

 

カウンセリングの中で請求のいろいろなアドバイスをする事で、相談者自身も

 

『よしやってやる、自分でやる』

 

という気持ちになっていくからです

 

その中では、自分の言葉でしっかりと直接ブス女に対峙できる事が大きいのです

 

もちろん、その方法や準備などをカウンセリングの中で、しっかりとご説明して

 

『ブス女に私から直接請求する、その方が納得する』

 

という思いを持ってもらっているのです

 

ブス女や夫の関係者に不倫の実態を伝える

 

先ほどの慰謝料請求というのは、あくまでもお金を請求する権利に過ぎません

 

それを行使したからと言って、相談者の気が晴れるわけではありません

 

それは数多くの相談者に共通している心理です

 

そういう相談者に、

 

『このバカ二人の関係者に、この悪事を伝える事も必要です』

 

というアドバイスを送ります

 

ブス女や夫の親や兄弟もそうですし、場合によっては職場にも伝える事もあるのです

 

それは、芸能人や有名人の不倫でも明らかですが、週刊誌で世の中に知れ渡るとその
不倫がピタリと終わります

 

逆に世の中に知られなければ、いつまでもこのアホな関係が続いているのです

 

それ位、不倫の終焉を迎えるにはバカ二人にとって嫌な

 

‘人の目に晒す‘

 

という事が必要なアクションになります

 

それもカウンセリングの中で、作戦を立てて実際に関係者にこの実態を伝えていくと
相談者の強い気持ちが戻ってきますし、このバカ二人の関係もかなり壊れる可能性が
高くなるのです

 

夫に子供に謝罪をさせる

 

 

夫についても、子供にもこの実態を伝えて家族としてあり得ないという事を認識を
持ってらう事も少なくありません

 

夫にとって、子供の怒りや感情はこの上なくきついモノです

 

子供さんは、大好きな父親でも、倫理観や道徳観から、

 

『ダメなものはダメ、それが父親ならなおさら』

 

という思いが出てきます

 

言葉も本当に鋭く、聞いていてもっともという事ばかりです

 

その時の父親の情けない姿を、現実から逃げずにいる子供さんの強さを見る事も大きな
意味があるのです

 

カウンセリングの中では、ブス女の親や職場や夫にどういう言葉で言うのか、またその
準備やタイミングなども、シミレーションをして具体的にアドバイスしています

 

また子供さんに伝えるタイミングや言葉についても、そのそれぞれの性格や年齢を考え
アドバイスを送っているのです

 

 

夫婦の関係性を見直す

 

 

そして夫婦については、それまでの関係性から

 

『舐められない私を作る、夫に依存していてはいけない』

 

という思いを強くします

 

もちろん、離婚も一つの考えですが、それは離婚したいときにすればいいのです

 

まずは、自分が強くなって夫婦をどれだけコントロールできるかをやってみるのです

 

そのコントロールの仕方も、カウンセリングの中で具体的にアドバイスるのです

 

 

まとめ

 

 

このように、アラフィフで不倫する夫は正直珍しくありませんし、それを逆に利用
する実態を説明しました

 

そこから、どういう対処をしていくべきなのかは、やはり先読みをしながら行動する
事が非常に重要です

 

やはり騙されている事で、悩みや苦しみが大きく出ます

 

そこに、いろいろ勇気を持ってブス女へ慰謝料請求する事も一つの権利です

 

しかし、それはあくまでも夫婦をどう考えて行くか、自分をどう立て直していくかの
手段でしかありません

 

そういう考え方や進め方を、カウンセリングの中でしっかりと理解してもらうと

 

『この苦しみが自分を強く成長させた』

 

という転機になります

 

カウンセリングの中で、不倫をただやめさせたいから、自分の成長の宿題に変える事で、
人生観が変わっていくのです

 

不倫(浮気)は犯罪ではなくても心の殺人、被害者妻が納得する対処とは

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。