公開日 2016年7月20日 最終更新日 2021年3月9日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者の顔を見ていますと
何に悩んでいるのかさえもよくわからなくなっている事がよくわかります
相談者の口から出るのは要約すると
『夫がいなければやっていけない』
という事です
夫がいない人生なんて考えられない、私一人でどうすればいいのという思いが全面に出て
いるわけです
もちろん、悔しさや憎さも混在しますが、とにかく幸せだった頃の夫婦や家族を取り戻し
たいという一心です
しかし、私から見ると相談者が元気になるのは
‘夫が元に戻る事‘
ではありません
その証拠に、私の相談者はカウンセリングを受けてアドバイスを実行していくうちに
『夫の事はどうでもいいです』
『今日そう言えば家に居ました』
『最近私に媚びを売ってきます』
『一緒に居なくても全然かまわないんですけど寄ってくるんです』
と、夫の事を迷惑そうに言います
その相談者も当初は、
『夫がいなければ自分では何もできません』
と言っていたわけです
その変貌ぶりは私でなくても驚くはずです
では、なぜこんなにも変わったのか
それは
‘自分が楽になったから‘
です
夫の不倫が発覚した当初は、わけがわからないまま苦しくて苦しくて仕方がないわけです
その原因は、目の前にいる夫が自分から心が離れて言っていると思うからです
しかし、カウンセリングで夫の陰にいる不倫ブス女に対して行動を起こすと、夫は慌てて
『女は関係ない、オレを責めろよ』
『俺とお前の問題だ、二人で話せばいい事だろう』
とうろたえる姿を見て
『結局うちのバカ旦那も女とやりたかっただけ、しかもこんな汚らしい女と』
という真実を知るのです
すると、自分が悩んでいた原因の正体が夫ではなく不倫ブス女の執念という事がわかり
そこにキッチリとケジメをつける行動を起こすと自分が急に楽になるわけです
すると、夫に対して
『あなたがいなければ私は生きていけない』
位に思っていた自分を恥ずかしくなるのです
自分が冷静になるのも全て真実を知って行動を起こしたからこそで、その時自分を自分で
楽にしているのです
そこに、変貌ぶりの理由があるわけです
決して夫が昔のように優しく仲のいい姿でなくてもいい、むしろ不倫しいる夫に対して
そんな感情は起こらないのです
自分が強くなって楽になっていく事こそが一番望んでいた事です
それを実現した時に初めてわかるわけで、そこに到達するまでがわからないのです
だからこそ、カウンセリングでアドバイスを信じて実行してもらった人がその理由を知る
のです
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