夫の不倫に悩む相談者に必要なのは〔心の理解〕以上に【行動アドバイス】

気持ちより行動アドバイス

公開日 2017年3月26日 最終更新日 2021年5月17日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者にとって
当然ながら家族や友人などとの人間関係があるわけですが、夫の不倫が発覚
しますと、その関係は意識的に距離を取る心理が働きがちです

 

夫の不倫をママ友や学生時代の友人にはなかなか話せない心理

 

 

親兄弟には多少話せる方もいますが、ママ友や学生時代の友人にはなかなか
話ができないのです

  • 『友人にはとてもじゃないけど言えません』
  • 『こんな事が周りに知れたら大変な事になります』
  • 『誰にも言えないという思いしかありませんでした』

 

というのが相談者の偽らざる心境です

しかし、その状況ではもちろん孤独が募りますから、相談者の言えないという

心理が強くなればなるほど、どんどん弱ってしまうわけです

周りに言うと広まるとか自分の心に留めなければという被害妄想

なぜなら、そこにはママ友に言えば
‘噂を広められてしまう‘
という恐怖感と、
‘自分の心に留めていなければいけない‘
苦しさが同居しているからです

かたや、夫はと言えば、妻である相談者を見て
  • 『こいつが暴れなければ大丈夫』
  • 『知られなければいい、俺の好き勝手にできる』
  • 『とにかくおとなしくさせるしかない』

 

という自分都合の理屈しかないのです

不倫は夫の裏でブス女が強く引っ張っている実態


その裏には、不倫ブス女が強く引っ張っている実態があるのです
  • 『奥さんはどうでもいいじゃない、私がいるでしょう』
  • 『何があっても私はあなたを信じているから、待っているから』

 

など、どっちが妻なのかわからないようなふてぶてしさでいるのです

それを夫も
  • 『俺には俺を大事にしてくれている女がいる』
  • 『妻はおれが夫じゃなくてもいい』

 

と、ブス女の言葉に対して、
‘性欲を満たしてもらっている弱み‘
‘バカな男気‘
を見せているので、安易に従っているのです

世の中に起こっている馬鹿な大人の二人を知らしめる

その実態に妻である相談者が、誰にも言えないと考えるのはおかしいわけです
むしろ、世の中に起こっている馬鹿な大人の二人を知らしめる位の毅然とした
態度が必要なのです
相談者にとって大事なのは、その知らしめるためには誰に相談するかという
事です
ママ友でもこの状況に道徳観をもって協力してくれる人であれば、相談しても
いいのです

シャバの人には話せません言ってもわからないですから


しかしそういう人はなかなかいませんので、相談者をある意味詳しく知らない

第三者に相談する方が、相談者自身の気持ちも楽なのです
私の相談者がよく
『シャバの人には話せません、言ってもわからないですから』

と、相談者の仲間同士で話している分、夫の不倫を経験していないママ友と
話しをしても、お互いにかみ合わない事をよくわかっているのです

自分を理解してくれる人、具体的な行動を示してくれる人との接触が大事

それ位、自分の苦しみを理解してくれる人でなければ、余計に自分も相手も
苦しさが増えるわけです
相談者にとって大事な事は、自分を理解してくれる人、具体的な行動を示して
くれる人との接触です

もちろん、最後は自分で判断する事ですが、人生や夫婦の進め方や選択肢を

提示してもらい、それを選択できる環境に身を置く事です
私はその選択肢をカウンセリングで相談者に出す事で、どこか見当違いな所で
迷っている人生を絶対にやめてもらう、その信念を以てお話しするのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。