不倫脳夫とブス女に不信感ではなく憎しみが出て本当の自分

不倫には怒りと憎しみを出す

公開日 2018年3月29日 最終更新日 2021年2月16日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者にとって夫と
いう人物に
対してどういう感覚があるのか
それは、不信感の前に不思議とかあり得ないというものです

『こんな事をするなんて信じられない』
『ウソでしょう、そんなはずはない』
『何でこんな事をするのか理解できない』

という、まさに今までの世の中で見た事がないものを見た心境です
多くの相談者は初めて経験する事ですから当然と言えば当然の話で、右往左往する
方が先に
出ます

夫はと言えば、妻にバレていないと思っていてもいつも一緒にいるわけですから、
違和感を
かなり出している自分をわかっていません
そこに妻は徐々に不思議と共に不信感を持ち始めます

『俺は何もやっていない、お前の気のせいだ』
『何を言っているのかよくわからない』
『そんな事を俺がするはずないだろう』

という態度を出す夫に

『じゃあ、このカバンの中のラブホのカードは何よ』
『ラインであり得ない会話しているじゃない』
『土曜出勤なんてそんなに多いはずない』

と、うそや言い訳をする夫に対して不信感が募るのです
その不思議や不信感の状況でカウンセリングに来る方が殆どです

『夫の事は信じたいけどここまでくると信じれませんが、この後どうすればいい
のかが
わからなくて』
『夫と修復したいのですが、どうすればいいでしょうか』
『夫の不倫は私が優しくなかったからだと思います』

という思いが出ます

しかし、その中ではどうしても自分ができる事は夫の内輪の範囲です
なぜなら、不思議と不信感という思いではそれを消したいだけの思いです
それを消してくれるのは夫という考えですから、夫をどうにかできないかという
思いで
カウンセリングに来るのです

その相談者の不思議や不信感も大事ですが、そこからブス女を登場させる事で
その上の
憎いという感覚を引き出すのです
相談者はその憎いという感覚は正直持ちたくないという思いです

しかし、よく考えてみれば夫とブス女のやっている事は多くの人に迷惑をかけて
いるのです

その中には子供も大きな不安を抱えているわけです
そこにただ

‘不倫をやめてくれればいい‘

という思いだけでは、このバカな二人は全然応えません
受けた苦痛は自分だけではないと思えば、相談者も否が応でも憎さや怒りが出て
きます

それは、一度火が点けば出したくなかった感情ではなく

‘出さなければいけない感情‘
‘止められない感情‘

です
そうなると、不思議や不信感で留まっていてはいけないと気付くのです
そこから自分の行動は怒りや憎しみを軸に出るのです
それを出し切った後で、夫婦をどうするかを考えるのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。