夫の不倫は〔あり得ない〕という相談者の思考をぶち壊すのが木村泰之

‘夫を信じる‘を壊すのがカウンセリング

公開日 2018年6月5日 最終更新日 2021年10月24日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者の今までの人生を
お伺いしますと、それ程数奇に満ちたわけではなく、ごく普通の生活を歩んできた方が
殆どです

 

結婚の理由は私を一番と言ってくれている

 

 

そもそも夫と結婚した大きな理由は

 

  • 『この人とならやっていけるはず』
  • 『私の事を大事にしてくれると確信がある』
  • 『いつも一緒にいて楽、安心できる』
  • 『私を一番と言ってくれている』

 

というような、夫の意思表示や自分が受ける感覚があるからです

 

そういう根拠というか自信のある中でスタートしている結婚ですから、そうおかしい
夫婦になるわけはないのです

 

しかし、それはあくまでも結婚当初の話しです

 

時間も経過すれば夫も自分も変化するのは当然

 

 

そこから時間も経過すれば夫も自分も変化するのは当然ですが、その変化にはなかなか
気付かない

 

なぜなら、

 

`特段困っていない`

 

現実があるからです

 

その中では、多くの事があまり問題なく進んでいるという意識があるのです

 

しかし、現実は夫も自分も変化を知らず知らずのうちに見過ごしているので問題を問題
気付かないままです

 

夫婦はマンネリ妻は俺が外で何かをしても気付かないはず

 

 

  • 『夫婦はマンネリ、妻は俺が外で何かをしても気付かないはず』
  • 『俺が何をしても大丈夫、夫婦は続けているだけでいい』
  • 『俺が離婚と言えば何も言えないはず』

 

 

と、いつしか夫婦を舐めている夫、その夫をいつまでも信じ込む妻という組み合わせの
夫婦になります

 

そこに頭の中にあるのは結婚当初の過去の夫婦のイメージです

 

『あなたがそんな事するなんてあり得ない』

 

というあなたは遠い過去の夫です

 

妻の知らない夫が大きくなっていても、いつまでも固定観念で夫を捉えています

 

リビングで見て聞いて話している夫はごく一部の夫

 

 

逆に言えば

 

  • 『俺を信じ込んでいる、あいつは俺を信じている』
  • 『俺がうまく隠せば大丈夫』

 

というヨコシマな思いで外でブス女と密会を重ねているのです

 

そのいびつになっている夫婦を矯正するには、自分を含めた

 

`人は変わる`

 

という現実をしっかりと頭に入れる事です

 

リビングで見て聞いて話している夫はごく一部の夫です

 

カウンセリングで夫の動きを私とシミレーションする

 

 

その現実を受け入れるためには、自分が見ていない時間の夫をイメージする力をつける
のです

 

そのためにも、カウンセリングで夫の動きを私とシミレーションする

 

相談者の

 

‘あり得ない‘

 

をぶち壊すのが私のミッションなのです

 

自分では聞きたくない夫を私の方で現実を見据えて伝える

 

 

『あなたのイメージする夫はいないのです、今の夫はあなたを敵と見なしています』

 

という、自分では聞きたくない夫を私の方で現実を見据えて伝えるのです

 

『そうですよね、私が甘かったです』

 

という言葉が出た時にこそ、夫の小芝居に引っかかる自分はもういないと決意するのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。