公開日 2014年12月3日 最終更新日 2017年9月2日
夫婦カウンセラー木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接して
いますが、カウンセラーとして相談者をどう見ているか
が非常に大事です
単に
‘夫の浮気や暴力、借金で困っているので助けてあげたい‘
では、足りないのです
なぜなら、そういう問題は一回で終わるかどうかは
誰もわからない
いや、相談者自身が一番そう思っています
そうなると、問題が起こるたびに相談に来なければ
いけないのか、という事になります
それでは、意味がないわけではありませんが、根本的
に何も変わらないのです
その相談者に万が一同じような問題が起きても、自力
で状況を好転させる力をつけてもらう事が大事です
そのためにも、起っている問題ではなく、相談者の
人間性を見る事が非常に重要です
相談者自身にも、夫の浮気で人生が全ておかしくなる
というバカな話はない、と思ってもらう必要があります
そのためには、問題そのものだけを聞いても相談者の
背景はわからない
相談者の思考のクセや強いところと弱いところ、人に
どういう対応をするのか、誰に影響を受けて生きてきた
かなど、よくよく聞いてこそ初めてわわります
そういう事から、その相談者が今後同じような問題に
直面しても対処できる考えや行動を身につけてもらう
のです
相談者からしても、発生した問題をカウンセラーの言う
通りにだけ動いて、仮に一旦収まったとしても何の自信
にもつながらない
自分でできる事を伸長させてこそ、
‘問題がまた起っても私は何とか対応できるはず‘
と思えるのです
カウンセラーは言うなれば、心のトレーナです
選手である相談者が、家庭で夫婦でできなければ意味
がないわけです
その知恵袋になってあげてこそ、カウンセリングの意味が
あるのです
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