離婚は自分の権利でしかない周りから勧められてする事ではない

離婚は‘自分の権利‘でしかない

公開日 2018年6月23日 最終更新日 2020年12月31日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者が陥る苦しみ
なかなか常人には理解してもらえないという心境が続きます

『誰かに相談なんてできない、何を言われるかわからない』
『友達に話したら、もう離婚したらと勧められた』
『あなたが苦しむのはおかしい、もうあきらめた方がいいと言われて』

というように、結局は離婚を促されるという予測がつくからです

つまり、相談者自身は離婚というのは全然と言っていいほど望んでいないという
事です

それは当然の事で、何も悪くない相談者がいきなり離婚をするなんてそれまでの
生活と
あまりにもギャップのある人生になるわけです

それを周りはわからないのです
いや、わかっていても相談者の話は他人事ですから結局は苦しむ姿を見たくない
から
離婚を勧める事になるのです

それを言われる相談者も、話を聞いてもらった立場ですので強く言い返せない
ですし、

『ひょっとして離婚した方がいいのかも』
『もう離婚しかないのかな』
『離婚を勧められる人の話を聞いた方が楽かも』

と、周りの意見に感化される自分も出てきます
しかし、そのまま離婚してもその後の人生が想像できないのです
そこに離婚という現実は受け入れる事が出来ないと感じるのです

そういう相談者の心理はよくわかります
よくわかるからこそ、カウンセリングの中で

‘離婚は離婚したい時にする‘

というお話をします
つまり、離婚は周りに勧められるものではなく、自分がしたくなった時にする
だけです

言い方を換えれば、離婚は自分の権利でしかないという事です
その自分の権利を他人にどうするかと聞くからおかしくなるのです

夫の事は何を言っても自分の意思で一緒になった関係です
離婚は結婚と同じで、自分が周りにとやかく言われてする事ではない
周りから反対されても結婚した方もいるわけです

周りから離婚しろとかするなと言われてする事ではない
下手に聞くから周りも

『苦しんでいるのであれば、楽にしてあげる事を言ってあげよう』

という思いで言うだけです
つまり、離婚を勧められるのは苦しい顔をして聞く自分が原因です
夫の不倫が苦しいのはよくわかります
しかし、それ周りに聞いても言われた多くの人は助けてあげる術を持たない
わけですから
離婚を言ってあげるのがいいという事になるのです

夫の不倫に対処するのは、やはりそういう経験をしている人なら、いくら弱音
を吐いても
離婚を言う事はありません
なぜなら、離婚が楽になる事ではないとわかっているからです

離婚を権利とわかっている人に話をする事が大事なのです
私の数多くの相談者が交流していると、離婚を大事な権利という事を口にします

『いつか離婚届を私の方から叩きつける』
『私のいい条件でいいタイミングで離婚する、それを私が決める』
『私にとって離婚は新しい人生を切り開く事、そういう考えに変わった』

という自分の変化を確認します

そこから離婚が、結婚と同じ自分が決める権利として考えるのです
離婚というモノが、夫と別れるというよりも相続の権利や同居の義務などを
放棄したという捉え方にするのです

離婚が負い目でも何でもなく、ある男と一緒に人生を歩んでみたがそこに違和感
や苦しみの方が大きい状態を回避したという、むしろ柔軟に対応したという思考
に変えるのです

そこから自分が夫婦というモノが絶対の関係でも何でもなく、自分がどうするか
を決めるだけの関係と見直すのです

離婚は

‘結婚から離れる‘

だけであって

‘結婚を失う‘

失婚ではないのです
それを自分の中で周りに惑わされずに、しっかりと主体性を持って人生を進む
そういう宿題が出ているのです
それ位の思考を持てば、人生にいろいろな事が降りかかってきても

『モノは考えよう、自分の捉え方を変えるだけ』

という前向きな自分になるのです
それ位、ピンチをチャンスに変えるという習慣をつけるのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。