公開日 2018年7月22日 最終更新日 2021年3月13日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、私にとって夫婦をどう
考えているのかという事をお話しします
相談者にとって、普通は夫婦というのは当たり前の関係であってわざわざ考える関係
ではないわけです
『夫婦といわれても特に考えた事がありません』
『夫の不倫が出て、初めて夫婦がもろいものと知りました』
『夫にはこんな一面があると知って、夫婦ってなんなんだろうと考えます』
という言葉がでてきます
その中では、結婚して以来夫婦はもう再集計とは言いませんが殆ど変化するものでは
ない位の感覚があります
しかし、
『俺たちはもうとっくの昔に終わっている』
『夫婦を続ける意味がない、お前も諦めてくれ』
『早く関係を終わりにしよう、時間の無駄だ』
『離婚届を書いたか、何で書かないんだ』
と、まるで仕事の始末書を書かせるかのような夫の態度に唖然としてしまいます
そこから夫婦をどう考えていくのか
そもそも夫婦には決まり事なんてありません
だから夫も言いたい事を言いますし、自分だって言う時は言うはずです
言葉のやり取りは、すれ違いやいざこざでいくらでもきつくなってもおかしくない
のです
もちろんそういう事を言い合えるから夫婦とも言えますが、相談者の心理には
『こんな事を言われたらもう夫婦は無理かも』
と考えてしまいます
しかし、夫婦は言葉で一喜一憂していてはいけない関係です
なぜなら、夫は夫婦に対して真剣な言葉を持っていないのです
妻と比べて言葉は稚拙ですし、コロコロ変わるのは珍しい話ではありません
不倫が出る前は特に深刻な状態ではありませんから、夫婦の会話もある程度の範疇で
やり取りしています
そこに不倫なんていう夫の気持ちを無駄に高揚させている事象が起これば、その言葉
が強くなったり、暴力的にいくらでも変化します
それを聞いて妻が驚いていている場合ではないのです
『この人の言葉で私が右往左往していてはいけない』
『夫婦を言葉で図っていてはいけない』
という思いを持つのです
夫婦を言葉で関係を保つのではなく、その行動や実態で作るのです
夫婦に嘘もあれば、ごまかしや脅しもあるのが前提です
その中で、自分が確信を持てる実態を掴んで夫婦を作る意識を持つのです
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