相談者の表情に力がみなぎるように変えるのがカウンセリング

相談者に力を与えるのがカウンセリング

公開日 2018年9月14日 最終更新日 2021年2月8日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者が前向きになる
ためにアドバイスを送るわけですが、そのポイントは相談者の表情が変わる事が一番
のサインです

『話を聞いてやっと自分の中で力が湧いてきました』
『そんな事もやっていいいのですね、やってはいけないと思っていました』
『ここで話を聞いてもらって、本当にやる気が出てきました』
『私がやりたい事がこのブログやカウンセリングでわかりました』

というような言葉が出てきます
その思いの中には、それまで自分にしっくりこなかった感覚が

‘ピンポイントで合った‘

という状態です
その思いを持ってもらう事が大事なのです
その思いが出ると相談者の表情は大きく変わります
もちろん口数も変わりますし、その声のトーンも高くなるのです
最初のセッションでも数時間で全然相談者の醸し出す雰囲気は暗いイメージから

『私はこんな性格ではない、もっと明るく生きていた』

という自負がみなぎってくるのです
その相談者の一番の変化が表情であるのは間違いありません
私が見ていても数時間で血色がよくなって、目に力が入ってくるのです

その表情は、若い頃何か自分の好奇心を揺さぶられたような時の顔をしているのです

『自分にできる事があった、これをやらなければ納得なんてない』

という思いです
その思いを持ってもらうスイッチが入った時に、その表情は私にとっては相談者の
意識が変わった一番のターニングポイントです

『この人の一番輝いている顔がこれ、この表情のはず』

とすぐにわかります

その顔を見ればそれまでの暗いイメージは吹き飛びます
そして、相談者の心からの人間性を感じるのです
それは自分の奥底にしまい込んでいた自分の本来の生き方です

それをしっかりと取り戻してもらうのがカウンセリングです
相談者の表情がしっかり変わるまで、私のアドバイスが的確でなければいけないその
思いで日々お話をしているのです

その先には私だけではなく、それまで暗く今にも死にそうな表情の相談者を見ていた
ご両親やお子さんが

『顔つきが変わった、力がみなぎっている』

という事をわかるのです
そうなれば、相談者もネガな思考からプラス思考に変わって周りの協力ももらう自分
になっているのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。