不倫は〔夫とブス女の悪事〕でしかないのに【自分が被害者】の意識が足りない

自分を責める自分をやめる

公開日 2019年1月1日 最終更新日 2021年8月31日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者の人生は
今後どう
なるのかは誰もわからないわけです

 

それはどの方にとっても同じですし、夫の不倫が出ようが出まいが関係ない

 

それがわかっているのです

 

私の人生はこんなはずではなかったのに

 

 

しかし、どうしても夫の不倫で悩むと

 

  • 『私の人生はこんなはずではなかったのに』
  • 『いつからこんなにおかしくなったのだろうか』
  • 『私が何をしたと言うの、教えてほしい』

 

という感覚になります

 

それは突然健康だった自分が、ある時の健康診断で調べたら大病にかかっている事を
知り
茫然自失となっているのと大差はないのです

 

夫の不倫と自分の病気は全然違う

 

 

しかし、夫の不倫と自分の病気は全然違うのです

 

とにかく、その当事者が夫でありブス女というのが不倫です

 

自分の大病は自分の身に起こっているのです

 

それは天と地ほどの差がある事です

 

それをまるで自分に降りかかっている事のように、苦しんでいる

 

何も悪くない自分が悩むのは理不尽極まりない

 

 

当事者の夫とブス女は快楽に浸っている中で、何も悪くない自分が悩むのは理不尽
極まりない事です

 

それが自分の健康や仕事等の悩みであれば、いくらでもエネルギーも時間も使って
当然です

 

しかし、自分が起こしているわけでも何でもない夫とブス女の不倫に

 

`何で私がこんなに悩むのか`

 

という思いがなければおかしいのです

 

夫とブス女がのほほんとしている事はあり得ない

 

 

それを私が、夫と自分を不用意に一体化させているという表現で指摘するのです

 

  • 『夫の悪事にあなたが悩んで、夫とブス女がのほほんとしている事はあり得ない』
  • 『あなたが不倫しているわけではない、夫とブス女が舐めているのですよ』

 

という事をお話ししていく中で

 

  • 『私が悩むなんてバカらしいですよね』
  • 『だんだん怒りが湧いてきました、今まで私は本当に何をしていたのか』

 

と、夫への依存を通り越して夫の悪事のほう助する自分を作っていた事に気付く

 

夫の不倫に夫に成り代わって悩んでいる自分をやめる

 

 

そして、自分が夫の不倫に夫に成り代わって悩んでいる自分をやめるのです

 

『私が悩むと周りの人や世間に申し訳ない、何よりもこのバカ二人の思い通りに
させている事になってしまう』

 

という使命感が出てくるのです

 

そこに多くの相談者が不倫にすべき自分の目的を見つけるのです

 

夫とブス女を別れさせる事だけを考えているのと、このバカ二人を叩くのでは雲泥の差
なのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。