〔不倫ブス女に負けている〕と直視できない弱さが自分の首を絞める

ブス女に負けている自分

公開日 2019年5月25日 最終更新日 2021年10月9日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、私が相談者にお話し
する中で、ほぼほぼ100%驚かれることがあります

 

それは

 

‘ブス女親分で夫が子分‘

 

という不倫の構図です

 

夫は不倫ブス女には本当に馬鹿じゃないかというほど従順

 

 

それは、相談者が全く頭にない現実です

 

それもこれも、夫への異常なまでの崇拝があるからです

 

夫は不倫ブス女には本当に馬鹿じゃないかというほど、従順にしているのです

 

しかし、相談者はそれまで過剰に夫に対して言いなりになっているので

 

‘強い夫‘

 

としか見ていません

 

その夫が不倫していると知れば、夫主導で関係が進んでいると思い込んでいる

 

それが大きな大きな勘違いなのです

 

夫が強く引っ張っていて相手の女は迷惑しているかも

 

 

どの相談者も

 

  • 『夫が強く引っ張っていて、相手の女はひょっとして迷惑しているかも』
  • 『夫がやめようとすれば終わる話なのに、夫だけがやめようとしない』

 

と、お気楽な事を言うのです

 

ごめん俺が悪かったからまた会ってくれ

 

 

現実は

 

  • 『ごめん、俺が悪かったからまた会ってくれ』
  • 『俺がなかなか離婚できないから心配かもしれないけど、もう少し待ってくれ』
  • 『早く一緒になりたい、俺はもうお前しかいない』

 

と、妻が信じ切っていた強い夫はどこにもいないのです

 

それを知りたくないのです

 

しかし、私の相談者に笑顔が戻るのは

 

‘情けない夫‘

 

を知るからです

 

ブス女には勝てないからもうあきらめようという心理

 

 

それを知るには、ブス女の実態を知る事が唯一の方法です

 

  • 『ブス女には負けているかも』
  • 『私はブス女には勝てないから、もうあきらめよう』

 

という心理が働いているのです

 

その心理がアホな夫だけに目を向けて

 

『あなた帰ってきて、私が悪かった』

 

という情けない自分を生んでいるのです

 

悪いブス女に何もできない事が負けている

 

 

それをカウンセリングで強く指摘します

 

  • ブス女を直視しないで夫を変えようとしているのは、ハッキリ言って自分に
    自信がないからです』
  • 『女は女に厳しいはずです、悪いブス女に何もできない事が負けているのです』
  • 『ブス女を視界に入れたくない弱さが、自分をダメにしているのですよ』

 

 

と、相談者が思っている事や想像していない事を言うのです

 

ブス女に絶対に納得する行動を重ねる

 

 

そこから

 

  • 『私は弱い自分でしたけど、ブス女には負けません』
  • 『夫だけを見ているのは、ブス女に負けていると思っていた弱さです』

 

と、本音を吐露するのです

 

そこから、ブス女に絶対に納得する行動を重ねるスタートが始まるのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。