不倫に対するパワーの源は自分で作った【自分の窮屈さからの解放】

自分の窮屈さからの解放

公開日 2019年6月3日 最終更新日 2021年10月9日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、私の中では多くの事を
考えておかなければ相談者へのアドバイスができないという日々です

 

アドバイスにはいろいろな事が心の準備として必要

 

 

相談者からいつ連絡が来るかはわかりませんから、その状況に適切なアドバイスを
するにはいろいろな事が心の準備として必要です

 

それは夫婦の事だけを考えているわけではなく、時事問題や日本の歴史や文化など
様々な情報を得ていなければいけないのです

 

なぜなら、相談者にとって必要なアドバイスと言うのは世の中の思考が元になって
いなければいけないからです

 

今の時代の今の制度や仕組みを元にアドバイスを送る

 

 

例えば

 

  • 『令和で天皇陛下と皇后の関係性は今の夫婦に通づるところがありますよ』
  • 『今の世の中のITにある程度はついていく必要があります』
  • 『日本は不倫に対しての制裁は慰謝料請求という権利の行使です、つまり
    お金を
    払わせる事ですが、メンタル的にはなにも担保していませんからね』

 

 

というように、今の時代の今の制度や仕組みを元にお話しします

 

そこに相談者の思考が、下手すると結婚してすぐの自分や夫のまま止まっている
事に注意の喚起を促すのです

 

  • 『そうですよね、私はこのままでいいはずがありませんよね』
  • 『夫の事をいつまでも過去のイメージでいいはずがありませんよね』
  • 『夫を変えるのではなく自分が変わらなければいけませんよね』

 

と、自分を戒めるような感覚が戻ってきます

 

夫の内輪で生きてきた自分ではいけないと悟る

 

 

それもこれも、夫の内輪で生きてきた自分ではもうやっていけないと悟るからです

 

相談者のパワーはそういう

 

‘自分の窮屈さからの解放‘

 

にあるのです

 

しかし、よく考えてみればその制約を作っているのも自分の頭の中です

 

相談者の人生は相談者自身のもの

 

 

それを考えれば、夫をどうにかしようとしている自分がいかに無駄な事をしている
かをよくよく理解するのです

 

相談者の人生は、相談者自身のものです

 

その人生は夫の妻の前に、世の中の一員という大前提があります

 

それをクリアしておかなければ、誰と結婚しても結局は自分を見失ってしまうのです

 

自分や自分を心配してくれている人のために行動する

 

 

それをカウンセリングでしっかりと認識して、行動に変えてもらうのです

 

相談者の行動は、夫のためや夫婦のためではなく、

 

‘自分や自分を心配してくれている人‘

 

のためなのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。