不貞夫との戦いは〔雇用関係〕のように弱い妻の思考の矯正から

夫の不倫に負ける妻の思考を矯正

公開日 2019年10月26日 最終更新日 2021年9月29日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、不貞夫との戦いに悩んでいる方に接していますが、どうしても相談者は
自分の事を卑下してしまう癖がついています

 

その癖というか習性はどこから来るのか

 

自分を卑下する癖は何事にも従順な自分が元にある

 

 

それは相談者が結婚してからついたものではありません

 

もっと前からの習性なのです

 

それはどういう事かと言えば、

 

‘何事にも従順な性格‘

 

という事です

 

何事と言ってもある条件があります

 

その条件は目上との人間関係において従順という事です

 

例えば親とか恩師や先輩や、上司との関係にはわきまえた立場を出している

 

その中で何か自分に非があったり、ミスをすれば

 

  • 『すみません、私がやりました』
  • 『ごめんなさい、私がミスしました』
  • 『つい気が緩んで、申し訳ありません』

 

というように、相手が目上であれば自動的に出る言葉です

 

もちろん、自分が悪ければ目上でなくても出なければいけない言葉です

 

しかし、目上であればなおさらハッキリと出る言葉であることは間違いない

 

その中では意識もなく、自分のミスや非を謝罪する習性が身に付いている

 

不倫夫に謝罪をしている自分に気付く

 


それと同じように、夫にも謝罪と言うか自分の非を認めているのです

 

しかし不倫している夫に

 

  • 『ごめんなさい、私が悪かった』
  • 『私がダメな奥さんだったのね、本当にバカな私』
  • 『あなたの事をわかっていなかった、至らない奥さんでごめんなさい』

 

というような言葉が出ているのです

 

普通に考えて夫は目上の人ではない事は誰でもわかります

 

しかし、かつて目上の人に出していた従順さを不倫している夫に無防備に出して
いる事に、当の相談者である妻は気付いていません

 

『不倫されて何で私が謝らなければいけないの』

 

という疑問や矛盾が希薄なのです

 

それはなぜか

 

不倫夫を勝手に目上に見ている自分がいる

 

夫を勝手に目上に見ているのです

 

言い換えると、自分が勝手に夫の下に成り下がっているのです

 

結婚した時を境に、対等であるべき関係が徐々に上下関係に移行しているのです

 

その一番の要因を、妻が経済的弱者という事を上げる人は多い

 

それはもちろん一つの大きな要因です

 

経済的に弱いと、夫婦関係が雇用関係のようになってしまうのです

 

そこに目上と言うか、

 

‘会社の上司‘

 

とか

 

‘ボス的な存在‘

 

にしているのです

 

 

世の中には不倫夫と上下関係なっていない妻も数多くいる

 

 

しかし、それを言えば世の中の多くの夫婦がそういう上下関係になってしまいます
が、現実にはそうではない夫婦も数多く存在します

 

それはなぜ上下関係にならないのかと言えば、

 

`妻が与えるものを持っている‘

 

からです

 

要は対等な夫婦というのは、仮にお金を稼ぐのは夫だとしてもそれ以外に精神的な
安心や安定を与えているのは妻というバランスを持っているケースが多いのです

 

 

妻には妻にしかできない事がある

 

 

そういう夫婦は

 

‘自分のできない事を補完してもらっている‘

 

という意識があるのです

 

妻には妻にしかできない事はあるのです

 

ただ単に家を守るとか育児をするではなく、夫に

 

  • ‘アドバイスをしている‘
  • ‘提案をしている‘
  • ‘企画をしている‘

 

シチュエーションを持っているのです

 

そこに大きなポイントがあるのです

 

それもなく夫婦を経済的に守ってもらい、夫の言う事を聞いていてただただ家に
いるという自分では、いつしか上下関係とか雇用関係になってもおかしくない

 

夫は妻に自分にない魅力を感じたから結婚している

 

 

そうではなく、相談者である妻をなぜ夫が結婚相手にしたいと思ったのかを考える
のです

 

  • 『俺にはないモノを持っている』
  • 『いろいろとしっかりしている』
  • 『俺がダメな時にも支えてくれる』

 

という、妻のそれまでの生き方に感じる魅力があったのです

 

要は結婚を勘違いして保険のようにしている自分が、自分の首を絞めているのです

 

夫婦は死ぬまで成長を止めてはいけない事に気付く

 

 

夫も妻も夫婦というのもは、お互いに多くの発見をすべき関係です

 

恋人時代の延長で考えていると、その先に妻に魅力を持たない夫がいるのです

 

夫婦になればさらに

 

  • 『私は止まっていはいけない』
  • 『夫に何かを与える自分にならなければいけない』

 

という信念がいるのです

 

そこをカウンセリングで自分の中に再度スタートさせるのです

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。