上から目線の夫は自己保身しか頭にない威嚇するだけのチキン

上から目線は‘自己保身‘の証拠

公開日 2019年12月24日 最終更新日 2021年1月1日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、上から目線の夫に悩んでいる方に接していますが、どうして
こんな態度を取れるのかという思いが出てきます

『どうせお前は俺に何も言えないだろう』
『俺が何をしてもお前には関係ないだろう』
『俺はお前には関心がない、早く諦めろ』
『もうとっくに終わっている、何をしても無駄だ』

というような夫の言葉が全国で出ています

その言葉に多くの相談者が悩まされています
しかし、その言葉は正直夫自身自分を大きく勘違いしている事をわかっていない
それはどういう事かと言いますと

`不倫している自分を世の中基準`

にしているからです

多くのケースで夫の考えている事は

『見つからなければいい、それが大事』
『妻には隠し通すだけ、絶対に暴かれないようにするしかない』
『こんな事くらい誰でもやっている、俺だけじゃない』

という、とにかく自分で勝手に作りあげた自己保身ルールでしか考えていません
これが会社で上司に

『部下の〇〇君が社内不倫している内通があった、ちょっと様子を探って事情を
聞いてくれ』

という命令を受けたとします

そうすると夫はその部下に

『自分のやっている事がわかっているのか』
『こんな事してどうなるのかわかっているのか』
『多くの人に迷惑をかけるんだぞ』

と、どの口が言うのかという事を平気で言うはずです

それは、

`表向きの自分`

で言っているに過ぎません

その表裏を持つ夫は、急にそうなっているわけではありません
今までも顔を使い分けて生きているわけで、それを会社や家庭や一人の時に臨機応変
に使い分けているのです

それは誰でも持っている事ですが、その不倫という悪事をするのは絶対にあり得ない
というのが普通の感覚です
いろいろな顔がある事に驚くのではなく、この不倫に踏み込んでいる夫に怒りや憎しみ
がいるのです

よく

『私も至らない妻だった、だから夫だけを責められない』
『私の事を言われると、それは言い返せない』

という心境になる相談者もいます

それで夫に言えないのであれば、それはそれなりの夫婦でしかないのです
お互いに至らない事があるのは、直すしかないのです
しかし、それで不倫をしている事が何も等価交換する話しでも何でもない

私は相談者には

『犯罪者は言い訳をします、それが今の夫でしょう』
『人間都合が悪くなるとシラを切るのも不思議ではないでしょう』

という事をお話ししますそれに対して相談者も

『そうですよね、それはわかります』

と返事が来ますが、なかなかそれが自分の夫に重ねる事ができないのです
それをカウンセリングで思考を矯正するのです
そもそも人間は弱い生き物です

それを大きく見せたり、ごまかしながら何とか過ごしている部分は多かれ少なかれ
持っているのです
夫は不倫という誰かに見つかったらとんでもない事になるのをしているのを、頭の中
ではよくよくわかっっています

しかし、一歩踏み入れてブス女がのぼぜ上がってしまうとその勢いに押されて今度は
自分がアタフタしているのです
その夫ができる事は都合の悪い人間を排除する事です

不倫に一番都合の悪いのは妻です
その妻に攻撃的になるのは、

`一番自分が可愛い‘

からに他なりません
その夫をみて

『あなたはそんな人ではない、絶対に戻ってきてくれる』

なんて思っている自分は、夫に全てを預けている主体性のない自分でしかない
今の今、アホな夫を見て現実的に考える相談者は

『こんなバカに翻弄されている自分でいいはずがない』
『上から見るのは夫ではなくこの私』

という信念が生れてくるのです
その時に初めて夫婦は自動的に進まない事を心の底から理解するのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。