夫の不倫で夫婦家族の幸せを神頼みから自分で掴む行動に変える

自分で幸せをつかむ 

公開日 2018年3月18日 最終更新日 2021年2月17日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、何かにつけて人生は思い通りに
行かないという思いが相談者には強くあるのですが、その思いを変える絶好のチャンスという
考え方に変えてもらうのがカウンセリングです

そもそも人生を都合よく自分の思い通りとは行かなくても、大過なく過ごせる、普通に生きて
いける位の感覚がどこかにあります

『私は特別いい暮らしを望んでいるわけではないけど、それなりに普通だと思う』
『贅沢は言わないけど、今の生活ができればいい』
『とにかく皆が健康に暮らせればいい』

というような思いは、初詣の時にお祈りしているはずです

しかし、その家族や夫婦の幸せはまさしく神頼みのようなものです
夫の不倫が起こると吹き飛んでしまうわけです
その家族や夫婦の幸せをどう考えるのか

それは

`世の中の事を知る`

事で大きく変わっていくのです

今まで知っている事や経験した事では夫の不倫には対処できないわけで、そこから自分に
足りない知識や見聞を拡める事が絶対必要です
しかし、その未知の知識や経験を重ねる事は多くの方が不安でしかないわけです

そこをカウンセリングで少しずつ変えていくと、一月もするとかなり相談者の心理に余裕が
出て来るのです
私の話しや先輩相談者の実話を聞いているうちに

『私は何もわかっていなかった、夫婦は自動的に進むと思い込んでいた』
『知らない事が世の中にはたくさんあるんだ、わかっている事なんてほんのわずかだったんだ』

という事を知ります

普通と思っていた事が実は恵まれている事だったり、ひどいと思っていた事がそれほどでもない
という事を知るのです
その視野の拡がりが自分の人生観を大きく変えていくのです

じっと同じところに同じ思考で生きていた自分がわかると、

『ここに留まっているから夫とブス女に舐められるのか』

と心からわかります
もちろん、そこにとどまりたいという人はそれでかまいません
しかし、新しい知識や視野を拡げた自分は、それまでと違って自分に大きな期待を持てるのです
その自分の期待をそのままにするのか、大きくするのかは自分次第です

私の相談者が心から笑顔になるのは、夫が戻るという事よりも自分への人生の期待を自分で作る
からこそなのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。