不倫の悩みの元は〔夫の豹変した姿〕ではなく〔勝手に弱る自分〕でしかない

勝手に弱る自分に喝

公開日 2020年7月25日 最終更新日 2022年6月6日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

夫の不倫に悩む相談者にとって、何が一番自分を苦しめているのかを説明する
わけですが、相談者が思っている事と私が言う苦しめているものは全く違う
のです

 

 

相談者が感じる苦しみの源は豹変した夫

 

 

何がどう違うというのかと言えば、その苦しみの対象が

 

`どこにあるのか`

 

という事です

 

相談者が、感じる苦しみの源は

 

`豹変した夫`

 

に尽きるのです

 

相談者は全く変わり果てた夫を見て

 

  • 『何でこんな事が起こるの』
  • 『私の知っているあなたはどこに行ったの』
  • 『私を苦しめないで』

 

という苦しみから、心療内科に通ったり体重が10kgも落ちたりするのです

 

それはもちろん自分が本能的に感じる事ですから、苦しみの元が夫という事は
ウソではありません

 

しかし、夫が豹変したという事はあくまで現象に過ぎません

 

 

原因は勝手に弱る自分にある

 

 

現象という事は原因があるわけです

 

その原因が、実は

 

‘勝手に弱る自分‘

 

にあるのです

 

それはどういう事なのか

 

例えるならば

 

『私、球技は苦手なの、ちっともできないから嫌い』

 

という事と似ています

 

球技ができないという事象に、その球技自体を否定している自分がいます

 

しかし、それは自分の頭の中で受け入れない司令を出しているのです

 

誰でも最初からうまくできる事はそうそうないわけですが、頭の中で

 

『私には到底無理』

 

と、過剰に嫌うとその球技そのものにネガな意識を持つわけです

 

そこから、ひょんな事でその球技ができるようになると

 

『あれだけ嫌いだったのに、今では好きになっている』

 

となるのは、自分の頭の中でネガからポジティブに変えているのです

 

いつもお話しするのはモノは考えよう

 

 

もちろん不倫と球技を嫌う事は全く違いますが、それは自分の捉え方で変わる
という事においては同じです

 

私が相談者にいつもお話しするのは、

 

‘モノは考えよう‘

 

という事です

 

その考えるのは自分でしかありません

 

その証拠に、私の数多くの相談者が最初あれだけ苦しい顔をしていたのが

 

  • 『夫が勝手にやっている事です、私は何も悪くない』
  • 『夫がいかにあほなのかをわかってきました、バカらしくなってきました』

 

という言葉が出てきます

 

不安にしていたのも自分で、吹っ切れ感を出すのも自分という事に気付くのです

 

弱い自分が一番の敵、自分次第で変わっていく

 

 

それは夫の不倫と言わず、今後の人生のどういう不安でも同じ事です

 

もちろん、それを常にすぐに切り替えられる事はなくても

 

‘思考の習性‘

 

が身に付けば、時間がかかっても

 

『弱い自分が一番の敵、自分次第で変わっていく』

 

という事を行動にするのです

 

それを理解してもらう事が、木村泰之のカウンセリングなのです

 

カウンセリングの中では、

 

‘夫を変えたい自分‘

 

を、いかに

 

‘自分を変える自分‘

 

にしてもらうかが大きなポイントになってきます

 

もちろん、それは一朝一夕にできる事ではありません

 

自分が変わる目的が夫を変えるではダメ

 

 

相談者の頭の中は、最初は

 

『夫が元に戻ってくれるなら、私も変わる』

 

という構図です

 

自分が変わる目的が

 

‘夫を変える‘

 

という事になっているのです

 

しかし、それで夫が変わらなければ途端にやる気をなくしたり、やっている事の意味
がないと、モチベーションが低下します

 

何を目的に自分を変えるのか

 

 

もし、自分が行動や意識を変える事で夫がいい方に変わったとしても、すぐに悪い方
に逆戻りしたら、途端に迷走してしまいます

 

要は、自分を変える事の目的を見誤っているからです

 

では何を目的に、自分を変えるのか

 

それは

 

‘夫婦の主導権を握る‘

 

ためです

 

相談者の中には、

 

『別に私が夫婦の主導権を握らなくてもいい、不倫をやめてくれればそれでいい』

 

という考え方もあるはずです

 

不倫脳夫とブス女はおとなしくしてくれている妻が一番好都合

 

 

しかし、死ぬほど苦しいほどの夫の不倫に受け身の自分でいいはずがない

 

不倫脳夫とブス女は、

 

‘おとなしくしてくれている妻‘

 

が一番好都合です

 

仮に不倫がバレても、

 

  • 『もう別れた、安心してくれ』
  • 『もう連絡は取っていない、本当だ』
  • 『もう何もない、俺は目が覚めた』

 

 

と言って、ひとまず安心する妻がいいのです

 

それは、妻側としては何も自分が強くなったわけでも何でもない

 

勝手に不倫されて、勝手に終わった事にされているだけです

 

それで本質的な事は、何も変わっていないどころかますますひどくなっているのです

 

なぜなら、夫とブス女が悪事を知られて途端に善人面しているだけです

 

しかし、それは

 

‘自作自演‘

 

の、妻に向けてのポーズでしかありません

 

その状況で妻は、上辺だけ平穏を取り戻したと騙されているわけです

 

しかし、結局またいつかその嘘がバレて

 

  • 『結局水面下で続いていた、これからどうすればいいの』
  • 『信じていたのに、私は何をすればいいの』
  • 『こんなことになるなんて、これ以上何も考えられない』

 

と、一度裏切られても信じた自分が再度裏切られると、それこそショックが大きいのは
誰でも想像がつきます

 

もちろん、夫が裏切らない事が一番大事です

 

一度裏切った夫は、どこかで夫婦を軽んじている

 

 

しかし、世の中そうそう自分の思い通りにはいかないのです

 

それが夫婦にまま起こるのも、不思議な話でも何でもなく、むしろ一番近い存在の人間に
裏切られるのです

 

不倫している夫に、

 

  • ‘信じる‘
  • ‘信じたい‘
  • ‘信じなければ‘

 

を続けている自分が、自分を苦しめているのです

 

夫婦の間で、一番やってほしくない事をしている夫なのです

 

その夫の謝罪で、

 

『もうこんな事しないで、もう苦しめないで』

 

と、その後の夫婦のかじ取りを相変わらず夫に任せていてはいけない

 

仮に信じるにしても、どこかで

 

‘疑念‘

 

を常に持つのは、ある意味当然の事です

 

一度裏切った夫は、その後もどこかで夫婦を軽んじているのです

 

  • 『妻には悪いとは思うけど、俺も自分の世界がいる』
  • 『家にはちゃんとお金を入れている、それでいいだろう』
  • 『見つからなければいい』

 

という心理があるのです

 

それ位、ブス女との不倫は頭ではなく下半身がうずいている事です

 

弱い自分が一番の敵とわかれば、これからの人生が大きく変わる

 

 

そこに妻が、想像できるようになってもらう必要があるのです

 

そうなるためには、弱い自分を続けていては何も変わらない

 

夫に優しさが足りないとか、もっといい奥さんだったらなんて考えていては、アホな
夫の子供騙しの演技に引っかかってしまうだけなのです

 

そういう弱い自分から脱却する事が、自分を変える事に他ならないのです

 

弱い自分が一番の敵とわかれば、これからの人生が大きく変わるのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。