自分が可愛い不倫夫の実態、妻や子供や相手の女より守りたいのは自分
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃夫婦について悩む相談者に接していますが、世の中にはいろいろなタイプの夫
がいます
優しい夫もいれば、亭主関白な夫もいますし、理屈っぽいとか寡黙な夫もいます
しかし、タイプや年齢は別にして不倫するしないは関係ありませんから、いつでも
だれでも起こす可能性はあるわけです
違和感を出す夫
そういう時の夫というのは、往々にして急に態度を変えます
何も変わらないという事はなく、どこかで妻からすると
‘違和感‘
が出ます
もちろん不倫を巧妙に隠している夫もいますし、夫を信じ切っている妻が全然
気づかないというケースもあります
しかし、多くのケースで今までの夫とはどこか違う事を感じます
『何となく夫が冷たい態度を取る、気のせいかしら』
『最近話しかけても、いらだっている』
『私と目を合わせないようにしている気がする』
というように、少しずつ変化を感じます
その夫の変わりように、
『最近あまり話しないけど、どうしたの』
『何かあったなら言って、気にかかる事があるの』
『私何か悪い事したの、ちゃんと言って』
というように、その原因を探ろうとします
平静を装う夫
しかし、夫は努めて平静を装います
何も変わっていないというパターン
『何もない、別に変った事はない』
『ただ仕事が忙しいだけだ』
『別にお前に何か問題があるわけじゃない』
というように、取り合おうとするわけではありません
夫婦は無理というパターン
また、他のパターンで言えば
『俺にはもう構わないでくれ、お前とは話したくない』
『もう俺たち無理だろう、前から思っていた』
『俺は一人になりたい、開放してくれ』
というように、とにかく妻との距離を強く取ろうとする事もあります
寝室を別にするパターン
他にも、
『夜はゲームしたいから、リビングで一人で寝る事にした』
『仕事が忙しいから、しばらく会社の近くで泊まるから』
『しばらく実家に行く、お前と一緒にいるとケンカになるから』
というように、物理的に距離を取ろうとするケースもあります
最初は心配していた妻も、いろいろと難癖をつけたりあまりにも強行策を出す夫に
『これは何かある、絶対におかしい』
という思いも出てきます
そこから、いろいろと隠れているものは何か知りたくなるわけです
スマホやカバンや財布、車の中などを探していくと
『知らない女との親密なラインが出てきた』
『休日出勤も嘘で、こんなところで食事している』
『夫はいろいろと相手の女と旅行している』
というような実態がわかってきます
そして、現実を知ると夫の態度の元が不倫だったという事でショックも怒りも出て
来ます
不倫発覚後の夫
そうなると、夫への接し方が
‘おっかなびっくり`
から、
『このままでは苦しい、ちゃんと答えてほしい』
『やっぱり嘘ついていた、ちゃんと吐かせたい』
『本当に言うのかわからない、でも正直に言ってほしい』
と、気持ちがとっ散らかるわけです
そういう気持ちや態度を続けているうちに、夫も
『まずい、何かバレたのかも』
『妻の態度が強くなっている、何か見られたかも』
『少し前までとは違う、何か言ってきそう』
というように、今度は夫の方が疑心暗鬼になります
そこで、耐えきれなくなって
『私に隠し事があるでしょう』
『あなた、浮気しているよね』
『ちゃんと言ってちょうだい、隠さないで』
と詰める事も出てきます
シラを切る
そういう時の夫は
『何言ってんだ、そんな事するわけないだろう』
『勘違いだ、俺を疑うのか』
『お前は頭おかしいんじゃないか』
と、シラを切る事もあります
逆ギレモード
『そんなの関係ない、そもそも俺たちはもう終わっていた』
『だからお前にはもう愛情はないっているだろう』
『相手の女がどうのこうじゃなく、夫婦はムリだから』
と、無茶苦茶な理屈で逆ギレモードになる事もあります
白状する
稀に
『ごめん俺も魔が差したんだ、許してくれ』
『謝る、本当にオレがバカだった』
『ついつい相談にのっているうちに、そういう関係になった』
と、うなだれて白状する事もありますが、それで終わる事は稀です
詰めても水面下で続く不倫
しばらくすると、水面下で相手の女と結託して終わったふりをするのです
このように、妻に詰められても結局夫はいろいろな態度を取ってきます
その時の夫は、どういう心境なのか
妻に詰められたら、もちろん夫は内心ドキドキになります
不倫相手と夫の関係性の変化
不倫相手を守りたい夫
しかし、その場では
‘不倫相手を守りたい‘
という思いが優先します
『絶対に彼女には連絡させないようにしなければ』
『俺が罪をひっかぶらなければ、事が大きくなる』
『とにかく、嫁の怒りをオレが収めなければまずい』
というように、相手の女と妻が衝突しないようにという思いです
そうしなければ、相手の女に
『何で奥さんから守ってくれなかったのか』
『あなたが誘った不倫、私が奥さんに責められるのはおかしいでしょう』
『奥さん怖い、どうにかしてよ』
と、護衛を言われるのが目に見えています
夫を妻に寝返らせたくない不倫相手
加害者である相手の女が、同じ加害者の夫に被害者面をして守らせようとします
なぜそうなるのかと言えば、夫は
‘快楽をもらう‘
という立場で、決して不倫では対等ではないのです
例えばW不倫の場合には、相手の女は自分の夫にはうまく不倫を隠す自信があります
しかし、相談者の夫はそういう所がずさんですので、妻に見つかるのです
そういうリスクも相手の女はわかっていますから、いつも夫には恩を売って妻に
‘寝返らない‘
ようにします
夫は夫で、相手の女から快楽を提供してもらっていると思い込んでいるので、とにかく
従順になっていきます
そういう心理から、妻に詰められても相手の女を必死に守らうとします
それ位、不倫している夫は、相手の女に恩を着せられているようなものです
しかし、そこから妻も腹を決めて不倫の対処に強く出るようになります
不倫関係に亀裂が入るケース
例えば慰謝料を相手の女に請求する事もあれば、子供さんと一緒に夫の愚行を諫める
事もあります
すると、徐々に夫と相手の女の関係は少しずつ亀裂が生じてきます
なぜなら、妻が強く出る事でこの不倫実態を知る人が必然的に増えます
子供さんや親兄弟、友人知人も知る事になりますし、相手の女の家族にも伝わる事は
不思議ではありません
そうなると、花畑状態だった二人が
『まずい、いろいろな人に知られている』
と、関係が希薄になる可能性は少なくありません
そうなると、以前ほど夫は相手の女の支配にはない状況になります
そうなると、相手の女も護衛の役に立たない夫には敵対する状況になってもおかしく
ありません
そこから夫も、
‘家族と相手の女`
の両方を、敵に回す事も珍しくありません
自分が可愛いのが不倫夫
そうなると、夫もどこにも拠り所が無くなってきますから、今まで以上にみっともない
態度を出してきます
『前から言っていますが、来月から家を出ますので』
『今月から生活費は私が管理します、前から言うように仕事してください』
『子供の事は可愛いですが、あなたとは無理です』
と、いきなり敬語というか丁寧な言葉でラインを送ってきます
まるで夫婦ではなく、ビジネス上の受け答えかのように無機質な言葉遣いです
このような夫の変節ぶりはどこから来るのか
それは
‘自分が可愛い‘
という、保身です
そもそも不倫で、大事にしているのは妻や子供ではなく相手の女です
その相手の女との関係が壊れたら、家族に謝るわけではなく、追及が来ないように逃げる
ような言動を出します
という事は、一番大事にしているのは、自分自身です
かつて、夫を
『この人は私を最後まで守ってくれる』
『私を一番大事にしてくれる人』
『お互いいつも気持ちはつながっている』
と思っていたわけです
そこから、自分の事が最優先の姿を見て
『私がバカだった、こんな男に人生を預けていたなんて』
『何を見ていたのだろうか、平和ボケしていた』
『情けない男、恥ずかしい』
という、目が覚めた自分が出てきます
そこに到達する事が、非常に重要です
しかし、これは自分が強い気持ちで夫の不倫に対処を決意した事で現れた事象です
不倫の対処をする事で、夫の実物大を知る事に繋がります
まとめ
夫が不倫をすると、様々な変化が起こります
そこから元に戻ってほしいという気持ちから、現実を知れば知るほど知らない夫
が出てきます
その知らない夫は妻にとっては、許容範囲であればなんとかなります
しかし、誰よりも自分が可愛い夫は一番想定外ですが、その夫を見れば夫にすがる自分
から、自分に期待する人生に変わるのです
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