ハッキリさせるのは夫婦ではなく不倫への対処と自分の生き方だけ

自分の生き方をハッキリさせる

公開日 2020年10月30日 最終更新日 2023年9月15日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

夫の不倫に悩む相談者が、どうしても何かをシロクロハッキリつけたい性格という
事をカウンセリングの中でお話しされます

 

『私は曲がった事が大嫌い、夫の事を許せません』
『今の状態をこのまま放置するのは苦しくて仕方がありません』
『とにかく今までの事を許すなんてできません』

 

という言葉が出てきます

 

それは私からしても当然の思いだと感じますし、その怒りが絶対に必要です

 

その中でハッキリさせる事は、とことんハッキリさせるアドバイスを送るわけです

 

ただその中で100%ハッキリさせる事と、どうしてもハッキリさせる事ができない
事が出てきます

 

前者は不倫という悪事そのものへの対処です

 

ここは誰がどう見ても

 

`ダメなものはダメ`

 

という悪事です

 

要は〇×がハッキリしている事です

 

言い換えると万人からしても、その基準がちゃんとあるわけです

 

そこに躊躇や曖昧さが残っては絶対にスッキリしないのです

 

私もそこは全力で納得いくまでアドバイスお送り続けるのです

 

もう一つの後者は何か

 

それは夫婦の関係性です

 

そもそも夫の不倫が無くても、夫婦がいい関係ではなかったかもしれません

 

もしかしたら別居や離婚もしていたのかもしれません

 

そもそも夫婦という関係に絶対はないわけです

 

そういう、いつどうなるかわからない関係をハッキリさせる事は一生できない
わけです

 

しかし相談者の中では

 

『不倫やめさせるには』
『夫婦が修復するには』

 

という、夫婦をハッキリスッキリさせたい意識が言葉に出てくるのです

 

その気持ちもよくわかります

 

今の何かと不安な時代にせめて夫婦くらいは安心できる関係を維持したいのは
当然です

 

しかし不倫が象徴するように、夫に何か安心や期待を常に過度に持っていては
いけない

 

例えるならば、日本という国と同じです

 

日本は安全な国という事を言い切れる人は少なくなっているのと変わらない

 

外国に比べればマシかも知れませんが、昭和や平成の初期を知っている人から
すれば、日本の安全神話も崩れているのです

 

それは時代の流れや思考の多様化の中で、何かと緩んだり曖昧になっている事
が少しずつ積み重なり、今の日本の状況があるわけです

 

それは当事者である国民からしても

 

『日本はこんな国じゃなかったのに』

 

という思いがあるはずです

 

しかしそう言って変化させている当事者は紛れもなく自分たちです

 

その日本を憂いていても始まらないわけです

 

日々この日本で暮らしていくわけです

 

それと同じで、夫婦にも知らず知らずのうちに様々な変化が生じているのです

 

当事者である夫も妻もそこに気付いていないのです

 

なぜなら、

 

`暮らしに支障がない`

 

という事が全てです

 

要は夫婦という関係は多少ぐらついても、何とかかんとかやっているのです

 

それを不倫を機に

 

『これからは安心できる関係にしたい』

 

と思っていても、それはかなり難しい事なのです

 

そこからしっかりと自分を変えるのです

 

『夫婦をハッキリさせるのではなく、自分の生き方ハッキリさせるだけ』

 

と、自分への宿題を出すのです

 

夫婦はあくまでも夫との集合体ですから、できる事は50%です

 

しかし、自分の事は自分で100%できるのです

 

夫がもし万が一またアホになって不倫をしたとしても

 

『私はその時もまた毅然として戦うだけ、それが私』

 

というハッキリとした意思を持つ人生にするのです

 

そういう意思を持っていると、夫もおいそれとはまた不倫なんてバカな事は
そうそうできないのです

 

自分自身をハッキリさせる事が一番の抑止力になるのです

 

浮気夫の相手のブス女は妻の不幸の上に自分の幸せを作る図々しい女

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。