公開日 2021年2月25日 最終更新日 2021年3月22日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日々夫の不倫に悩む多くの相談者に接していますが、その心境は強い気持ちが
根底にあります
どういう気持ちかといえば
- 『夫はこんな人ではない』
- 『夫は私の事をわかってくれる』
- 『夫を諦めたくない』
という夫への気持ちです
それはいい言い方をすると、
‘夫への期待‘
ですが、悪い言い方をすると
‘夫への依存‘
でしかありません
多くの相談者は前者の感覚でいる状態です
しかし、その思いと現実はどうかといえば全くの真逆です
目次
不倫夫への根拠のない期待の弊害
夫に期待すればするほど、
- 『何で私の事をわかってくれないの』
- 『どうして私を苦しめるの』
- 『どうすれば元に戻ってくれるの』
という、終わりのない苦しみに入ってしまいます
それは、夫には不倫からの自浄作用があるという前提があるからです
しかし、現実はブス女からの毎日のラインに家でも隠れてコソコソ返信している
ような状態です
結局ブス女に言われると、いい顔をしてズルズルと関係を続けるのです
そして、そこから仮に意を決して不倫をやめようとすると
- 『私と別れるなら、奥さんに言ってやる』
- 『私から離れたら、会社にバラす』
- 『関係をやめるなら暴れてやる』
とブス女に脅されて、結局抜け出せないままです
その夫に妻が期待と言うか
『あなたを信じている、私の事を大事にしてくれる』
なんて考えていても、全く話にならないのです
それをカウンセリングの中で、実態をイメージできるように説明するのです
不倫バカ二人は快楽をもらう側と与える側の構図
なぜこうなるのかと言えば、夫は
‘もらう側‘
になって、ブス女は
‘与える側‘
になっているのです
何をもらい何を与えているのか
それは他でもない
‘快楽‘
でしかない
もちろん、不倫はSEXですから一方だけに快楽があるわけではない
現実はブス女もしっかりと快楽をもらっている
しかし、それを演技で
『やりたいんでしょう、じゃあやらせてあげる』
と、自分の欲求を必死に隠しながら夫に
‘与える側‘
に演技しているのです
それに対して夫は
『俺の欲望を簡単に満たしてくれる』
と、完全に
‘もらう側‘
になるのです
これが仮に逆のブス女がもらう側になっても
『私の言う事を聞いてくれないの』
と、すぐにおねだりモードになって夫の虚栄心をくすぐる方に回ります
上下関係になっている不倫バカ二人より妻が一番強い
不倫関係に上下関係はないのに、夫は気が付くとブス女の言いなりの子分になって
いるのです
ブス女になだめすかされ、時には泣きつかれて時には脅されて
『私の手のひらに転がしてやる』
というブス女の術中にはまっているのです
それを相談者である妻に、しっかりと説明する事で
『そういう事なのですね、私がアホな夫に期待しているのはバカらしい事がよく
わかりました』
という現実の思考に変えていくのです
そこから、夫への依存の自分からの脱却を決意するのです
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