夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃カウンセリングの中で、どうしても相談者の思考を変えてもらう場面が出てくる
わけですが、何を変えるのか
それは
‘行動を起こす‘
自分に変える事です
目次
夫の不倫に頭の中は不安と心配でワーストシナリオが占める
夫の不倫に悩む相談者は、常に不安と心配で一杯です
しかし、それをどうやって消せるのか全く分からないまま頭の中だけで
『夫に捨てられるかもしれない』
『私の事は関心を持ってくれない』
『このまま別居されたらどうしよう』
という、
‘ワーストシナリオ‘
のシミレーションが進んでしまいます
そう考えてしまうのも無理はない事です
なぜなら、どうしても自分の頭の中だけでは対抗策が出てこないからです
しかし、それはあくまでも頭の中の話で現実は頭の中とは違うのです
相談者の考えは自分が何もしない何もできない前提で進んでいる
相談者が考えてしまうシミレーションは、
‘自分が何もしない‘
‘自分が何もできない‘
という前提です
もちろんそんな事はないわけで、自分が行動すれば夫とブス女の助教は変わるのです
しかし、動くのが怖いからじっとしている状況の想像しかできない
そこから、カウンセリングで
‘行動する自分‘
に変えてもらうのです
頭の中にある怒りや憎しみを行動にする知行合一が必要
頭の中では
- 『何で私が苦しまなければいけないの』
- 『私が何をしたって言うの』
- 『夫とブス女の不倫は許せない』
という気持ちは必ずあるのです
カウンセリングで、その感情を行動にするアドバイスをするのです
- 『夫がゴチャゴチャ言ってきても、それは放置するのです』
- 『世の中から見ればあなたは何も悪くないから、周りの人に協力をもらって』
- 『ブス女にはしっかりと慰謝料請求を含めて、償いをさせるのです』
と、言うように思っている事と行動を一致させてもらうのです
それを
‘知行合一‘
と言います
知る事と行いを一させるという事です
行動が伴わなければ考えるだけでは現実は変わらない
要は、行動が伴わなければ頭の中で考えるだけでは現実は変わらない
それは分かっているけど、行動を起こす事に臆病になっている相談者です
その行動をした後の状況を予測して、カウンセリングでアドバイスするのです
もちろん、全ての行動が最初からうまくいくとは限らない
しかし何回か繰り返しているうちに、必ず状況を変えている
しかも、変えたい方に変えているのです
人間本気で動けば、必ずその思いが物事を動かすのです
そのためには
- 『やろうと思っていたけど』
- 『やりたかったけど』
という、思いだけで終わっている自分をやめるのです
行動が頭の中のワーストシナリオをベストシナリオに変える
考えている事を行動にする事が、全ての状況を変える原動力になるのです
『行動が伴わなかった自分が一番自分を苦しめていた』
という事に気付いてもらう
行動する事を面倒くさいとか億劫になっていて、現実なんて変わるはずがないのです
行動が頭の中で勝手に広がる
`ワーストシナリオ`
を、自分の思い描く
`ベストシナリオ`
に変えるのです
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