夫の不倫は今までの人生で足りない【心のアラーム】を鳴らす時

自分を本能的に変える

公開日 2021年9月22日 最終更新日 2024年3月5日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃夫の不倫に悩む相談者に接していますが、相談者である妻にとっては何が
大きな不安をもたらすのか

 

 

まさか夫が不倫をしているなんてあり得ない

 

 

もちろん、不倫そのものも大きな不安です

 

  • 『まさか夫が不倫をしているなんて、あり得ない』
  • 『こんな事をする人ではない、何かの間違い』
  • 『うそでしょう、私の知っている夫がこんな事はしない』

 

というような思いです

 

そのショックは計り知れないものであるのは当然の事です

 

しかし、それ自体は時間の経過とともに現実を受け入れる事になります

 

そうなれば、ある程度ショックは和らいでくるものです

 

では、それで相談者は立ち直るのかと言えばノーです

 

何が苦しめるのかと言えば夫の関心が自分にない事

 

 

何が苦しめるのかと言えば、

 

‘夫の関心が自分にない‘

 

事です

 

不倫という事実を知るという事は、言い換えると

 

『自分以外の女に夫は気持ちが言っている』

 

という事です

 

そこに大きな不安があるのです

 

 

夫の愛情をもらえない夫婦を続けても意味がない

 

 

それが夫の態度にありありと出ている事で

 

  • 『私は夫に嫌われている、私から夫の気持ちが離れている』
  • 『夫にとって私はお邪魔虫、その女の人の方がお似合いかも』
  • 『夫の愛情をもらえない、夫婦を続けても意味がない』

 

という、自虐に走ってしまうのです

 

それは、世の中から否定されているような感覚でもあります

 

現実は不倫をしている夫が、妻に後ろめたくて距離を取っている話です

 

しかし、妻にとっては

 

‘生きている意味がない‘

 

位、自分にとって夫の気持ちが大きく占めているのです

 

夫の裏切りにまさかうそでしょうの自分に喝、絶対は唯一死だけ

 

夫婦の見立てを変える人生観を変える

 

 

それこそが、いびつな関係を表しているわけです

 

もちろん夫婦ですから、人生に大きな存在を持っている事には変わりありません

 

そこから夫婦の見立てを変えてもらう必要があるのです

 

何も起こらない時であれば、緩い夫婦でも構わないわけです

 

しかし、現実に自分の人生が大きく揺れ動いている現状に

 

‘人生観を変える‘

 

という作業が必須なのです

 

  • 『今までの人生経験では、足りない事が起こっている』
  • 『私の持っている知識では、この状況を乗り越える事はできない』
  • 『足りないものがいっぱいある、ここで身に付けなければ人生やっていけない』

 

という、本能的に自分の中でアラームを鳴らすのです

 

これをやらなければいけないこれをやれば強くなるはず

 

 

そこからカウンセリングで、具体的にすべき事を説明するのです

 

    • 『これをやらなければいけない、これをやれば強くなるはず』
    • 『これを避けていてはいけない、私には必要不可欠な事』
    • 『これを身に付けなければいけない、苦しいままの自分から脱却する』

 

 

という、様々な自分の変化を求める転機にするのです

 

人生でこんなにも自分を変える時はなかったと、後でわかる自分を作ってもらう

 

それを木村泰之もしっかりと伴走するのです

 

木村泰之のカウンセリングは消耗している【心のバッテリー】の充電

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。