不倫脳夫が思い通りにならないと思う前に自分も子供も同じと気付く

自分をコントロールする

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

不倫脳夫に悩む相談者にとって、どうしてもその傍若無人な言動に心をやられて
しまう事が少なくありません

 

前から考えていたけど俺たち別れよう

 

 

それは、周りの人に説明のしようがないくらいの豹変ぶりです

 

  • 『俺はもうお前の事は無理だから』
  • 『前から考えていたけど、俺たち別れよう』
  • 『お前には感謝しているけど、もう俺は好きなように生きていく』

 

というように、

 

  • 『急に何を言い出すの、何があったの』
  • 『私は別れたいなんて、全然思っていないけど』
  • 『私はどうすればいいの』

 

というように、

 

‘取り付く島もない‘

 

状態です

 

もっと話しあったらそういう時もあるわよ

 

 

仮にママ友や親御さんに。その状況を話をしたとしても

 

  • 『まさか、あなたのご主人がそんな事をするはずがないでしょう』
  • 『あなたが優しくしなかったからじゃないの』
  • 『もっと話しあったら、そういう時もあるわよ』

 

というように、そんなバカなというような反応をされるのがオチです

 

なぜなら、多くの夫が

 

‘外面がいい‘

 

のです

 

それは仕事の場面では、そういう能力が必要だからです

 

  • 『うちの夫は本当に周りにはいい顔をする』
  • 『いい人に見られたい気持ちが人より強い』
  • 『家では全然違う、ムカつく位に違う』

 

というように、その夫の二面性というか多面性を認識しています

 

夫は自分のコントロール下にない事も重々理解している

 

 

もちろん、それをどうにかしたいと思っても

 

『夫は私じゃないし』

 

と、夫は自分のコントロール下にない事も重々理解しています

 

しかし、この不倫が発覚すると

 

『私は夫の不倫をどうにかやめさせたい』

 

という思いが強く出ます

 

それは当然の事です

 

しかし、それをあの手この手でどうにかやめさせたいという行動が出てきます

 

  • 『お願いだから、もう私が悪かったからやめて』
  • 『直すところがあれば直すから、もう一度チャンスをください』
  • 『こんな事で私を苦しめないで、何でもするから』

 

というような懇願も、全然普通に出てきます

 

そういう所が嫌なんだよもう話しかけるな

 

 

しかし、それをやったからと言って不倫をやめるなんてあり得ないのです

 

むしろ

 

  • 『そういう所が嫌なんだよ、もう話しかけるな』
  • 『いちいちうるさいんだよ、もう無理だから』
  • 『何をしても無駄だ、早く別れてくれ』

 

という、さらに突き放す言葉が出てきます

 

それでもいろいろな事を夫にやって良くならずに、慌ててカウンセリングに来る方も
珍しくありません

 

人間の特性や持っているもの

 

 

そういう相談者には、人間の特性というか持っているものについてお話をします

 

『自分の子供さんと話をして、ちゃんと言う事を聞いてくれますか』
『聞く事もあれば聞いてくれない事もあります、大きくなって会話も減りました』
『そうですよね、自分の産んだ子供さんでも思い通りにはならないですよね』
『そうですよね、確かに何で聞いてくれないのかと思います』

 

とか、

 

『自分が思った事をやろうとしても、必ずしもできない事もありますよね』
『そうです、やろうと思っても翌日になると、いいかなとやめたりします』
『夫と結婚すると思っていましたか』
『いや、むしろ第一印象最悪で一番接触したくない人でしたけど、なぜか結婚
したんですよね』

 

というように、子供の事も自分の事もコントロールできない事は毎日何かしら発生する
のが人間です

 

人間だれしも当てにならない生き物

 

 

要は、人間だれしも

 

‘当てにならない生き物‘

 

という事です

 

言い方を変えると、絶対はないという事です

 

それが一番近しい子供さんでも、自分自身でも当てはまるのです

 

そう考えると自分や子供さえもコントロールできないのに、夫をコントロールできる
はずがないのです

 

それは不倫前の夫の外面のよさを始めとするいろいろな顔に、ムカついても

 

『夫は私じゃない』

 

とわかっているのです

 

誰でも夫の不倫がわかれば焦るのは当たり前

 

 

しかし、それが不倫になると自分自身や子供でもコントロールできないのに

 

‘どうにかしたい‘

 

という、冷静さをすっかり忘れた自分になってしまう

 

もちろん、誰でも夫の不倫がわかれば焦るのは当たり前です

 

しかし、大事な事はそれができる事かそうではないのかという事です

 

日頃の生活の中でも、無意識のうちにその

 

‘できるできない‘

 

で、物事を判断をしているのです

 

できる事をやっているし、できない事はやっていないというかできないだけ

 

それは、当然の事です

 

できない事は最初からやらなかったり、何度かトライして諦めるかもしれません

 

私のできる事ではない私がやっても無駄という学習

 

 

そのうち

 

『これは私のできる事ではない、私がやっても無駄』

 

という学習をするのです

 

特に女性はそういう

 

‘見切り‘

 

を付ける事にたけています

 

言い方を変えると、自分の及ぶ範囲をよくわかっているのです

 

かたや、男という生き物は

 

『やってみなければわからないだろう』

 

と、結構無駄な努力をする生き物です

 

そういう男を見て

 

  • 『何で男はあきらめが悪いのだろうか』
  • 『本当に自分の事をわかっていない』
  • 『こんな事頑張ってどうするのだろう』

 

という自分との違いを認識します

 

もちろん子供も

 

  • 『子供はもう親の言う事なんて聞かない、自分の考えを持っている』
  • 「子供ってなんで無謀な事をするのだろう』
  • 『子供には子供の生き方がある、親があれこれ言っても仕方がない』

 

という思いも出ています

 

別人である夫や子供に自分が何を言っても意味がない

 

 

そこから、子供はある年齢から別人格という認識を持つのです

 

その別人である夫や子供に、自分が何を言っても意味がないという事を普段から体感
しているのです

 

しかし、夫の不倫でそんな意識は吹っ飛んでしまうのです

 

それまで

 

  • 『夫の考えている事はついていけない、もう放っておくしかない』
  • 『私がいくら言っても無駄、何も言う事を聞くわけない』
  • 『夫は自分の思い通りにならないと怒る、私も口出ししない』

 

と言っていたのが

 

『夫の不倫をどうしたらやめてくれるのか、私の方をどうしたら向いてくれるのか』

 

と、とにかく無駄とか無理なんていう概念はなくなってしまうのです

 

もちろんそれで、何もするなと言っているわけではありません

 

ダメなものはダメという行動が必要

 

 

自分ができる事とできない事という判別の問題ではなく、

 

‘ダメなものはダメ‘

 

という行動が必要なのです

 

それは、夫に働きかけても夫を変える事はできない事とは別にあるものです

 

要は

 

‘自分の主体的アクション‘

 

です

 

それは逆にできる事どころか

 

‘自分にしかできない事‘

 

なのです

 

これはやらなければ気がすまないが大事

 

 

自分にしかできない事を、やるかやらないかのコントロールは自分次第です

 

世の中で唯一コントロールできる可能性がある自分が

 

『これはやらなければ気がすまない』

 

という思いが出たら、コントロールできている証拠なのです

 

不倫脳夫ではなく、自分を頑張ってコントロールしながらすべき事なのです

 

自分をどうにかするという事が人生の全て

 

 

そういう事を考えていくと、そもそも夫をどうにかするのではなく

 

‘自分をどうにかする‘

 

という事だけが、人生の全てとも思えるのです

 

それをこの苦しい状況の中で、しっかりと身に付けていく事で自分が少しずつ

 

‘当てになる自分‘

 

を発見する事で、笑顔が出てくるのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。