不倫相手との別れを決意できない夫の心理と妻の効果的な対処法

浮気別れられない

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃夫の不倫に悩む相談者に接していますが、その夫の様子を見ているといろいろと
変遷がある事がわかってきます

 

最初は誰でも花畑状態ですから、何を言っても浮かれている状況です

 

もし何か詰めたとしても、シラを切るか逆ギレをするのがあるあるのパターンです

 

妻としては、その状況では如何ともしがたいわけで、夫にどうすればいいのか全く
分からないという心境になります

 

しかし、その後時間の経過と共に

 

『アレ、何か今までと違う』
『浮かれ方が前よりない』
『何だか落ち込んでいるような気がする』

 

というような状況に変わる事があります

 

そういう時には、ブス女とうまくいっていないようなケースもあります

 

とは言え、それで別れるのかと言えばそれはノーです

 

いろいろと衝突している状況を、夫がなだめたりブス女が謝ったりしながらこのまま
続ける意思を持っていたり、どうしても別れられないワケもあるからそうなるのです

 

 

不倫相手と別れたくても別れられない心理

 

 

妻からすると、自分や家族を差し置いて不倫している状況に、いろいろな怒りや憤りを
感じているわけです

 

しかし、夫はどうしてもブス女とは別れないという心理に疑問が出てきます

 

 

別れられない夫の心理とは

 

そもそも不倫というものは、どうしても男の方が積極的にアプローチして始まるという
ケースが多いわけです

 

もちろん、ブス女から来ることもありますが、やはり男の方がのぼせていくわけです

 

そういう男を、ブス女の方が時間の経過と共にいろいろとコントロールしながら続けて
いるのです

いつもは優しくしているところに、急に冷たくなってみたり落ち込んで泣いてみたり
脅してみたりするわけです

 

それもこれも

 

‘性的欲求‘

 

を満たしているのがブス女だからです

 

結局不倫というものは、

 

『あの女とやりたい』

 

という思いが必ず夫側にあるから起こるわけです

 

もちろんブス女にも欲求はありますが、それをうまく隠しながら夫の気持ちを引っ張って
いるわけです

 

そうなると、ブス女の方が

 

‘主導権‘

 

を握っている事になります

 

夫がやりたいと思った時には、

 

『私が相手してあげる』

 

と受け入れて、夫が家庭に目が向ていると思えば

 

『私の事はどうするのよ』

 

と、責めるわけです

 

そうなると夫の方は常にブス女の優先順位を一番にせざるを得ない状況に陥るのです

 

夫にとって、一度深入りをするとブス女にはいつまでも関りを持たざるを得ないのです

 

それが長くなればなるほど、

 

『切りたくても切れない』
『切ったら大変なことになる』
『今さら切るなんて考えられない』

 

というように、諦めや強迫観念や開き直りが出てくるのです

 

夫が別れてくれないブス女の心理

 

また、時にはブス女ではなく夫の方が執着が強くて不倫が終わらないというケースも
あります

 

そういう時、夫が別れない理由とは何なのかを解説します

 

夫の方ブス女に執着している時というのは、とにかく自分本位で引っ張るわけです

 

例えば、ブス女の方が

 

『もうこんな事やめたい、苦しい』
『夫に悪い、あなたの奥さんにも悪い』
『ズルズルとこの関係を続けていても、希望が持てない』

 

と言ってきても、

 

『いや、大丈夫だから、俺の事好きなんだろう』
『会えないなんて嫌だ、頼むから別れないでくれ』
『必ず離婚するから、もう少し待っていてくれ』

 

というように、自分のために引っ張ります

 

もちろん、ブス女もそう言われてついついまた関係を続けてしまう弱さがあります

 

しかし、言葉巧みにとにかく切れるのは絶対に避けたいと思っています

 

そういう時の夫というのは、

 

『家庭に戻るなんてできるわけない、女がいないと絶対に無理』
『あいつも俺に惚れているから、別れたくないはず』
『強く言えばまた来る、今までもそう』

 

というように、どこかゲーム感覚で不倫を続けるのです

 

快楽を手放したくないですし、ブス女がいなくなるのは寂しいのです

 

このような自分本位の思考だけで、不倫をやめないのです

 

別れたくないブス女の心理

 

では逆に、ブス女の方が執着しているケースを解説します

 

不倫が始まる背景には、ブス女も寂しいとか男が欲しいという心理が強くあります

 

自分の夫や彼氏には関心を持ってもらえないとか、いつも喧嘩が絶えないような状況で

 

『外の男でいい、私を大事にしてくれる男を見つける』

 

という執念が出てきます

 

仲には出会い系の不倫で、一人の男ではなく複数の男と不倫しているブス女もいます

 

こういうブス女には、とにかく自分の気晴らしで不倫をしていますから、

 

‘おもちゃを取り上げられたくない‘

 

という思いが強くあります

 

また、夫の妻に異常な対抗心を燃やす事もあって、

 

『奥さんには負けたくない』
『私の方が奥さんより愛している』
「奥さんより私の方がいいでしょう』

 

という、異常な嫉妬とコンプレックスがあります

 

例えば社内不倫や近所づきあいの中での不倫の場合は、ブス女が妻をよく知っている事
もあります

 

自分の夫にはいい思いをしてない時に、円満な夫婦を見せつけられるとメラメラと闘争心
が燃えてきて、妻が不幸になるためにやっている状況では、

 

『この人は絶対に手放さない』

 

というような、邪悪な心で続けるわけです

 

また、夫から

 

『妻が優しくない』
『俺は家では虐げられている』
『本等に心休まる場所がない』

 

等と、いろいろと妻の話を聞いているうちに

 

『私が助けてあげなければ』
『私が心の支えになる』
『私がいなければ、この人が可愛そう』

 

というような、歪んだ使命感が出てくるケースがあるのです

 

そうなると不倫を不倫とは考えずに

 

‘人助け‘

 

位に思っているので、やめるなんてこれっぽちも思っていないのです

 

不倫当事者同士で別れるケースはあるのか

 

 

このように、一旦不倫にはまってしまうと夫とブス女のどちらかが別れを切り出しても
なかなかうまくいかないところがあります

 

不倫はある種、

 

‘共依存‘

 

のような関係です

 

そこには、どうしても意志が弱い自分が出るので、なかなか切れないわけです

 

そうなった時に、不倫当事者が別れることはできるのか

まずは、夫がブス女に別れ話を切り出すとしたとします

 

かなり深い関係になっているところに、いきなり道徳的に

 

『もうお互いのためによくない、別れよう』

 

というワケですから、そうそうすんなりと別れられる話ではないのです

 

そうなると、この切り出すタイミングは何か不倫を続けるのに不都合がある時が一番
可能性が高いわけです

 

例えば転勤する事になってそうそう会えない距離になるとか、ブス女が独身の場合で
結婚する事になったとか、妻に見つかってしまったというようなタイミングです

 

そういう、不倫を続ける阻害要因が大きくなる時です

 

とは言え、正直そういう事態が起こっても絶対に別れるわけではありません

 

逆にハードルが高い事で、余計に執着が強くなる事も十分考えられます

 

もし、別れさせる方法を強いてあげるとすれば

 

‘第三者が入る‘

 

という事です

 

要は不倫は誰にも見つからないから続いてしまうわけですし、かと言って当事者二人
に自浄作用があるわけでもない

 

そうなると、第三者に入ってもらうという事になります

 

とは言え、不倫関係をそうそう誰にでも相談するのは難しいわけです

 

仮に相談できる人がいたとしても、それで仲介に入ってもらって別れられるのかというと
はなはだ疑問です

 

これが妻とか上司、お世話になっている人などに実態を言うと、変わってくる可能性が
出てきます

 

しかし、妻にこの実態を自白するという事はかなり勇気が必要です

 

また上司やお世話になっている方にも、かなり言いにくい事です

 

そう考えると、別れようと思ってもはなかなか解決法というのは出てこないものです

 

 

夫任せでは別れる可能性は低い

 

 

このように、不倫という状況ではなかなか別れるという現実には結びつきにくいわけ
ですが、ではどうすればいいのでしょうか

 

もちろん時間をかける事で、不倫が自然消滅するという事もあります

 

しかし、それでは神頼みと変わらないわけで、むしろ二人の関係がずぶずぶになって
しまい、余計ひどくなる事も少なくありません

そう考えると、もし不倫を知ったとしても夫任せにしていてはいけないです

 

夫自身なのかブス女なのかは別として、当事者二人が自発的に別れるという事は確率が
低いわけです

 

そうなると、妻がこの不倫に対処をする事が重要になってきます

 

 

不倫には妻の対処が必要

 

 

夫の不倫を察知して、しばらく様子を見ていても別れる事はなくそれどころかますます
結束が強くなっている事は珍しくありません

 

ある時まで

 

『この人を信じている、必ずやめてくれる』
『私を悲しませるような事はしない』
『こんな事で夫婦がおかしくなるなんてあり得ない』

 

というような心境です

 

 

しかし、そこから待てど暮らせど一向に終わる気配がない事に焦ってネットサーフィン
でいろいろな情報を探す日々になります

 

そこからどういう行動に出るのか

 

不貞証拠を掴む

 

 

まずは、夫とブス女の不貞証拠を掴むという事が大事になってきます

 

夫に期待しているあまり、証拠が確定していないにもかかわらず

 

例えば、思い余って

 

『不倫しているでしょう、お願いだからやめて』
『私知っているんだから、隠さないで』
『私にはウソをつかないで、何でこんな事するの』

 

と、詰め寄ったとしてもシラを切るかウソをつくか逆ギレをするかの可能性が非常に
高いわけです

 

そうなると、その後水面下で続く不倫の証拠を掴むというのはかなり難しくなります

 

そのためにも、辛抱我慢で証拠を掴む事をやる必要があります

 

1.夫の持ち物をチェックする

 

夫のカバンや財布や、車の中にも、何か手掛かりがないかを調べる事です

 

今までは見た事がないという相談者も少なくありませんが、その分夫の警戒心も薄いと
いう裏返しです

 

よくあるのが、食事のレシートやラブホのカードや避妊具、またブス女からの手紙や
プレゼントや髪の毛、クレジット明細なども大きな手掛かりになります

 

そこから、一つ一つのものが繋がってくる事はよくあります

 

そういうモノが出てくると、どうしても罪悪感とか後ろめたさが出てくる事もあります

 

しかし、そもそも疑われるような事をしているのは夫とブス女ですから、そういう事を
やっていく中で、

 

『これをやらなかったら、証拠に辿り着けない』
『私が悪い事をしているのではなく、夫とブス女が悪い』
『見つけたら私が正しい事がわかる』

 

という、使命感を持ってやる事が必要です

 

2.夫の外での行動把握をする

 

そして、それまでは信じて疑わなかった夫の家の外での行動を把握することも大事です

 

一歩家を出ると、会社に行って家に帰っているとしか思っていません

 

しかし、実際にはブス女と密会できる時間があるという事です

 

電車で会社に行っている夫であれば、交通系ICカードの乗降履歴をチェックする
事も必要です

 

家と会社以外の駅で、頻繁に乗り降りしている実態もよくあるケースです

 

そこから、ブス女の家や職場のエリアがわかってくる事もあります

 

また、車で通勤していたり、休日に一人で出かける事のある夫には、車のナビやETCの
履歴を調べる事で、行動がわかってきます

 

不倫脳夫の中には、よく日記をつけている事も少なくありません

 

それを見ると、ブス女への思いや妻への気持ち、もしくは離婚に向けての弁護士に接触
した事もあるような経緯を書いている事もあります

 

そういうものも、夫の行動を知る大事な情報になります

 

これも、談者が気付かれないように、夫が寝静まったり風呂に入っている間等で確認
する事が大事です

 

3.夫のスマホの中を見る

 

そして、やはり情報の宝庫と言えばスマホです

 

夫のスマホなんて見た事ないという方も多いわけですが、日頃からスマホを触る回数が
増えているわけです

 

そこに、有益な情報がないはずはありません

 

警戒されてロックされないうちに見る事も大事ですし、仮にロックされたとしたら夫が
いつも使っている場所の背後に回って、指の動きを見て覚える人もいます

 

また子供がいる方は夫が怪しい事を共有して、ゲームで使う等の理由で借りてパスワード
をゲットする事もあります

 

とにかく、夫のスマホの中を見ると、相談者が想像している以上のアホな会話が出てくる
ケースが殆どです

 

また、写真や動画ではいわゆる

 

‘ハメ撮り‘

 

を保存しているケースもあります

 

それらを頑張って写メや動画で撮ると、かなり有利な証拠になるのです

 

そして、手が震えながら慌てて写メを撮るところまでは頑張ったとします

 

そこから、その写メをUSBメモリとか、誰かにメール転送などでバックアップをしておく
事が大事です

 

自分のスマホだから大丈夫と思っていても、何かの拍子で夫に気付かれ、スマホを壊され
てしまい、復元できないというケースも実際に起こっています

 

逆に言えば、それ位夫としては撮られたくない証拠という事になりますから、絶対にその
写メのバックアップを取る事は必須になってきます

 

 

不貞証拠を元に慰謝料請求をする

証拠を掴むと、多くのケースで相談者には

 

『こんなにひどい状況だったとは思わなかった』
『こんなブスが出てくるのは、正直ショック』
『こんなに楽しそうにしている夫を見る事はなかった』

 

というように、あらゆるモノが家にいる夫とは全く違う姿です

 

そうなると、怒りや憎しみを晴らしたいという心境に変わっていきます

 

その方法というのは、日本では慰謝料請求です

 

 

国によっては慰謝料請求もできないケースもありますし、お金ではなく公開ムチうちの刑
のような国もあります

 

その中で被害者である妻は日本は慰謝料請求ができますが、それもお金で代償を払わせる
法律です

 

それがベストではありませんが、何もできないわけではないという事を理解しておく事が
大事になってきます

 

では、どのように慰謝料請求をするかをご説明します

 

慰謝料請求をする場合には、考えなければいけない事がいくつかあります

 

‘誰に対して請求をするのか‘
‘金額はいくらなのか‘
‘離婚するのかしないのか‘
‘弁護士に頼むのか自分で行うのか‘

 

というような事です

 

1.誰に対して請求するのか

 

例えば、慰謝料請求は夫とブス女の二人に対してできるわけですが、もちろんどちらか
片方だけでも構いません

 

自分の気持ちの中で、

 

『まずはブス女だけに請求する、夫の事は終わった後でいい』
『二人に苦しめられてきたのだから、両方に請求したい』

 

と、いろいろと考えて請求の対象を決めるのです

 

最近では私の相談者では、夫とブス女の二人に同時に請求する方が増えています

 

2.金額はいくらにするのか

 

そもそも慰謝料請求なんて、ほとんどの方が初めて経験する事ですから、

 

『請求すると言っても、いくらにすればいいのだろうか』
『皆さんどれくらいの金額なんだろう』
『ネットで見ると100~300万円と書いてあるけど、そんなものなの』 

 

というように、見当がつかないわけです

 

しかし、よくわからないというのが当然です

 

なぜなら慰謝料というものは、受けた精神的苦痛を無理くりお金に換算している権利
なのです

 

苦痛をお金にするなんて、そもそも無理があるのです

 

とは言え、いくらにするのか決めなければ始まりませんが、これは

 

『お金にするのは難しいけど、長年苦しんだ事を思えば1000万円でも足りない』
『子供の事も考えれば、親子で600万は取ってやりたい』
『親にも迷惑をかけているし、探偵費用もかかったから、500万は譲れない線』

 

というように、自分の基準で決める事です

 

しかし、弁護士に依頼すると司法の

 

‘相場‘

 

を持ち出して、不倫の年数や婚姻期間や悪質性とかの条件から

 

『過去の似た判例で言うと、200万円位取れればいいでしょう』
『最近の裁判では、170万円位出てもおかしくないですね』
『私の読みでは、多くて150万円位かな』

 

というように、値踏みをしてきます

 

正直それは依頼者の苦痛の代償というよりも、案件の価値のような捉え方をしている
からです

 

ブス女が払えるかどうかは別として、自分で請求するのと弁護士を使うのでは請求の
金額も変わってくるのです

 

 

3.離婚するのかしないのか

 

よく弁護士に相談に行くと、慰謝料請求と離婚をするのかしないのかという事をまず
最初に聞いてきます

 

相談者としては、よほど条件が良ければ離婚する事も考えますが、まずは慰謝料請求
だけをするという考えの方も多いわけです

 

弁護士に言われて初めて

 

『離婚の事は全く考えていなかったけど、しなければいけないのかしら』
『弁護士には夫婦は難しいのではと言われてしまって、ショック』

 

という方もいます

 

では、なぜ弁護士が離婚するかしないかを聞くのか

 

表向き離婚セットの方が慰謝料が100万~150万円位上がるわけですから、妻にとって
有利な事だという説明です

 

しかし、本音は弁護士自身の

 

‘成功報酬が増える‘

 

からです

 

成功報酬というのは、取れた慰謝料の18%~20数%を設定しているケースが多いのです

 

ですから、分母である慰謝料が多い方が弁護士も嬉しいのです

 

もちろん、相談者自身が最初から離婚をセットに請求するのであれば、問題ない事ですが
そうでなければ、慰謝料請求セットにする必要はありません

 

弁護士に離婚を勧められても、自分の考えで決める話なのです

 

 

4.弁護士に頼む場合

 

では、いろいろと考えて慰謝料請求を弁護士に依頼するとした場合を解説します

 

まずは弁護士費用ですが、着手金と成功報酬と事務費用です

 

多くの弁護士の着手金は、10~30万円位が殆どです

 

成功報酬は先ほどご説明しましたように、取れた慰謝料の18~20数%位で、事務手数料
は数万円です

 

例えば、100万円の慰謝料を取れたとすると、40万円位の費用がかかるイメージですから
そもそも慰謝料の金額もそれほど多くありませんし、費用もかなりかかる事になります

 

ただ、法律家に依頼するわけですから、請求に伴う法律の事をよくわからなくても

 

『すべて弁護士に任せている』

 

という安心感があるわけです

 

自分の負荷は少なくなりますが、弁護士との相性が大きなハードルになる事もあります

 

最初は、一緒に頑張りましょうと言っていても、着手金を払うと途端に連絡が散れなく
なって、本当に事務的に進めるだけのケースも少なくありません

 

一緒に頑張りましょうと言った言葉に、裏切られたという思いをもってカウンセリングに
来る方も少なくありません

 

そういう意味では、複数の弁護士と接触して決める事が大事です

 

 

5.自分で請求する場合

 

では、弁護士を使わないで慰謝料請求ができるのかという事になりますが、もちろん
可能です

 

なぜなら、慰謝料請求は弁護士を介してしかできないという法律はないのです

 

 

そういう意味でも、私の相談者には弁護士を使わないで、自分の考える金額で自分自身
で請求をするようにお勧めします

 

もちろん、

 

『法律の事は何もよくわからないから不安』
『何かおかしな事にならないのか』
『自分でどこまでできるのだろうか』

 

という不安を持つのも当然です

 

しかし、実際に法律の事をよくわからない私の数多くの相談者が、自分で慰謝料請求を
している現実があります

 

カウンセリングの中で請求のいろいろなアドバイスをする事で、相談者自身も

 

『よしやってやる、自分でやる』

 

という気持ちになっていくからです

 

その中では、自分の言葉でしっかりと直接ブス女に対峙できる事が大きいのです

 

いきなり裁判ではなく、ブス女との

 

‘直接対決‘

 

でやるのです

 

もちろん、念書や言葉のロープレやいつどこでどのように対決するか等、その方法や
準備などをカウンセリングの中で、しっかりとご説明して

 

『ブス女に私から直接請求する、その方が納得する』

 

という思いを持ってもらっているのです

 

慰謝料請求以外の納得を求める

 

 

このように慰謝料請求をするという事で納得がある程度生まれる事もあります

 

しかし、それですべてよかったとなるかと言えばそれはノーです

 

なぜなら、慰謝料は受けた傷の代償です

 

その傷は言われもない傷ですし、偶然でもなければ子供の起こした悪事でもありません

 

やはり相談者の心の中には、

 

『お金は当然の事、でもこれだけでは足りない』

 

という思いがあるのです

 

では、慰謝料以外にどういう納得があるのか解説します

 

1.ブス女や夫の関係者に不倫の実態を伝える

 

先ほどの慰謝料請求というのは、あくまでもお金を請求する権利に過ぎません

 

それを行使したからと言って、相談者の気が晴れるわけではありません

 

それは、私の相談者にも共通している心理です

 

そういう相談者に、

 

『このバカ二人の関係者に、この悪事を伝える事も必要です』

 

というアドバイスを送ります

 

ブス女や夫の親や兄弟もそうですし、場合によっては職場にも伝える事もあるのです

 

それは、芸能人や有名人の不倫でも明らかですが、週刊誌で世の中に知れ渡るとその
不倫がピタリと終わります

 

逆に世の中に知られなければ、いつまでもこのアホな関係が続いているのです

 

それ位、不倫の終焉を迎えるにはバカ二人にとって嫌な

 

‘人の目に晒す‘

 

という事が必要なアクションになります

 

それもカウンセリングの中で、作戦を立てて実際に関係者にこの実態を伝えていくと
相談者の強い気持ちが戻ってきますし、このバカ二人の関係もかなり壊れる可能性が
高くなるのです

 

2.夫に子供に謝罪をさせる

 

 

夫についても、子供にもこの実態を伝えて家族としてあり得ないという事を認識を
持ってらう事も少なくありません

 

夫にとって、子供の怒りや感情はこの上なくきついモノです

 

子供さんは、大好きな父親でも、倫理観や道徳観から、

 

『ダメなものはダメ、それが父親ならなおさら』

 

という思いが出てきます

 

言葉も本当に鋭く、聞いていてもっともという事ばかりです

 

その時の父親の情けない姿を、現実から逃げずにいる子供さんの強さを見る事も大きな
意味があるのです

 

カウンセリングの中では、ブス女の親や職場や夫にどういう言葉で言うのか、またその
準備やタイミングなども、シミレーションをして具体的にアドバイスしています

 

 

3.しばらく別居をする

 

 

夫はとにかくブス女と花畑にいたわけですから、慰謝料請求をしたからと言って気持ちが
戻るわけもないのです

 

むしろ、多くの相談者が慰謝料請求を始めてしばらくすると、あれだけ夫に執着していた
のがウソのように

 

『夫の顔を見ると気持ち悪くなる』
『生理的に受け付けないです、この人誰って感じです』
『話しかけられるのも嫌です、どっか行ってほしい』

 

というような感覚になります

 

そういう事を考えれば、しばらく夫を追い出して別居する事で自分の精神衛生も保たれる
ケースが多いのです

 

別居する事で相談者自身の自立にもつながりますし、夫は夫で想像以上に弱ってきます

 

そういう弱る夫を見ても、同情もなければ寂しさも全くないのです

 

 

夫婦の関係性を見直す

 

 

相談者である妻も、別れられない二人に対していろいろと行動を起こすと自分自身が
強くなっていきます

 

夫婦については、それまでの関係性から

 

『舐められない私を作る、夫に依存していてはいけない』

 

という思いを強くします

 

それまでのぬるま湯で平和ボケだった自分が、とことん甘かった事を知ります

 

そうなると、いろいろと自分を変えたくなっていきます

 

勉強や仕事を始める事だってありますし、

 

もちろん、離婚も一つの考えですが、それは離婚したい時にすればいいのです

 

まずは、自分が強くなって夫婦をどれだけコントロールできるかをやってみるのです

 

そのコントロールの仕方も、カウンセリングの中で具体的にアドバイスるのです

 

 

まとめ

 

 

このように、共依存で別れられない夫とブス女は正直世の中珍しくありません

 

その状況に待ちではなく、積極的に対処して自分を強くすべきという事を説明しました

 

そこから、どういう対処をしていくべきなのかは、やはり先読みをしながら行動する
事が非常に重要です

 

夫とブス女に騙されていたり、自分が過剰に大きく見てしまう事で、悩みや苦しみが
大きく出ます

 

そこに、いろいろ勇気を持ってブス女へ慰謝料請求する事も一つの権利です

 

しかし、それはあくまでも夫婦をどう考えて行くか、自分をどう立て直していくかの
手段でしかありません

 

そういう考え方や進め方を、カウンセリングの中でしっかりと理解してもらうと

 

『この苦しみが自分を強く成長させた』

 

という転機になります

 

カウンセリングの中で、不倫をただやめさせたいから、自分の成長の宿題に変える事で、
人生観が変わっていくのです

 

 

既婚者同士の不倫は心の繋がりではなく欲求不満、正妻の強い対処法

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。