職場内不倫をやめないバツイチ夫と相手の女に弱気を捨て毅然と戦う妻
公開日 2024年7月16日 最終更新日 2025年1月29日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃夫婦について悩む相談者に接していますが、相談者の中には出産里帰り
で自宅を留守にしている間に、不倫をされるケースも少なくありません
そういう時の夫とブス女は本当に花畑にいるのです
その中で、もう戻るのはやめようと弱気の自分がいました
しかし、それではやはり納得できないと考え直して、カウンセリングを受けて
戦う自分を取り戻した方の実例です
見違えるように強くなって、バカな二人を見下して人生に希望を持つ自分に
変えたのです
(相談者には掲載の承諾をいただいています)
先日、相談者のIさんからメールをいただいました
Iさんは夫の浮気に悩んで、本当に辛い思いの中頑張って
こられた方です
しかも、妊娠して育児中の浮気で、最初お会いしたのは
Iさんが実家に帰って育児に頑張っている状況からでした
その間に、夫は会社同僚と浮気を重ねていたのです
お子さんも、まだ生後数ヶ月で、夫が自宅には戻るな、
戻ると暴れるというわけのわからない脅迫めいた態度で、
Iさんを自宅に戻る事を許さない状況でした
そもそも、2人は結婚相談所で知り合い、夫は×1で、
Iさんは初婚でした
夫には前妻との間に子供がいて、その子は夫が引き取っ
ていました
Iさんは夫とは意気投合して、そのお子さんを自分が母
親として面倒を見る事を決意して結婚しました
そして、結婚後も仲良く暮らしていて、次に2人の間に
お子さんができたのです
もちろん、2人とも喜んで上のお子さんと4人で幸せに
暮らす事を思い描いていました
そのような状況の中で、Iさんは仕事に忙しくなってきた
夫に合わせて、上のお子さんの成長も見守って家を守っ
ていました
その中で、徐々に夫が出張や休日出勤が増え始めて接触
する時間が少なくなってきだしました
そして、それに伴って夫がIさんに冷たく当たるように
なり始めました
Iさんも最初は仕事で気が立っているのかなと思っていま
したが、それにしてもよそよそしい夫を不審に思い始め
て、あまりにもおかしいので夫の携帯を見る決意をしま
した
すると、そこには夫の会社の同僚との親密メールが綴られ
ていました
Iさんは結婚相談所で知り合った時の面影は全くない夫に
愕然としました
そして、その頃にはかなりお腹のお子さんも大きくなって
いました
しかし、夫にはその浮気を把握した事実をどうするか迷っ
ていました
しかし、生まれてくるお子さんのためにも、どうにかしな
ければいけないと考えて、調査会社を探してこの関係を明
らかにする自分を選びました
Iさんは、夫の行動を調査する決意を固めて女と会いそう
な日に決行しました
すると、調査結果はあっけなく出てその女は会社の同僚で
した
しかも、一日に2回ホテルに行くような奇行をしている仲
でもあります
その報告書をもらって、Iさんは今後どうするかのアドバ
イスを受けたいと思い、いろいろと探した上で私にたどり
着き、連絡をいただきました
Iさんはその時は実家で子育てに専念している状態で、夫
と暮らしていると自分も精神的にきつく、なおかつ夫が
同居を拒絶していたのです
Iさんは生後間もないお子さんを、ご両親と一緒に日々育て
ながら、何からどうしたらいいかを聞きたいという自分で
した
‘いろいろとお伺いしましたが、やはりまず何が何でも
自宅に戻る事が先決です、夫はⅠさんがいないので、
好き放題できる状態ですから‘
‘そうですよね、それはよくわかっていますが夫が相当
暴れるので今まで断念していました‘
‘そうですよね、それはよくわかりますが、誰か味方に
なってくれる人はいませんか‘
‘義理の両親は比較的私の事を理解してくれています
ので、もし戻る時は姑に相談する事になると思います、
今姑はマンションを空けると夫が女を連れ込みかね
ないと、一緒に住んでいます‘
‘それくらい、Iさんの状況を理解してくれているので
あれば、戻る事を決意するのです、まずはそこから夫
の自由奔放になっている状態を崩すのです‘
‘私は自宅に戻るのは、もう少し後かと思っていました
が、先生の目から見てまずはそこが先と言うのであれば
やってみます、いつの間にか弱気になっている自分が
いました‘
そう言ってⅠさんは、自宅に戻ってからが始まりという
決意を固めました
Iさんは、自宅から実家に戻って半年以上が経過していま
した
しかし、私からするとまずは夫を視界に捉えている状態を
作らなければ話にならない、仮に夫が逆に家を出てもIさん
の自宅はそこなのです
そういうアドバイスを聞いて、Iさんは姑とも話をして戻
る準備をしました
その時、姑はⅠさんや子供さんに暴力を振るわないか心配
していましたが、Iさんもそこは腹をくくる自分です
‘もし暴れだしたら、すぐに警察を呼べばいいのです‘
とアドバイスしてある事も、姑に伝えてあります
そして夫には言わずに、Iさんはお子さんを連れて自宅
に戻りました
ご実家の両親も最初は心配しましたが、Iさんが私のア
ドバイスで動くという決意の表情を見て、後押ししてく
れました
そして、いざ自宅に戻り久しぶりにその景色に
‘ああ、私のいる場所はやはりここなんだ‘
と心から思いました
そして、夫はIさんが戻った事を知ると
‘何しに戻ったんだ、お前の顔は見たくない‘
と直接言わずにメールを送ってきます
‘本当に小さい男、でも私が選んだ夫だから頑張る
しかない‘
というⅠさんの決意です
そして義理両親も息子かわいさはありますが、Iさん
に味方についてくれます
そして、今度は予想通り夫が家を出て行きますが
‘これは想定内、慌ててはいけない‘
という私のアドバイスにIさんも、しっかりと
‘ここで子供たちと戦う‘
と言う思いで、夫の連れ子にも信頼を得て頑張っていく
気持ちを高めます
そして、しばらくのこう着状態が過ぎて、女に内容証明
を送りますが、ハッキリ言えば誠意のない回答が来ます
もちろん、夫が後ろで糸を引いているわけですが、その
次にすべきは訴訟です
しかし、その訴訟については義理両親がやや難色を示し
ます
Iさんは義理両親の心情も踏まえて考えましたが、これか
らの事を考えると、今のまま中途半端にする自分はいま
せん
しっかりと、夫と女のアホで情けない関係についてでき
る限りのケジメをつけなければ、将来はない子供にも説
明できないという自分がいます
そして、義理両親にも自分の気持ちを正直に伝えて女へ
の訴訟に踏み切りました
そして、女も夫を通じ騒いでいるのが書面でもわかります
しかし、そうしてくれば来るほど夫に妻の生き方を見せて
‘自分は人生をかけて結婚している‘
と表現する気持ちは強くなるIさんです
Ⅰさんが女に対して、訴訟を決意した裏には夫への強い
思いもさることながら、夫の連れ子と2人の間にできた
子供、両家両親など全ての関係する人に対して、中途半端
ではいけないという思いがあるからです
もちろん、訴訟すれば弱くて情けない夫は逆ギレする事
はよくわかっています
しかし、それに屈すれば結局は周りの人全てに
‘あなたは悪くないわよ‘
と慰められる人生になる事を想像しています
それでは、自分が人生を覚悟して結婚した決意は何だっ
たのか、という自分を頭にイメージできてしまうのです
相手の女にもいろいろな思いが去来している中で、でき
る事をやる自分、今まで知らなかった自分を発見するく
らいの自分です
そういうⅠさんを見て、子供さんも義理両親も
‘納得する人生を進んでいる‘
と映っているのです
夫と女がどうこうよりも、自分がすべき事はやり通すと
いう事が先と気付いたⅠさんに、もう躊躇はありません
しっかりと、この訴訟に自分のプライドをかけてまた、
その後の夫婦も何十年かかろうと自分が納得する形で進
める気持ちです
今までの人生で、これほど周りが応援してくれる事はな
かった、私には家族がいると強く思っている事がⅠさん
の気持ちを動かす全てです
今、逃亡犯のようにいる2人に対しては、自分の全力を
ぶつけ夫にも子供のように権利ばかりを主張して、何も
義務を果たさない甘ちゃんの姿をしっかりと捉える自分
で進んでいます
まずは、いただいたメールをご紹介します
木村先生
今年もあと残すところ1日となりました。
今年は振り返ってみると自分が大きく成長し強くなれた
一年でした。
一年前につけていた今年の目標をみるとどれだけ自分が
変わったかわかります。
お世辞ではなくこれは本当にひとえに寄り添って走って
適時適切な言葉で励ましてくださった木村先生のおかげ
です。
満ち足りた気分で大掃除をし、希望を胸に来年を迎える
準備ができています
ありがとうございました。
来年早々には判決がでるものと思います。
その後は仕事に復帰するため嵐のような半年が過ぎると
思います。
来年にむけて新年早々にすることについて少しメールを
させていただきました。
今、判決が出て確定したらすぐ、私と女の陳 述書をもって
女の親に会い、女の妹にお姉さんの事実をつきつけようと
思っています。
そして女の親に今後
1不貞の証拠が取れたら今度は即訴訟に踏み切るつもり
であること、
2夫が私の迷惑になることをいってきたら会社の社長に
二人不倫で困っていることを相談すると釘をさして置こ
うと思います。
これは私にしたことに対する報復です
女に会うかはニュートラルです。
女の親にあってから考えようかと思っています。
主人のことは1年間ほっておこうかと思っています。
あれこれいってくるでしょうが相手にしないでおこう
かと思っています。
これまでは証拠がばれるといけないので下手に出て
いましたが、もうそれもないので言いたいことを言い、
夫が会うのが義務だと言ってきたら、義務と権利を
履き違えていると一蹴するつもりです。
夫はいまだ頭に血が上っているので会うこともしない
つもりです。
私は一年私の家族像と私の将来を作ろうと思います。
また夫をほっておく自分を創りたいのです。
そんなスタンスでよいのでしょうか。
また来年ご相談にのっていただけますか?
気になっているのは次男のことと、婚姻費用のこと
です。
女の親に会いに行ったときに、次男にこれ以上傷を
つけたら会社にいくとか、健康保険の問題があるので
会社にいくとか、釘をさそうかと思いましたが、気持ち
がないうちにしても意味がないでしょうね。
次男は3歳になりますのでそろそろごまかしきれなく
なってきましたが、まぁ仕方ないですね。
この家庭環境 でしっかり育てる覚悟をして、夫と次男
の親子関係は神頼みにしようかと。。。
次男とのことをは来年ご相談にのっていただきたいと
思っています。
婚姻費用は別になくても大丈夫なのですが、責任を
とらせたいと思ってもいます。
ただマンションのローンをはらっているのでどういう
計算になるかみえないこと、弁護士を通じると元を
とれないことなのが障害です。
婚姻費用についてはどのようにお考えになるかこれも
来年ご相談させていただきたいテーマです。
さて、これで夫のこともすっきりと整理して年を越せ
そうです。
年の終わりにながながとすみません。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
よいお年を。
私の返信です
Iさん
今年も頑張った自分がいます
それをずっと見てきましたので、私もよくわかります
そして、自分の考えでいろいろと進められる強さを持って
きた証拠です
昨年お会いしてから比べても、その表情はぜんぜん
違います
来年はまた自分の考えで積み重ねてきた事をしっかり
と出せばいいのです
またいろいろとアドバイスしますから、一緒に頑張り
ましょう
Iさんからいただいたメールをご紹介しましたが、書いて
ありますとおり、お会いした時はこれからどうしていい
のか途方にくれるという状況でした
そこから今、Iさんは一生懸命自分を立て直しています
それも、現実逃避の自分から納得を追う自分に変えている
からこそなのです
相談実例
勇気を持って、まずは無料電話・メールでご相談ください
無料相談専用電話
15分ですが、真剣にお伺いします
日月火水木金土10時~18時
カウンセリング中でつながらない時があります。
申し訳ございませんが、時間を置いてかけなおしてください
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できれば、状況を詳しく入れてください、2日以内に返信します
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