時間が解決するかもと夫の不倫放置の甘い自分をやめブス女を叩いた妻

アホな夫を許さない

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃夫婦について悩む相談者に接していますが、多くの相談者が夫の不倫に

気付かないとか、わからなかったというケースも少なくありません

そういう時には、子供さんの方が先に知っている事もあるのです

その中で、明らかにおかしいとわかっても

「夫はやめてくれるはず」

「時間が解決する」

と都合よく考えているだけで、何も変わらないどころか余計にエスカレート

する事もあるのです

その甘い自分をやめて、カウンセリングを受けてから行動を起こした方の

実例です

(相談者には掲載の承諾をいただいています)

 

Sさんは、今年の秋に夫の不倫でご相談に来られた

のが最初です

そもそもSさんと夫は職場で出会い、交際も順調に

進んで、そのまま結婚に至りました

その後子宝にも恵まれて、夫も仕事に精を出して

子供も立派に成長して幸せな生活を送っていました

その中で、中部地方に夫の単身赴任が始まったのが

数年前です

もちろん、最初は夫も嫌がり、Sさんも体を心配して

毎週自宅に戻るパターンで仕事をしていました

そして、そのうちに、夫から

‘今週は戻らないから‘

という連絡がちょくちょく来るようになりました

最初Sさんも遠いので、毎週帰るのも大変だろうから

と、あまり気にしていませんでした

しかし、そのうちだんだん帰る日が飛び飛びになって

きました

さすがにSさんも

‘何かおかしい‘

と感じるようになりました

そして、たまに帰ってきた夫の持ち物も調べる事に

しました

すると、仕事と言っていた日に近くに旅行に行った

切符が出てきたり、パンフレットも見つかります

また、他にもラブホのカードなども出てきました

‘これか‘

とSさんもすぐに合点が行きます

しかし、どうすればいいのかわからず、夫にもすぐ

問い詰めないで、ネットサーフィンをします

その中で、私のブログも発見しましたが、書いてある

内容が

‘とても自分じゃ無理‘

という感覚になって、ほかの愛され妻系のブログを読

んでいました

Sさんは、長年平和ボケにどっぷりと浸かっていた自

分を自覚しています

その中で、できる事は

‘なるべく家庭を壊さない事‘

という思いが一番です

そうなると、夫が嘘をついて不倫ブス女に会っていて

も、たまに帰ってくる時にやさしく迎える事しかでき

ない自分でした

しかし、それで状況がよくなるはずはありません

そのうち、夫の単身赴任が終わり、自宅からの通勤に

なりました

しかし、夫は相変わらずその以前の勤務地にいる不倫

ブス女に会いに、土日構わず出ていきます

その夫の姿を、子供さんもおかしいと思っているはず

です

しかし、Sさんは相変わらずすぐにその行動に対して

何もできないままでした

その中で、再び私のブログを読んでいるうちに

‘やはりこれではいけない‘

という気持ちが強くなって、まずは調査会社に依頼を

しました

そして、とにかく自分でできる事は真実を掴む事と思

って、その女と夫との密会を撮ってもらいました

そして、その段階で私にカウンセリングの申込みをさ

れたのです

一番最初のカウンセリングでは、不倫に気付いたのも

遅く、また何か動くと怖いという気持ちからなかなか

動けない状況が続いていました

しかし、証拠もある程度押さえて、自分が弱いままで

いたくない、自分が変わりたいという気持ちを強く持

ってこられたのです

Sさんは、私のところに来られて

‘弱い自分はもう嫌です‘

‘絶対に強くなりたいです‘

という決意を強くお持ちでした

いろいろと状況を伺いますと、本当にそれまでは幸せ

な生活でしたが、反面自分でもどこかで何か軸を持っ

て過ごさなければ、安きに流されてしまうという思い

も常に裏腹で持っていました

そして、この夫の不倫が出た時に、嫌な事が的中した

という感覚でした

そして、そこからすぐに動けないのも自分の中で

‘時間が解決してくれないか‘

‘夫が目を覚ましてくれないか‘

‘じっとしていれば、何とかなるのでは‘

という、自分都合の考えだけでした

しかし、状況はどんどんひどくなる一方でした

それも、心のどこかに想定していたのです

そして、今回はもう何もできない自分ではいけないと

いう気持ちが勝っているからこそ行動を起こす気持ち

になりました

私にも

‘今まで本当に平和ボケの人生でしたから、

こんな事が起こってもどうしていいかわ

からないままで来てしまいましたが、先

生のブログを読んでいるうちに、私は変

わろう、変わりたいと思うようになって

きました‘

と心情を正直に吐露します

‘そうです、その気持ちがまず大事ですか

らね、その気持ちがあれば必ずいい方向

に行きますよ‘

と答えます

Sさんは、自分の弱さを正直に話して、少しずつ楽に

なっている自分を知ります

相談者の仲間も紹介してお話をしているうちに、

‘私も強くなりたい‘

‘私はもっと堂々と生きる‘

‘私ができる事はすべてやる‘

という意欲が湧いていきます

そして、その女についても調べて、夫の単身赴任先の

近くの飲食店の女でした

そして、その女もいい年して結婚もできない寂しさを

夫で紛らわしているのが手に取るようにわかります

その女のマンションも職場も把握し、その女に対決す

るのをどうするか作戦を練ります

私の相談者の多くは弁護士を最初から頼まずに、自分

ができるところまでは自分でやるというスタンスで臨

みます

そして、その中で女に心底勝った、小さいものを大き

く見すぎていた自分を知るのです

Sさんもカウンセリングや相談者仲間との交流の中で

‘私も自分の手でけじめをつけたい‘

という気持ちです

そうなれば、どういう手順で女に接触して、どういう

事を言うのか、その後の夫との関係をどう考えていく

のかなどを、しっかりとシミレーションをします

そして、カウンセリングを受けてから約一月でかなり

の自信と知恵がついていきます

夫の不倫に悩む妻の相談者交流会で笑顔と工夫を交換しました

 

 

その中で、しっかりと自分が戦うために何をすべきか

をチェックしていきます

もちろん、夫にはわからないように秘密裏に勧めます

Sさんは、自分が弱くてどうしようもないという所か

ら、しっかりと不倫ブス女に対決するという意欲を持

つところまで、自分を鼓舞してきました

その中では、相談者仲間もいろいろと知恵や工夫をく

れて日に日に自信がついてくる自分がわかります

そして、そのSさんもいよいよ不倫ブス女との対決が

近くなってきた頃お話をしました

‘女に対決する際に、お子さんにはどういうつもり

ですか‘

‘子供は何となく主人がおかしいのはわかっている

はずですが、はっきりとは言った事がないので‘

‘私は行動を起こす前には伝えておくべき話だと思

います、一緒に暮らしていて自分の親が何も言って

くれないというのは、疎外感が出ます‘

‘そうですよね、私もそう思っていました、まずは

自分が強くならなければと思っていましたが、こ

うして対決する自分がいますので、子供にも言お

うと思います‘

そう言ってSさんは、対決の前に子供さんに夫の不倫

について話をして、自分の決意を伝える事にします

Sさんは、しっかりと不倫ブス女についての証拠や素

性は調べ上げて、あとはその戦いの日を待つだけとい

う位の状態まで持ってきました

しかし、一つだけ気になっているのが子供さんへの対

応です

もちろん、女との対決をすれば、あほな夫にいつか伝

わって家の中は空気は悪くなるのはわかっています

それを先に言っておくという事もありますが、母親と

しての決意を子供に伝えておくという意識の方が強く

あります

その宿題をやらなければ、女の対決に引っかかるもの

がある事もSさんはわかっています

そして、女の対決する少し前に子供さんと二人の時間

を見つけて話をしました

Sさんは話を子供さんにすると

‘お父さんから少し前に好きな人がいる、と

話をされたのでお母さんには黙っていた‘

と言われます

それを聞いてSさんも愕然とします

そして、さらに

‘その女の人との不倫の証拠が取れないか探偵

に電話して聞いたけど、金額が高くてどうする

事もできないままいた‘

と言われます

Sさんは、その子供さんがずっと自分に言わずに黙っ

て苦しい思いをしてきた事、探偵に自分で電話して聞

いて何とかしようとしてくれた事、そして馬鹿な夫が

何も関係ない子供さんに自分の都合で与太話をしてい

た事を知りました

そしてその子供さんとの話でさらに怒りが込みあげて

来ます

Sさんは、勇気を持って女の対決の前に子供さんに夫

の不倫の事実と、自分が戦う事を伝えました

しかし、その子供さんに事もあろうか、馬鹿な夫が先

に伝えていたのです

その事実をお子さんから聞いたSさんは

‘私は何をしていたのだろう、自分に勇気がない

ばかりに、バカな夫が子供に本当にアホな事を

言っていた事も知らずにいた‘

と、自分を責めてしまいます

しかし、子供さんはそのSさんを見て

‘お母さんが戦ってくれるなら大丈夫‘

という反応をしてくれます

子供さんに話をした事によって、さらに自分の中にパ

ワーが湧き出てきました

そして、たまたまその数日後に開催した相談者の交流

会にも参加しました

そこで、女との対決を数日後に控えたSさんは、殆ど

初めて会う方の中で、しっかりと決意表明をします

‘うちのバカな夫の不倫を子供の方が先に

知っていました、それを聞いて私はもうや

るだけと思っています、今日は前祝と思っ

て来ました‘

と、すがすがしい顔で自己紹介をします

聞いている相談者仲間も、本当に最近来た相談者とは

思えない位、堂々と話すSさんを見ています

Sさんは、不倫ブス女との対決を前に子供さんに話し

た事実を相談者交流会でも皆さんの前で披露して、自

分の戦いに何も躊躇はない状態にして臨みます

そのSさんを仲間の皆さんも自分の事のように応援し

ます

そして、その中で女との対決の日が来ました

女の家もわかっていますし、自分が何を言うかもしっ

かりと頭に入れています

それもこれも、今まで自分は弱くて何もできないと思

い込んでいたところに、自分より弱い子供さんが何と

かしようと悩んでいたわけです

その実態を知れば、

‘私は何もできない‘

何て言っていられません

母は強し、を地で行かなければいけないのです

そして、女が出てくるところを待って声を懸けます

‘〇〇の妻です、わかりますよね‘

と、飲み屋の女は最初はシラを切りますが、Sさんの

目が真剣で、家も見つかっている事が逃げられないと

諦めの気持ちを出させます

そして、少し場所を変えて予め用意した念書にサイン

をさせようと考えます

女も夫の事を嫌いではないのは確かですが、Sさんの

表情を見ていると、ここで抵抗すればするほど不利に

なると、サインをしました

そのやり取りの中で、Sさんも不思議と冷静に対応で

きている自分がいます

どこかで、子供さんが一緒にいてくれるような気持ち

です

Sさんは、不倫ブス女と一対一で対決を果たします

その中では、ほぼ女には何も言わせないようにした自

分がいます

つい先月私の所に来て、

‘こんな私でもどうにかなるでしょうか‘

と思っていた自分はいません

むしろ

‘私にもできる、やればできる‘

という思いだけです

そして、しっかりと女には慰謝料も払わせて、できる

事はやった自分です

女も飲み屋が長いので、ある程度のお金はあるのもわ

かっていました

もちろん、それだけでは終わりません

次はアホな夫への対処です

夫はSさんがその日は家に朝からいなかったので機嫌

悪く夜過ごします

しかし、Sさんには今となっては夫に負ける自分はい

ません

‘女に会ってきましたから‘

とだけ言うと、夫は

‘えッ‘

と、ハトが豆鉄砲を食らったような顔をします

それ位、夫にはもう何も言わせないという態度を取れ

る自分がいます

そのSさんを見ている子供さんがいるのです

そして、女との対決を終えて、アホな夫の逆ギレも

正直思ったより、それほど大した事なく時間が過ぎて

行きます

しかし、Sさんはここからが大事と思って、気を緩め

内容に自分に言い聞かせます

‘折角強くなったのだから、ここでまた緩ん

では元に戻ってしまう‘

という自分です

そこに、子供さんが自分には言わないで、どうにかし

ようと頑張ってくれていた姿が常に頭にあります

もう弱い母親はやめる、その一心で今もバカで弱い夫

と対峙するSさんです

不倫夫を〔絶対必要〕から【どうでもいい】に切り替える能力に気付く

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。