旦那の浮気に見て見ぬふりや愛され妻をやめ子供に強いママを見せた妻

夫の不倫に我慢しない

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃夫婦について悩む相談者に接していますが、多くの相談者がいろいろな

事に迷いが生じ、夫の不倫をみて見ぬふりをしてしまうというケースは少なく

ありません

しかし、それに入ってしまうと

‘愛され妻‘

等という、よくわからない自虐と依存の自分をさらに強めてしまいます

不倫という悪事にメスを入れなければ、何も変わらないと気付きカウンセ

リングの中で強く戦う自分を選んだ方の実例です

そこには、大事な子供さんの存在があるのは言うまでもありません

(相談者には掲載の承諾をいただいています)

 

先日、ご相談者のEさんよりご連絡をいただ来ました

Eさんは、この数ヶ月前に夫の浮気でご相談の連絡を

いただいた方です

Eさんは、夫の不倫に悩んで、いろいろなカウンセラー

や、相談窓口をネットで探す状況が数ヶ月続いている

状況でした

そもそも、友人の紹介で知り合った夫と、とんとん拍子

で結婚まで進んで、

‘もうこれで私の人生は安泰‘

という思いで過ごしていました

事実、お子さんにも恵まれて、夫とお子さんと仲良く

過ごす日々でした

その幸せな時間が昨年突然崩れはじめました

いや、思えばもっと前から夫の様子がおかしかった

事はEさんも自覚しています

しかし、それまでの幸せな時間や自分の思い通りに

きた家庭を壊すかもしれないパンドラの箱を開ける

勇気はなかったのです

夫は数年前から、深夜帰りや、外泊が出てくるように

なったのです

しかし、Eさんも会社や仕事を理由に言われると何も

言い返せない、言い返さない自分を通してきたのです

しかし、今思い起こせばその自分はただ現実を知る

勇気がなかっただけなのです

して、その夫の行動は月を追うごとにエスカレート

していったのです

Eさんは自分の中では、夫の事はとにかく自分の人生

を守ってくれるために一緒になった人という感覚を強

く持っていました

現に、今までもその通りになって、お子さんももうけ

本当に幸せな生活でした

しかし、この数年の夫の異変には何も出来ずにきた事

も事実です

その中には

‘浮気なら許す‘

という考え方でした

その気持ちは、とにかく影響が小さい範囲なら私も目を

つぶれる、という考えからでした

それくらい、Eさんの頭の中にはある程度女の存在が

あったのです

しかし、深夜帰りや、外泊をしている夫には仕事とい

う建前にうそでしょうとは言えない自分がいたのです

それは、聞いてしまうと

‘女がいる‘

と、そのまま答えてしまうのではないかという恐れが

先にたち、どうしても曖昧に放置してしまっていた自分

がいたのです

そこで、自分の中では

‘時間が解決してくれるかも‘

というある種の、神頼み的な考えが出ていたのです

しかし、そのEさんの思いとはどんどん現実はかけ離れ

ていきました

Eさんは、夫が家族からどんどん一人距離を取っている

事はよくわかっていました

しかし、子供の事を考えるととにかくじっとしていて

夫が勝手に始めた浮気を勝手に終えてくれさえすれば

という心境でした

しかし、夫は外泊どころの状況ではなかったのです

結局、夫には詰め寄る機会を作って聞くと、

大事な人がいる‘

‘他に住むところがある‘

‘俺たちはもう無理‘

というような事を並べてきました

Eさんもある程度は覚悟していましたが、それほどの言

い方で言ってくるとは想定していませんでした

その現実を突きつけられてから夫は逆に楽にもなった

様子が出て、メール等で今後の話をしたいと言ってく

るようになりました

もちろん、Eさんにしてみると、夫の勝手な言い分は

受け入れる事は出来ません

そして、同時にどうすればいいかネットで探す日々が

続きます

そして、いろいろなセミナーやカウンセリングも参加

してみました

どうしたら夫は自分を向いていくれるか、という考え

で話を聞いて実行してみますが、結局は夫は何も態度

を変える事はありません

なぜなら、ほぼ別居状態になっているので、夫に自分

の努力を見せる機会はないわけで、参加した話は普段

夫婦で暮らしている事を前提だから、現実的には難し

かったのです

Eさんは、自分の中では夫への対処を変えなければダメ

とわかっていました

しかし、それでどうすればいいかわからないまま月日

が過ぎていました

その中で、私のブログを知るきっかけがあって連絡を

いただきました

お会いしてその状況を聞くと、やはり待っていても仕

方がない、積極的に夫の現状を知る事が先決という方

向のお話をします

Eさんも今まで夫にいい妻愛され妻をやっても結局は

何も変わらない、もっとひどくなっている事にもう

‘飽きている‘

状況です

そして、今までの自分の考えや行動を全て時系列にお

話しされ、逆に自分との決別もできた感覚が出てきま

した

また、相談者の交流も提案して、すぐにEさんに数名

の相談者を紹介します

すると、Eさんも自分の状況を先に経験されている方

もいますので、すぐに打ち解けて勇気をもらいます

そこで、さまざまな考え方や行動を聞いて、やはり自

分の納得を作るのは自分の行動しかないという確信を

持ちます

それは、今まで封印し続けていた自分の気持ちをしっ

かりと出し切る、という決意でもあります

他の相談者の方も、Eさんがその自分の考えを変えた

事にすぐに気が付いたのです

Eさんは、自分の中ではもうスッキリとしている自分

もいます

今まで夫には何も言わずに、容認に近い自分で過ごし

てきましたが、もうここまで来ると抑える事は出来な

いのです

そして、自分が今までしてきた夫の事を黙認するスタ

ンスは捨てたのです

〔夫への依存〕が寂しさを連れてくる事を知れば【強くなりたい自分】がいる

 

 

 

とにかく、夫の現状把握です

夫は既にマンションを借りている事は、わかっていま

した

そして、Eさんは自分でそのマンションまで行って何

となくこの部屋であろうという目星もつけたのです

周りの相談者からすると、本当はEさんはしっかり

自分を持っているという事を感じています

言葉の端々からも、弱くて逃げていた自分はもう過去

の事にしているという姿勢を感じます

そして、夫をちょくちょく自宅に用事を作って呼んで

今まではした事のない携帯のチェックもする事にしま

した

これも真実にたどり着いて、夫の弱さやズルさを明ら

かにするためです

そして、もう一つ大事な事があります

それは、陰に隠れる女がどこの誰なのかです

これもEさんは女のカンを働かせていました

Eさんは、今までの自分のスタンスを180度変えてし

っかりと夫の状況を把握する事を行動にします

そして、陰に隠れる女についてもしっかりとその相手

を読んでます

もちろん、確信はありませんが、夫の持ち物や携帯か

らして、水商売とか風俗関係の女ではないかと推測し

ました

この女が夫に対して陰で操っているのは間違いはあり

ません

夫は別居後に今まで口にしなかったような事を言って

Eさんにプレッシャーをかけています

それは、私がブログでさんざん書いているような言葉

を口にしているので、Eさんも夫の言葉ではないと

いう事を確信しています

ただ、その女がマンションに出入りしている姿までは

捉えていません

住んでいるマンションが特定できている分、Eさんも

歯がゆい思いです

しかし、ここで褪せてはいけないとセッションで心を

落ち着かせてもらっているのです

今までのスタンスを急に変えているのですから、焦る

と無理が出ます

そこをじっくりと心と体のバランスを取りながら頑張

るペースを作る事が大事です

そして、少しずつEさんも夫に対する言葉を変えるよ

うに意識し始めます

Eさんは、自分の中では夫に対しての態度を変える事

を意識するようになりました

そして、それは自分の子供にも

‘ママは変わるから、見ていて‘

という気持ちです

やはり、勝手に別居を始めた夫はお子さんには気を遣

うメールなどを送りますが、所詮家には帰って来ない

わけですから、お子さんも父親のバカさを見抜いてい

るはずです

‘浮気に関しては、直接子供には話はしていなくても

すっかりわかっているはずですよ‘

とアドバイスした事もあり、Eさんも

‘自分が無理に夫の事を隠し立てしているのはやめよう、

タイミングを見て話をしよう‘

と考えを変えていきます

そして、まずは夫に対して今までは弱腰だった言葉も強

めに言って、もっと情報を得る事にしました

その姿や、言葉は必ずお子さんにも伝わっています

‘ママが変わってきた‘

とすぐに変化に気付くはずです

今まで、Eさんにとって大事な事は夫がとにかく家庭を

壊さないようにという一心でした

しかし、今はお子さんに自分がしっかりとした母親で

いなければいけない、そのためには夫の不倫と戦って

いる姿を見せなければいけないという気持ちです

その意識の変化は、いろいろな所に出てきます

Eさんは、夫に対して今まであまり言わなかった事をし

っかりと言うようにしました

自宅に呼ぶ回数も増やしたり、夫の両親に対して嫁とし

ての存在感を出すようにしたり、生活費の事も必要な金

額に加えて、正当にもらうべき金額を、折をみて伝える

ように考えています

今までは、夫の好きにさせていた事を、こちらがコント

ロールする事で、女にも

‘妻は私‘

という事が伝わるはずです

そうなると、もっと夫を引っ張って、夫が苦しい状況に

なるはずです

そうなれば、板挟みになった夫が、Eさんには弱さを出

してくるのです

そうなれば、夫と女が思い描いた生活に少しずつ風穴が

あいてくるのです

もちろん、Eさん一人ではできない事もあります

から、カウンセリングでのアドバイスや、相談者の仲間

が精神的な事や、女を追い詰める段取りの助言もしてく

れるのです

その中で、Eさんからメールが来ました

木村先生

今日夫が来て夕飯を食べて、さっき帰りました。

財布、鞄は特に収穫はなしでポイントカードの店は

メモしました。

風俗のカードは無かったですが財布はむき出しで

置いてるし、捨てたのかもしれませんね。

先生に言われた通りお正月は二人で行きますからと

きっぱり伝えました

勢いに?困ったようにも見えましたが、定かでは

ありません。

夫はどうでもいいです

私は義務を果たすだけです何もやましくありません

から。

それと、

‘実家の母の様子も気になるからその時は家に来て

子供の面倒みてください‘

と脅して?おきました。

好き勝手に自由を謳歌できると思うなと反旗を

あげました

私にしては進歩です、ささやかすぎますが。

もう愛され妻などやりません!

来週昼間マンション偵察してきます

このメールからも、Eさんが決意を持って今までの

弱い自分から卒業している事がよくわかります

ここから、しっかりと自分をさらに強くしていく事

を重ねていくはずです

 

‘昔は修復したいなんて馬鹿な事を言っていました‘が私の相談者

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。