不倫はダメなものはダメと相談者仲間の後押しでブス女に対決した妻【後編】

不倫に負けない

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃夫婦について悩む相談者に接していますが、相談者の中には年が離れた夫

と結婚して、依存している中で不倫が起こるケースもあります

そういう時には、今までの平和ボケが強くてなかなか現実を直視するのが難しい

状況です

しかし、カウンセリングを受けて相談者にも励ましてもらってブス女を叩いて

‘夫からの脱却‘

をした方の実例です

(相談者には掲載の承諾をいただいています)

不倫はダメなものはダメと相談者仲間の後押しでブス女に対決した妻【前編】

それは他の相談者の実例からも聞いて、自分は自分の

納得を作るだけという思いです

そしていつものように会社に行った夫の後で、ブス女

に接触する場所に行きます

Fさんは夫の不倫に悩まされてきて、何をどうしてい

いか、わからないままの数か月を過ごしてきました

その中で、できる事はやってきましたが、結局夫が不

倫をやめてくれるはずもなく、ただ時間が経過してい

る毎日でした

そして、私のところにたどり着いて、

‘納得するのはブス女を叩く事‘

という事を心に刻んで準備しました

もちろん、チキンの夫の事も気にかかります

しかし、そんな事をしていると結局は夫がブス女を守

って自分がバカを見るのは目に見えていますから、夫

には何も悟られないように準備してきました

そして、いざその対決の日が来ます

様々な家族の事や、病に倒れた父親の事などが頭にあ

る中、このブス女に悩まされている場合ではないと言

う自分が自分を突き動かします

その日も夫の事は早々に見送って、とにかくブス女に

会う事だけに集中します

そして、自宅からブス女の家の前で出てくるのを待っ

て声をかけます

ブス女もFさんの事は、もちろん知っていますからF

さんの姿を見て、すぐに何のためにいるのかは分かっ

たはずです

そして、Fさんの迫力と急に来られてしまったブス女

は、何も強気に出る事は出来ない様子です

そして、Fさんも自分の方が完全に勝っているという

事を確信します

これまでの苦しい思いや、孤独を作ったのはこのブス

女と思えば思うほど、自分の中でどんどん言葉と強さ

が湧き出て来ます

Fさんは、長い間悶々としていた事を一つ自分の力で

消そうと頑張りました

その思いは苦しければ苦しくなるほど、無くならない

思いでした

最初は夫が不倫をしている事を知って、

‘私はもう必要のない人間かも‘

と、自暴自棄になった自分もいました

しかし、それだけでは何も現実は変わらないという

思いで、それをどうすればいいのかわからないとこ

ろに、私に連絡をしてこられました

そして、とにかくブス女を直接叩かなければ絶対に

自分の気持ちが晴れない事に、気が付きます

そしていろいろと悩んで悩んだ末に、ブス女に対決

を果たしました

そこに目にしたブス女は本当に

‘なんだこの女は?‘

というような女です

それは、他の相談者の実例からも聞いてはいましたが

自分のケースも本当にそうなのかは、半信半疑でした

ある程度仕事で絡んでいる分、どこかでこのブス女の

事を勝手に上に見ていた自分がいたのかもしれません

しかし、紛れもなく

‘ブスでレベルの低い女‘

という事をはっきり捉えます

その感覚は、今まで対決するまでの自分がいかに悔し

い思いをしてきたかの裏返しでもあります

‘こんなクソ女にチキンは入れ込んでいたんだ‘

という実態と共に、自分がそこに踏み込んでこれなか

った弱さを、払しょくしている事を感じるのです

Fさんは、ブス女との対決を果たしてしっかりと謝罪

と慰謝料を払わせました

もちろん今後の接触も禁止させて、わかったら追加の

謝料を払わせるという約束もして、形式的な部分では

自分の納得する事までやり遂げました

しかし、それはあくまでもブス女に対して被害者の自

分が当然の権利を行使したまでの話です

その中で、自分が当たり前の事をやっただけという思

いと、次はチキンへのけじめがいるという思いです

ここからが本番です

夫はFさんがブス女に対決をした事を、知っているの

かどうか、それはわかりません

しかし、対決後のFさんを見てチキンは必ずFさんが

堂々としている姿を見て、何かが変わった感じている

はずです

それも、その姿をお子さんが見ているはずです

自分の父親と母親の仲が何か悪い、という事をわかっ

ていてもはっきりしないうちは、悶々とするはずです

しかし、Fさんが強い気持ちと態度に出た事で、

家の中が正しい方に向かっている‘

感じているはずです

それを、Fさんも子どもを通じて感じます

それまでのただ我慢したり、一人でいつまでも考える

状況から、とにかく

‘ダメなものはダメ‘

という行動を起こしたのです

そこから、家族というか自分と子どもが変わっていく

転機を感じています

夫は夫で、アホな事を言ったり態度を出すのはまだ続

いているわけですが、それでもFさんはもう負ける自

分はいないという思いです

そして、その思いを私のメールで明かしてくれました

Fさんはカウンセリングを受けて、相談者の仲間とも

交流をしてもらい、勇気と元気をもらってブス女との

対決を果たしました

そして、その後しばらく連絡がなかった頃に、メール

をいただきました

そこには、Fさんが人生をかけて自分を奮い立たせた

という気持ちが出ていますので、ご紹介します

先生、ご無沙汰しております。

先生に

「それだけの証拠を持っていて何もしないのは

贅沢。他の相談者に何してるの!と笑われます

よ。」と言われました。

上手く行くのだろうか…等躊躇してばかりいま

した。

9月下旬、私はついに突撃しました!!!

チキンな私を突き動かしたもの、それは父の病

に倒れた知らせでした。

命に別状はありません。脳腫瘍によるめまい、

はきけで救急車で運ばれましたが症状も治まっ

ている為、入院後は経過観察という状況です。

この時、決意したのです。

父の事、受験なのに勉強が嫌いで反抗期真っ只

中の子供の事、下の子のクラブの会長としての

仕事等…

私には抱えきれない程の役割と悩みがあります。

そして、日々の生活。

そう考えたら、時間と気持ちに余裕をもって不

倫に対処出来る都合の良い日なんてない‼これ

だけ次から次へと問題が起こるけれど、親、子

供、生活これらの悩みは全て誰もが抱える悩み、

通る道。

でも、夫とブス女の不倫による苦しみ、悩みは

余計だろーーっ!と。

余計な事に一番苦しまされている!ふざけんじ

ゃない‼

ドブスをとっとと片付けて、大事な事に力を注

がなくては!

と思ったんです。

ブス女に突撃した結果…私がバカ夫に対峙した

のが4月、その後7月(女の供述)にバカ夫から

「奥さんが全部知ってて、すごく怒っている。

もう連絡出来ない。」

と言われたと。ブス女は

「最初から奥さんは自分が居ないとダメなんだ。

と言われていたから、いつかこうなるとは思っ

ていた。いつからか覚えていない。何となく。

仕事を一緒にするうちに仕事に対する考え方

など気が合って…。いつか止めなきゃと思って

いた。ごめんなさい。」

(←もちろん、その他の供述全て信用はしていま

せん。汗ひとつかくこともない。)

ブス女は未婚でまさかの×ナシでした。私が生

でブス女を見た感想…

ガッカリ。

小綺麗にはしているが、どうみても軽そう。枕

営業してそう。

うちの主人以外ともヤッてそう。

(←個人的感想です)

用意した書面に署名、捺印をもらい慰謝料も翌

日振り込まれました。

バカ夫と対峙した時、ブス女に生きてる真剣さ、

人間のレベルの違いを見せた時、爽快感とこれ

までの自分では考えられない強さを出せた、

一人でここまで出来た事にやりきった気持ちが

しました。

バカ夫がこの件を知っているかどうかは分かり

ません。

ブス女の為(違約金)に、知らない振りをしてい

るのかもしれませんが、単細胞なので知ってい

たら確実に黙ってないしキレると思います。

今のところ静かです。

でも、先生…今も私の心は晴れません。

きっと生きてる間、忘れる事はないと思います。

一生抱えて行くんだと思います。

しんどいです。本当は…私もアホで単純だから

バカ夫が

「ごめんなさい。もう二度と同じ失敗はしない、

傷付ける事はしない。」

と言ってくれたらどんなに救われるだろう…と。

後は明るく笑い話に出来るようになれば…なんて

思いますが、現実は認めたけれど謝罪はしない。

子供の事は以前と変わらず何でも協力してくれて

います。

「子供の為に頑張って行こうや。もう終わった事や。」

と。

ヤッた方は早く忘れたい、責められたくない、だ

から相も変わらず強気にそう言う。

私のズタズタの心なんて気遣う余裕も無い。

そんな考えさえ及ばないアホな頭なんですよね。

期待なんてしてはダメですよね。

少しだけ強くなれた気がしたけれど私はまだまだ

変わっていません。

この件を知ってる方はみな同様に

「もうそこまでしたら懲りてるって。自分でも

偉そうにしてきた分、情けない姿を知られて堪ら

ないはずよ。

それでも毎日家に帰って来るって事は(バカ夫の

方が)家族を捨てられない、別れられないはず。」

と言います。

自分を取り戻す事が大事だと先生の仰られる事は

分かります。

でも少し時間が出来ると…ふと

「まだ水面下で…あいつらならやる。」

と思えてきてとても苦しいです。

まだ夫に気持ちや言葉を求めている、不倫から

目が覚めて全うな夫、父親になってくれる事を期

待する自分がいます。

心の持ちようを教えて下さい。

 本当の強い自分になるには…。

という内容です

このメールをもらってすぐにFさんとお話しします

Fさんは、ブス女との戦いを終えてから少し間を空け

て、私にメールを送ってもらいました

その中で、対決後の自分の揺れる気持ちを素直に書い

てあります

もちろん、それを読んでがんばったFさんとこれから

の宿題を持っているFさんの両方を想像します

しかし、それは誰でも同じことです

なぜなら、そこには自分の成長を勝手に止めてしまう

自分がいるからです

やもすると、ブス女との対決を終えるとそのまま何も

かもが、終わったような感覚になる方がいます

しかし、そもそも夫婦が甘いから夫も舐めていたわけ

です

また妻が緩んだら、元の木阿弥になるのはわかり切った

事です

そこから、一番大事な事というお話をします

私とお会いしてから数か月で、Fさんはかなり強くな

って、自分で判断している事を重ねてきました

そこには、今まで頼りにしてきた夫が一番の敵になっ

ていたわけです

しかし、これも自分も甘かったという事に気が付いて

いるFさんです

そこから、自分ができる事はまだ何があるかと思い続

けて、自分を高める意欲があるのです

それもこれも、自分を見ている子供がいるからです

そこに、家族の未来をつなぐのは夫ではなく子供なの

です

その事を、胸に秘めてこれからも現実から逃げずに進

む事を約束します

Fさんも、どうすればいいかと迷う自分は卒業してい

ます

これから発生する新しい相談者に、自分の経験を話し

てあげるという立場をわかっているのです

夫が不倫のアホさを反面教師で改心する転機は【妻の毅然とした行動】

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。