夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃夫婦について悩む相談者に接していますが、そもそも相談者は夫に対して不満
を持っている方も少なくありません
ちょっとした事でケンカもしますし、言い合いになってしばらく口を聞かないという
事も少なくありません
そういう事が年に数回定期的に起こるという夫婦もいます
しかし、いつの間にかそれが終わってまた普段の夫婦に戻っています
それ位の頻度であれば、
‘自然治癒‘
するようなイメージです
Table of Contents
不倫は心の隙間から入って水面下で進む
そういう中で、いつの頃からか夫の心の隙間から不倫が水面下で深耕しています
妻からすると、何かいざこざがあっても
『またしばらくすれば元に戻る』
『ちょっとすれば機嫌も直る』
というように、それほど気にしていないのです
しかし、当の夫は
『いつもの自分を出せばいい』
『急に態度を変えるとバレる』
と、ケンカや言い合いも普通にしてきます
とにかく、外での不倫相手との密会に
‘違和感‘
を出さないようにします
妻が不審感を持っていないのいい事に、
『休日出勤になったから』
『今度の金曜から出張入ったから」
等と偽って、不倫の回数を増やします
不倫している夫の心境
その夫の心境というのは、
‘おっかなびっくり`
と
‘シレっとしておこう‘
という、両方の気持ちで妻に接しています
それは、陰に隠れている不倫相手のブス女が
『もっと会いたい』
『今度一緒に旅行に行きたい』
『毎日でも顔が見たい』
と、とにかく調子に乗る事が大きな原因です
そもそも不倫というものは、背徳感や高揚感や非現実的な感情が入り乱れている
わけですから、その刺激を求めていつまでも止めようとしません
仮に夫が妻への後ろめたさから、やめようとしても、
『もう終わりにするなんて、絶対にイヤ』
『会えないなら、奥さんに私たちの事言ってやる』
『別れるなら好きにして、もう連絡してこないで』
と、相手の女に泣きつかれたり脅されたり啖呵を切られて
『やっぱりこのまま続けるしかない』
と、さらに見つからない方策を探す羽目になるのです
そうなると、妻にはさらに噓に噓を重ねて態度も硬化します
また、つまらないケンカもふえていきますし、口を聞かない日も多くなります
不倫相手に起こる感情
このように、夫婦間では多くの事が自然治癒をしていたのが、
‘不倫相手の女‘
の出現によって、大きく様変わりしてしまうのです
もちろん、そもそも不倫をするのは夫も大きな責任があります
しかし、相手の女も妻と同じ女です
まれに
‘既婚とは知らずに付き合っていた‘
と夫にだまされていたというケースもなくはないですが、可能性は低いわけです
むしろ、夫が既婚とよくよくわかっていて相手をしています
自分の夫に不倫されている女もいれば、彼氏に大事にされていない女もいます
しかし、それで不倫していいという話はありません
そういう事を想像する事で、妻の心境も変わってきます
相手の女に
『同じ女性として許せない』
という怒りが出てきてもおかしくありません
不倫という悪事は、妻も捉え方で全然変わってきます
不倫に気付いた時には、騙し続けていた夫へのショックや悲しみもあります
そこから時間が経過したり、妻の性格によっては
『夫のやっている事に本当に怒りしかない』
『私にウソをついて、シレっとしていた夫を許さない』
という思いが出てきます
そして、さらに相手の女に
『こんな事になったのは、相手の女にも大きな責任がある』
『同じ女として、絶対に許せない』
という感情が出てきてもおかしくありません
もちろん、相談者の中には
『不思議と相手の女には怒りはない』
『とにかく夫の事が腹立たしい』
という事もあります
不倫の被害者の妻によって、いろいろな気持ちが入り乱れます
しかし、共通して言えるのは最終的には
『何で私がこんな目に遭わなければいけないの』
という、やりきれない思いなのです
夫婦で一番嫌なのが隠し事
そこから、
『何が起こったのか、全部知らなければ気が済まない』
という思いにたどり着きます
どこかでは
『夫の裏切りを知るのは怖い』
『相手の女の事は知りたくない』
という思いはありますが、自分は知らない状態をいつまでも続けるのは難しい事を
本能的にわかっています
やはり、夫婦で一番いやなのは
‘隠し事`
です
一番信用しているというか、全てを預けている人間関係が夫婦です
その中で、
『私が知らない事が起こっていたなんて』
『夫と私の間に、言えない事があるとは思っていなかった』
『隠されていたなんて、耐え難い』
という思いが出てきます
そういう自分にたどり着くと、夫には怒りも憎しみも出てきます
そして、さらに実態がわかってくるといかに夫と相手の女に舐められいたのかという
思いになります
そういう
‘夫婦の暗黙の了解`
が崩れた時に、自分が一番大事な人間関係が夫婦ではないと気付きます
もちろん、夫婦は人生で大きな存在意義があります
しかし、必ずしも絶対的な関係ではない事も確かです
不倫で夫婦以上の人間関係を再発見する
そういう時に思い出すのが
‘子供親姉弟親戚`
などの、血族や親族です
正直それまで疎遠だったり今一つだった関係から、不倫を機に
『子供が不倫を冷静に受け止めるなんて思わなかった』
『親がこんなにも私を心配してくれるなんて思っていなかった』
『兄妹も本当に気にかけてくれる、ありがたい』
『叔母さんが自分も同じような事があったと慰めてくれた』
というような場面に遭遇する方は少なくありません
そういう夫婦の脆さと、血族親族の強さというものを両方目にするのが不倫です
そこから、自分ができる事は
『心配してくれている人たちのために、弱ってはいけない』
という信念を持つ事です
不倫はある意味、
‘もらい事故‘
ですから、いくら注意していても起こる時は起こります
安全運転をしている中でも、後ろから衝突される事もあるのが人生です
しかし、加害者である夫と相手の女は思いの外シレっとしています
ごめんなさいもなければ、すみませんもありません
むしろ、
『ボーっとしていたお前が悪い』
『こんな事くらい何なのよ』
『奥さんがやさしくしていなかったからでしょう』
位に、責任転嫁をしてきます
このように、夫の不倫は自分の気持ちや大事な人間関係が大きくかわるだけではなく
世の中の倫理観の欠如を目の当たりにするわけです
人生いい事ばかり起こりません
むしろ悪い事の方は多かったりします
不倫は味方総動員で対処する悪事
その悪い事が起こった時に、沈んでいる自分から
『これからの人生のために、対処をここで覚えてやる』
という逆転の発想を持つのです
夫婦が想定外の状態になっても、親兄弟親戚が想定外の力をくれる事もあります
また、事実がわかってくると自分でも思いがけない怒りや憎しみの感情が出てきます
しかし、それは自分を止めていたら何も起こらない変化です
SOSを出したり、勇気を出す事で
『不倫発覚の時の死にたいくらいの自分から、味方もできて強くなっている』
という自分に変わっていきます
もちろん、それは一人では無理でもカウンセリングで一緒に行動を起こし始めると
『何かあってもまた聞けばいい』
『どうなるかわからないけど、一人ではない』
と、自分の足を止める事を選ばなくなります
人間というのは、経験した事がない事に遭遇すると驚きやショックも出ます
しかし、その最初の感覚が徐々に小さくなっていくと、そこから抜け出そうと他に
エネルギーを向けようとします
その出す先やタイミングを、一緒に感がるのがカウンセリングです
『いかに夫婦を甘く見ていたのかよくわかった、それが一番の収穫』
『夫もさることながら自分も平和ボケしていた、気付けて本当に良かった』
『不倫ごときで人生を棒に振るところだった、自分が弱すぎた』
と、自戒の念も出てきます
夫の不倫は、人生で忘れていた緊張感や努力や辛抱を思い出して、味方を総動員して
対処しなければいけない悪事なのです
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