公開日 2016年8月27日 最終更新日 2021年12月21日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、不倫脳夫に悩んでいる方に対し、木村泰之のカウンセリングでは夫婦二人同席
ではなく、私と相談者との一対一のシチュエーションが多いわけです
カウンセリングは夫婦二人と私とのメニューはありますが、3人でのセッションは、
性格の不一致やお互いの信頼を取り戻したいというようなケースの他は殆ど行う事は
ありません
なぜかと言えば不倫の中では加害者は言わずと知れた夫とブス女で、
‘被害者である妻のための作戦‘
であるという事が基本的にあります
目次
不倫被害者妻を強くする作戦会議
その加害者の一人である夫と、被害者の妻を並べて話をしても夫は自己保身の話をするか、
私の前では殊勝な態度を取っても夫婦二人になればすぐにまた加害者の顔に戻るのです
つまり、それは夫の不倫は夫婦の共通の問題ではないという事に他なりません
妻にとって、夫の不倫は夫と話ができない、仮に話をしても突き放されてしまうという
実態があるのです
- 『夫は怖い顔で私を見ます』
- 『夫がこんな風になるなんて信じられません』
- 『まさかあの夫がという感覚です』
- 『今でも嘘でしょうという思いです』
という、夫と気持ちを共有できないという思いが先にあるわけです
そこには、夫の不倫に対しては怒りの前に
‘夫婦が夫婦でなくなる恐怖‘
の方が強く出てくるわけです
しかし、その恐怖を拭い去るのはその恐怖の元を根絶しなければいけないわけです
夫にやさしくない自分が不倫を引き起こしたという勘違い
その元凶を多くの相談者は取り違えているわけです
- 『夫にやさしくない自分が不倫を引き起こした』
- 『もっと気を遣ってあげるべきだった』
- 『私さえもっといい妻だったらこんな事にならなかった』
という勘違いです
夫の不倫の元凶は夫と不倫ブス女であって妻ではない
その勘違いが、夫への愛され妻のような無駄なエネルギー消費を推奨するブログ等に触発
されてさらにひどくなる状況を招くのです
夫の不倫の元凶は夫と不倫ブス女であって、妻ではありません
夫の冷たい態度は不倫に伴う
‘現象‘
であって
‘元凶‘
ではないのです
例えるならば、甘やかして肥満になっている子供に腹が減って可哀そうとお菓子でも
なんでも与えているようなものです
原因は明らかに過食に伴う肥満で食事改善や運動が必要な所に、逆に摂取を増やす事
を感情的 にやっているようなものです
つまり元凶をしっかりと理解していないまま、感情や雰囲気で現象をその場しのぎで
消そうとしているわけです
夫をカウンセリングに連れてきてもいい夫を演じるだけ
そこに、夫婦でカウンセリングに来ない理由があるのです
仮に夫を連れてきても夫は自分に原因があるので来たがりませんし、仮に来ても
私にいい夫を演じる だけです
本当に自分の不倫をやめたいと思っているのでれば来るでしょうが、体裁や人目を気に
する男にはなかなかハードルが高いのです
そういう意味では、夫の不倫に妻一人でカウンセリングに来るのは自然ですし、その
元凶をよく理解できるのです
カウンセリングで自分の横に元凶が座っていて、元凶である二人のうちの一人の夫を
どうにかする話は、なかなかできないわけです
夫と不倫ブス女の性欲や欺瞞、自分勝手な非社会的行為
妻が夫と不倫ブス女の事をしっかりと現実的に捉えて、
『この二人が私を苦しめている、ここにメスをしっかりと入れる』
という認識を持ってもらう事が重要です
そこに初めて夫の不倫は夫婦問題ではなく、夫と不倫ブス女の性欲や欺瞞、自分勝手な
非社会的行為と思えるのです
自分を責める暇があれば、この愚行を自分の倫理観や正義感でケジメをつける意識に
変えるのです
要は夫を下手に入れて、夫婦を良くしようと考えているうちは良くならないのです
夫の不倫は夫の悪事を妻がどう落とし前を付けるのかという事です
妻は被害者で、夫は加害者なのです
その被害者と加害者の間に、何もケジメもないままで夫婦を仲良くなんてあり得ない
心に一物を持っていながら、そのまま夫婦を続けるなんて不可能です
夫婦だからこそ、
『こんなバカな事はあり得ないし、許せない』
という自分が出てこなければいけない
被害者の心境や立場を理解するカウンセリングが必要
そのためにも、被害者の心境や立場を理解するカウンセリングが必要です
そこに加害者の夫を連れてくると、被害者面して一丁前に反論をするのです
そこに、
‘二人で来た方がいいのでは‘
という大きな勘違いがあるのです
何でもそうですが、悪い事をした方とされた方には歴然とした差があるのです
その差をハッキリさせる事が第一の初動です
それを加害者に主張させて話しても、何も意味がないのです
カウンセリングは夫が何も知らないとことに意味がある
カウンセリングは夫婦仲良くとか落としどころを作る場ではなく、相談者が主導権を
握るための作戦会議なのです
それをやらなければ、いつまでも悪事を働いているアホな夫の言い訳や筋の通らない
言葉に、何も悪くない相談者が気持ちを押し殺して弱くなるだけなのです
その意味を分かれば、カウンセリングのアドバイスを夫に伝えるなんてあり得ません
また、
『カウンセリングは、夫が何も知らないとことに意味がある』
と、自分のための作戦という意識が強く出てくるのです
カウンセラーから言ってもらえばわかってくれるかもという他人任せ
それまで夫婦でカウンセリングを受けていた人が
- 『だから夫と受けても全く状況が好転しなかったんだ』
- 『夫は結局性格の不一致で離婚させるための既成事実を作りたかったんだ』
という、アホな夫のやたらな
‘夫婦カウンセリングの推奨‘
の意味を理解するのです
また、自分の中で
『自分では伝わらないから、カウンセラーから言ってもらえばわかってくれるかも』
と、他人任せ人していた自分に強い喝を入れるのです
カウンセリングでは、相談者が夫を離れて
- 『元々私はこういう人間、その自分を強くするために頑張る』
- 『夫に依存していた自分から、自分を頼る自分に変わる』
- 『夫婦を考える前に、自分の事を考える』
という意識を、醸成してもらうのです
自分再生の作戦会議を水面下で実行する
夫がその場にいないからこそ、
‘自我の目覚め‘
があるのです
その自分を強くしてブス女と戦って夫婦の主導権を握った後であれば、いくらでも小さく
情けない夫を一緒にカウンセリングに連れてきてくればいいのです
その時には
- 『私が夫に言える事は数多く出てくる、昔の私ではない』
- 『夫のアホさを見抜いている、夫には何も言わせない』
- 『夫のどこが間違っているのか、それをちゃんと指摘できる』
と、夫と自分の構図を想像できるのです
それまでは、しっかりと
‘自分再生の作戦会議‘
を、水面下で実行するのです
You Tubeでの解説もありますので、併せてご覧ください。
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