夫の不倫は〔夫婦問題〕ではなく〔多くの人に迷惑をかけている問題〕

不倫は社会問題

公開日 2016年10月6日 最終更新日 2021年5月20日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、そもそも夫婦の事を
私のような第三者に相談するという事は勇気が必要な事のはずです

 

しかし、それでも相談に来られる理由はただ一つです

 

‘自分ではわからない‘

 

という事です

 

夫の不倫は夫婦の問題ではなく夫と不倫ブス女が起こした社会問題

 

 

夫婦の事なのにわからないと考えてしまうと、そもそも夫婦について何も考えて
いないと自信喪失してしまいます

 

しかし、そもそも夫の不倫は夫婦の問題ではないのです

 

夫の不倫は

 

‘夫と不倫ブス女が起こした社会的な問題‘

 

です

 

もちろん、一般人ですから不特定多数の方に迷惑がかかっているわけではないの
ですが、それでもかなりの方に迷惑をかけているのです

 

夫の不倫を半ば強引に夫も妻も妻のせいと仕向けている

 

 

それを、夫婦の問題と考えている所がややこしくなってしまう原因です

 

なぜややこしくしているのかと言えば、夫の不倫を半ば強引に夫も妻も妻のせい
と仕向けている所にあります

 

  • 『お前がもっとオレの事をわかっていれば』
  • 『私さえあの人にもっと優しくしていればこんな事にはなっていないのでは』

 

その中では、どうしても自分が考える事は

 

『夫に対していい妻であるためにはどうすればいいのか』

 

だけです

 

 

不倫を多くの人に迷惑をかけている社会問題にしていない

 

 

しかし、その考えはまさに夫婦について考えているわけで、決して多くの人に迷惑を
かけている社会的問題という捉え方をしていないわけです

 

私の所に相談に来られるのは、表向き夫婦の問題ですが実態は経験した事のない社会
の問題への対処がわからないからです

 

夫婦の問題であれば、二人で話し合ったり、時間が解決したり、近しい人に気持ちを
打ち明けていれば何とかなっているのです

 

それがどうにもならないのは、他でもない

 

‘不倫ブス女の執拗な執念‘

 

が陰で働いているのです

 

寄生虫の不倫ブス女を叩く事を一直線にやる

 

 

その陰湿な負のエネルギーが夫婦の問題ではなく、多くの倫理観や正義感を必要と
する
問題にしているのです

 

カウンセリングでは、夫婦という枠組みでは足りないからくりというか構図を説明して
多くの行動をアドバイスします

 

私の相談者が

 

  • 『私を苦しめているのは不倫ブス女という事にやっと気付きました』
  • 『夫と自分の問題とだけ考えていれば今もわからないまま悩んでいました』
  • 『やっと自分の中ですっきりした感覚です』

 

という反応が出ます

 

そこから、夫に何かをするという事をやめて、とにかく寄生虫の不倫ブス女を叩く事
を一直線にやり続ける自分を作るのです

 

夫の不倫で妻から世の中の一員に復帰する自分を作る

 

 

夫婦の事はその後で考える、それをしっかりと緩めないためにカウンセリングで常時
緊張を継続させるのです

 

『夫の不倫は私が悩んでいては全然話にならない問題、多くの人に心配と迷惑を
かけている事実から目をそらしてはいけない』

 

と、弱っていた自分を恥じるくらいに、夫の妻としか考えていなかった自分から、

 

‘世の中の一員‘

 

に復帰する自分を目指すのです

 

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。