公開日 2016年11月24日 最終更新日 2017年11月21日
https://youtu.be/p0iUs1TnhtE
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、夫の不倫を自分の
人生でどういう事として捉えるかでは大きな問題です
それは不倫そのものへの対処よりも大きな事なのですが、相談者にはそこまでは
頭が回らなわけです
『とにかく夫の不倫をやめさせたい』
『一刻も早く別れて欲しい』
『私をこれ以上苦しめないで』
という感情しか出て来ないわけです
しかし、その思考では何か家にネズミが出て来て
『早く捕まえて』
『もう心配で心配で寝れない』
『誰でもいいから何とかして』
と言っているのと変わらないのです
夫の不倫を辞めさせるのとネズミを捕まえるのではワケが違います
なぜなら、夫の不倫は不倫ブス女との意図ある悪事ですが、ネズミはただ生きて
いて、人の家に住み着いていたら嫌がられているだけですから、ネズミには何も
意識がないわけです
つまり、ネズミを捕またいのと夫と不倫ブス女を別れさせたいというのは、相手
がわかっていてやっているかいないかという事です
夫と不倫ブス女は自分たちが社会的に白い目で見られる事をわかっています
相談者もネズミと不倫が違う事はわかっているようでわかっていません
なぜなら、ネズミを捕まえるようなイメージで、不倫をやめさせたいと本気で
思っているのです
その相談者の現実離れしている思考を、カウンセリングで矯正するのです
『オッサンとオバサンが陰に隠れてクチュクチュやっているのを、こちらが
真剣に別れさせようという事自体、周りから見ると惨めに見えます』
という話をします
バカ二人を別れさせようとしている相談者自身を、世の中の人が見ると
『もっとプライドを持ってこの二人に戦えばいいのに』
と見られている事を伝えるのです
相談者自身、周りからはできない妻、至らない妻という見方をさえていると
思っていますが、そんな事は全くありません
むしろ、
『すがっていていいの?悔しくないの?不倫ブス女が嘲笑っていいの?』
と、周りからするとその何もしない姿に引っかかるわけです
そう見られている現実を知ると、相談者も意識が変わってきます
『私は何もしないと変に思われる』
『誰も助けてくれない、自分で頑張るしかない』
という信念こそが、夫の不倫をやめさせる事とネズミ捕りを一緒にしなくなる
のです
私の相談者からは、
『このバカ二人が別れる別れないはどうでもいい、ただ私が納得していない事は
すべてやる、それだけ』
という言葉が出てくるのです
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