【不倫脳夫が憎い自分】をほめる事が人生に必要な妻の強さのバロメーター

不倫脳夫が憎い

公開日 2014年4月15日 最終更新日 2022年6月2日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

浮気した夫に悩む相談者が、時間の経過とともに感情が変わっていくわけですが、
最終的には、必ずと言っていいほど出てくる感情があります

 

それは何かと言えば

 

  • ‘不倫した夫への怒り‘
  • ‘浮気夫が憎い‘

 

という事です

 

不倫への怒りが最初なかなか出ない

 

 

もちろん最初からそういう怒りが出る方もいますが、最初なかなか出ない人もいます

 

 

しかし、事実がわかってくると徐々にその感情が大きくなっていくケースは多いのです

 

最初のうちは、もちろん

 

‘うそでしょう、こんな事ありえない‘

 

という気持ちです

 

そして次に

 

‘私が至らなかったからかも‘

 

とか

 

‘夫に早く戻ってきて欲しい‘

 

というような喪失感の感情です

 

不貞の状況が明らかになっていくうちにだんだん腹が立ってくる

 

 

そこから悩みが続く中で、不貞の状況が明らかになっていくうちに

 

  • ‘こんな事やっていたなんて‘
  • ‘だんだん腹が立ってきた‘
  • ‘女にケジメをつけたい‘

 

というような気持ちが大きくなります

 

しかし、その気持ちを具体的にどうすればいいのかわからないのです

 

ただ、その頃には自分も少しずつ強くなっている事に気付きます

 

そうなると、今までは出てこなかった夫に対する

 

‘憎しみ‘

 

 

‘悔しさ‘

 

などがこみ上げてくるのです

 

夫を良く見すぎていたという気持ちと、弱い自分への怒り

 

 

それは、夫をよく見すぎていたという気持ちと自分が弱くて屈していた事への怒り
でもあります

 

しかし、その思いは決して離婚とリンクするわけではない

 

むしろ、夫への憎しみは、これからの夫婦を自分で作るという気持ちと比例します

 

私の相談者でこの記事を読んでいる方は、この事を経験している方も多いはずです

 

かつて相談した時には

 

  • ‘修復したい‘
  • ‘とにかく離婚はしたくない、ありえない`

 

と言っていた自分が、

 

  • ‘別に修復をしたいとも思っていません‘
  • ‘離婚も考えていますけど、条件が揃えばです‘

 

と全く逆の事を言います

 

`それ私の事だ`

 

と思っている相談者も多いのです

 

この現象は、誰か特別な人に起るわけではないのです

 

むしろ、ごくごく普通に悩んでいる方に起ります

 

不倫脳夫が憎いのは自分の強さのバロメーター

 

 

なぜなら、夫への憎しみをしっかりと感じているという事は、物事をしっかりと
いい事悪い事を判断したからです

 

そういう良し悪しの判断は、普通の生活を送ってきた人なら、誰でもできます

 

それを自分が弱いがために夫の悪行を許して、止められない状況だっただけです

 

その弱さから脱却すれば、本来の自分の判断ができるのです

 

‘不倫脳夫が憎い‘

 

のは

 

‘自分の強さのバロメーター‘

 

なのです

 

夫を憎む自分を、ほめられる自分になる

 

 

夫を憎むなんてできないと思っているうちは、不倫を容認しているという裏返しです

 

普通に考えれば

 

『不倫する人なんて絶対にイヤ』

 

という感覚があるのです

 

テレビでも芸能人や有名人の不倫があれば、そういう嫌悪感が出る

 

しかし、自分の夫にそういう感覚が出ないのはあり得ないのです

 

憎しみを持った時こそ、自分が世の中の人になっているのです

 

夫を憎むなんて想像でもできなかったという相談者が、現実にしっかりと

 

  • 『絶対に許せない』
  • 『私の怒りはもう誰にも止められない』
  • 『こんな事を放置するなんてあり得ない』

 

というのは、自分の生き様でもあるのです

 

そういう自分が夫を過剰に擁護する事で隠れていただけで、本来の自分が戻ってきた
と思うべき事です

 

人に迷惑をかけている現実があり、それが自分の夫であればなおさらです

 

逆に妻である自分が一番の怒りを出しておかなければ、一体誰が出すのかという思い
が出てくるのです

 

そこから自分の中で、

 

‘夫を憎むのは妻の役目‘

 

位になっていくのです

 

長い人生では、きれい事だけで済まない事もある

 

 

夫との関係は長い人生では、決してきれい事では済まない事だってあるのです

 

それは心のどこかで覚悟している人もいますが、いざ実際にそういう事が起こる
とそこに戸惑うのは当然です

 

しかしそれを心の中で閉じ込めたままでいては、それはそれで心が持たないと
いう事でもあるのです

 

それをしっかり出す事が重要ですが、なかなか一人では難しいのも確かです

 

その背中を押してあげる環境が必要なのです

 

その環境こそがカウンセリングです

 

夫婦に聖域はないという強さを身に付ける事で、自分が夫婦という外形に我慢して
自分の首を絞めていた事を知るのです

 

その壁を突き抜ければ心の底から夫を進んで憎む事をいとわないどころか、褒める
自分がいるのです

 

 

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You Tubeでの解説もありますので、併せてご覧ください。

 

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。