公開日 2017年11月2日 最終更新日 2025年2月3日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の不倫に悩む相談者にとっては、夫婦という関係では何かと割り切れない事が
数多く出てきます
不倫がわかっても、どうしていいかわからないという状況で、周りに相談するケースも
出てきます
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親友も最初は親身に聞いてくれる
例えば親友に相談したとして、最初は親身になっていろいろと同調してくれるわけです
- 『本当に、そんなことしてどうするつもりなの』
- 『あなたをそんなに苦しめて、ご主人には幻滅したわ』
- 『こんな事許せない、私が言ってあげようか』
というように、心底苦しんでいる相談者を励ましたり勇気づけてくれます
しかし、そこから時間が経過すると、その親友からも
- 『もう今の生活をキープする事を考えたら』
- 『離婚もしたくないんだから、少し様子見ようよ』
- 『割り切って、旦那はATMと思えば』
と言われてもおかしくないのです
割り切れないから苦しい状況が続く
そう言われても、相談者が楽になるわけではありません
相変わらず、苦しい状況が続くのは
‘割り切り‘
がそうそうできるはずないからです
そういう相談者に、夫との関係をどういうものかを聞いてみますと
- 『改めて聞かれると困りますが、とにかく大事な人です』
- 『いてもらわなければ困ります』
- 『私の生きていく上で必要な人です』
というイメージで答えます
旦那はatmと割り切る
もちろん愛しているとか気持ちがあるとかという事で言えば、それも大事な要素ですが、
それよりも現実的には生活を続けていく上で必要な人という本能的な考えがあるのです
そこには、結局大きな意味では経済的存在が大きいわけです
これを否定しても仕方がありませんし、仮に愛情や気持ちを理由として優先させても、
全く以て、現実的には生活できないわけです
その中で、夫の存在理由や意義をしっかりと見極めておく転機なのです
夫を必要以上にメンタルだけで捉えていては、結局夫の前に自分を見失うのです
そこに、大きな意識の変換をしてもらうためのカウンセリングです
親友に言われても、夫を割り切って考える事ができない相談者もカウンセリングで
徐々に夫の事を
- 『ATMでいい、お金さえ入れてくれさえすればいい』
- 『死んでくれると一番いい、保険金もらえれば立派な葬式を挙げるのに』
という言葉が出てきます
それはなぜかと言えば、夫とブス女の想像を超えたバカな実態を知るからです
こんなにもバカな不倫夫と相手の女
相談者には、勇気をもって現実を知る行動をアドバイスをします
そこから、わかってくる事が増えていきますと
- 『夫とブス女は、こんなにもバカな事をしていたんですね』
- 『私が思っているより、全然幼稚な事をしていた』
- 『夫がこんな人だとは思っていなかった、ブスも本当にブス』
という率直な思いが出てきます
その相談者も、最初は愛だの気持ちがだの言っていた経験を持っているのですから、
なおさら自分の変化に自分が一番驚いているのです
その中で、自分が夫の見方や存在理由付けをしっかりと感覚的に掴んでいる証拠です
夫は生活していくために必要な人
それまでは夫を漠然と
- `とにかく大事な人`
- `私にとっての全て`
という言葉だったのが
`生活していくために必要な人`
に変わっていくのです
それもこれも、夫に過度に依存していた自分に見切りを付けて、とにかくもう一度
自分ができる事をやろうと決意したからに他なりません
その意識が出れば、夫の存在理由は最小限になっていくのは当然ですし、逆に自分の
存在意義が大きくなっていくのです
夫婦や家族は経済活動が対等にできない
夫は今までも家族や夫婦のために、多くの事をやってくれていると思っているかも
しれませんが、それは結婚したら義務なのです
もちろん相談者である妻にも義務があるのですが、双方にその義務をどこかで権利に
置き換えてしまい、
- 『やってやっている』
- 『やってもらっている』
という感覚になっているのです
そこに気付いてもらう事で、大きな人生の進む方向が矯正されるのです
その軌道修正をする事で、夫との関係性が夫任せでなくなるのです
そもそも、夫婦や家族と言うのは経済活動が対等にできるわけではないのです
多くの場合は夫が稼いできて、妻が子育てや補完的な経済活動を行うケースが多い
それはある意味役割分担がある事ですから、何も不思議な事ではない
もし、それで不都合があると言うのであれば話し合うだけの事です
自分だけが大変と言う夫に屈しない
それを夫が勝手に自分の方が稼いできているから、妻には大きな顔をさせないという
のであれば、正直その程度の男です
では子育てができるのかと言えば、
『じゃあ俺と同じように稼いでみろよ』
と、所詮周りの男もやっている事をエラそうに言うだけです
その甲斐性もなく、ただ自分だけが大変と言っている男に妻が屈してはいけない
夫が何を言おうが、妻に頼まれなくても経済活動を行う義務は逃れる事は出来ない
そこにお願いしなければいけない事という、低レベルな夫婦に陥ってはいけない
不倫の交換条件を言ってくる夫
よその夫婦で、夫が妻に頼まれて仕事しているなんてあり得ないのです
男から仕事を取ったら何もする事はないのです
それを妻にこれ見よがしに、稼いできているのはオレと小さい事を言っている夫に
『不倫と引き換えに言うしかない恥ずかしい男』
という軽蔑のスタンスを持つのです
不倫脳夫がいくらエラそうに言っても、しょせん
‘裏切っている男‘
でしかないのです
その夫が最低できる事は、経済的担保をする事だけです
最初は不倫をやめてほしいと懇願していたとしても、意味がなかったわけです
夫と自分の夫婦に聖域はない
夫に家族や夫婦を任せていた自分から、
『もう何をしても信用がない、家族のためにお金を入れる事だけでいい』
という割り切りが、夫婦を続ける意味という思いが出てきてもおかしくないのです
そういう強さを身に着けてもらう事に、カウンセリングを受ける意味が出てくるのです
夫という人間を、絶対視してはいけないという自分を作るのです
場合によっては、夫をお金に変える事をいとわないのです
と言うか、それ位に夫婦を考えるのです
夫と自分の夫婦には、聖域はないという思いが人生を強く進める自分になるのです
You Tubeでの解説もありますので、併せてご覧ください。
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