不倫で現実逃避する夫より現実を認める妻が主導権を握る

夫の不倫に現実を認める妻が必要

公開日 2019年8月16日 最終更新日 2024年5月17日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、そもそも相談者には
しっかりとした生き方があります

 

そのしっかりと言うのは、大それた事ではなく

 

`人様に迷惑をかけない‘

 

という当然の事です

 

それは、本来は相談者と言わず夫だってそういう基準を持っていたはずです

 

しかし、それを破っている現実があるわけです

 

そもそも夫は人に迷惑をかけないという思いは持っていた

 

 

夫は妻が選んで結婚しているわけですから、ある程度価値観が合わなければ結婚
なんてしていません

 

という事は、人に迷惑をかけないという事もある程度同じ感覚が夫にもある

 

しかし、不倫をしているという事はそれが無いわけです

 

それをどうしているのかと言えば

 

  • 『お前の気遣いがない所がイヤだった』
  • 『お前は俺をないがしろにしていた』
  • 『お前はもっと俺を大事にしなければいけなかった』

 

という、

 

‘お前攻撃‘

 

をしてくるのです

 

不倫夫は妻に責任転嫁して不倫を正当化する

 

 

要は妻に責任を転嫁して自分の不倫を正当化するのです

 

そのすり替えをしている夫に、妻が

 

  • 『あなたはそんな人じゃない』
  • 『あなたはちゃんとしている人』
  • 『あなたは私の夫だからおかしな事をするはずない』

 

という

 

‘あなたは理論‘

 

で上塗りしたいのです

 

そうなると夫も妻も現実から逃避している事になるのです

 

それでまともに、夫婦が進むわけがないのです

 

不倫で〔弱さやズルさ〕を夫や夫婦から除外していた事に気付く

 

 

夫よりも先に妻が現実を認めるなければいけない

 

 

‘夫がおかしい‘

 

という事を妻が認めなければいけないのです

 

‘夫が自分のイメージの夫でない‘

 

という事を認めなければいけないのです

 

‘夫が過去の夫ではない‘

 

という事を認めなければいけないのです

 

全て現実を認めるのは、夫よりも妻が先でなければいけない

 

なぜなら、夫は現実を認める実力がないからです

 

現実的な自分は自分を肯定できる

 

 

それは私の数多くの相談者の夫が証明しているのです

 

妻である相談者の方が、自分から

 

  • 『夫はもう前の夫ではない、弱いオトコだった』
  • 『私が勝手にイメージしていただけ、夫は情けない事をしている』
  • 『夫には過度の期待を持っていただけ』

 

と、見誤っていた事を認めると結果的に笑顔が戻っています

 

なぜなら、現実的な自分は自分を肯定できるのです

 

裏を返せば、現実逃避している自分ほど自分を否定する思考はないのです

 

現実を優先するという事は、言い換えると頭の中の記憶やイメージを捨てるという事
に他ならないのです

 

今までの夫を過去の話に置き換える

 

 

夫の記憶やイメージは、夫婦に何も困る事がない時にはそれを優先させても構わない
わけです

 

そこから不倫という人生で一番と言っていい苦しい時にこそ、その今までの夫を

 

  • ‘過去の話‘
  • ‘曖昧な姿‘

 

に置き換えなければいけない

 

私の相談者も、カウンセリングを重ねていく中で

 

  • 『今のアホな夫の姿が本当の姿なんですね』
  • 『もう昔の夫の事は忘れました、私の頭の中から消えました』
  • 『夫の事よりも、私の事を優先するようになりました』

 

というように、しっかりと

 

‘夫=今現在の夫‘

 

に変えているのです

 

 

夫は今の夫が全て

 

 

カウンセリングの中では、

 

  • 『夫のアホさをもっとしっかりと優先させてください』
  • 『昔の夫を、現在の夫で更新してください』
  • 『夫は一人しかいませんよ、今の夫が全てです』

 

という事を、とくとくとお話しします

 

もちろん、

 

‘言うは易し行うは難し‘

 

ですから、相談者である妻にとってすぐに切り替わるはずはありません

 

  • 『言われる事はわかるのですが、なかなか難しいですね』
  • 『今までのイメージが抜けないので、私にできるのでしょうか』
  • 『やろうと思っても、どうしても昔の夫が邪魔をします』

 

と、かなり難しいハードルを感じている状況です

 

〔まさか夫が不倫なんて〕は夫や自分や夫婦にありもしない特別感がある証拠

 

 

夫が言っている事はブス女の伝書鳩

 

 

その相談者に、少しずつ夫のアホさを解説するわけです

 

  • 『今の夫は家を一歩出れば、夫ではなくアホな男なのですよ』
  • 『夫が言っている事は、ブス女の伝書鳩なのですよ』
  • 『夫婦をアホな夫にコントロールされていいはずがありませんよ』

 

と、現実の夫やブス女や夫婦をお話しするのです

 

そこから、

 

  • 『私はこのままでいいはずがない、夫に舐められているんだ』
  • 『夫は昔の夫ではない、それを私が一番わかっている』
  • 『夫婦の主導権を私が握らなければ、これからの人生お先真っ暗』

 

という、危機感を持ってもらうのです

 

その危機感こそが、相談者を大きく変えるのです

 

それまでの相談者は、とにかく

 

  • ‘変化‘
  • ‘新しいもの‘
  • ‘未経験‘

 

を、本能的に遠ざけようとします

 

しかし、それが一番自分のクビを絞めている事をカウンセリングの中で重々理解が
深まっていくのです

 

 

防衛本能が一番の行動力の源

 

 

相談者にとって、最終的には

 

‘防衛本能‘

 

が一番の行動力の源になるのです

 

それは、夫を今までのイメージは

 

  • 『私を守ってくれる人、私は安心して過ごしている』
  • 『何かあっても、全然平気、だって夫がいるんだから』
  • 『夫に聞けばいい、私がわからなくても聞けばわかる』

 

という、保険のようなものです

 

まさしく、自分の安心を担保してくれている存在だったのです

 

それが、不倫を機に

 

‘一番の敵‘

 

のような180度真逆の存在に変わるのです

 

夫の不倫は人生の主体を〔夫婦〕から【自分】に変える転機

 

 

夫の不倫が出ると途端に離婚の2文字が現実になる

 

 

夫婦という関係が真逆の関係に変わるなんて、誰もゆめゆめ思っていないのです

 

しかし、これが現実ですし珍しい事でも何でもないのです

 

日本の世の中の夫婦は、3組に1組が離婚している実態があるのです

 

それを実感する事はありませんが、自分の夫の不倫が出ると途端に

 

‘離婚‘

 

という2文字が現実になってくる

 

その時に頼りにするのは、アホになっている夫でも何でもないのです

 

頼りにすべきは

 

‘現実から逃げない自分‘ 

 

なのです

 

一見、そんな事無理と思っていてもいざ腹を決めると

 

  • 『私だって、なんだかんだ言って強くなれるんだ』
  • 『アホな夫に比べて、私の方が全然まとも』
  • 『こんな夫にすがっていた自分が、本当に情けない』

 

という自分に変わっていくのです

 

バカな二人をビビっていたかつての自分に喝を入れたい

 

 

それを、しっかりと相談者に実現してもらうのがカウンセリングです

 

夫とブス女がコソコソ起こしている事は、怖い事でも何でもない

 

本当にふざけた、迷惑千万な悪事でしかないのです

 

それも、子供でも何でもないオッサンとオバハンがやっている醜態です

 

それを知れば知るほど、

 

『こんなバカな二人を、ビビっていたかつての自分に喝を入れたい』

 

という位に、自分を頼りにする人生に変わるのです

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。