チキンとブス女に〔強く言えばやめるだろう〕の自分の甘さに気付く

不倫バカ二人には厳しく

公開日 2018年5月7日 最終更新日 2021年5月6日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者の中には自分で
夫の不倫を
どうにかやめさせるという信念で動く方もいます

 

もちろんそれは相談者個人の考えですから、いいも悪いもなく納得するためにやれば
いいのです

 

夫の不倫に対処しても一日では終わらないのが現実

 

 

ただ、ここで考えておかなければいけないのは、一日で物事は終わらないという事です

 

例えば夫にやめさせるために、いろいろ親兄弟にも協力をもらって説得しても結局は
その場限り
の反省だったり、開き直って結託するというケースは珍しくないわけです

 

また、ブス女にも別れるように言っても

 

  • 『私は関係ありません、ご主人に聞いてください』
  • 『私は絶対に別れない、何を言われても関係ない』

 

というような、他人事や開き直りを見せます

 

夫やブス女に不倫をやめてと言えばやめてくれるのではは甘い

 

 

その状況は真面目に生きてきた相談者にとっては、そういう反応は全然想定していない
のですから、
次にどうすればいいのかは全くわからずにフリーズしてしまうのです

 

談者の頭の中には、自分が意を決して夫やブス女に言えば

 

  • 『俺が悪かった、とにかく別れるから許してくれ』
  • 『奥さんごめんなさい、私が悪かったです』

 

という位の態度を出すであろうと想像しているのです

 

そのイメージはもろくも崩れて、アホな二人の反撃というか悪態に逆に弱らせられて
しまうのです

 

夫の不倫という未知の世界に一人で立ち向かうのは無謀

 

 

相談者にとって未知の領域である不倫のアホさを、自分一人で理解して立ち向かう
のは非常に無謀
な事です

 

そもそも1対2の劣勢になるわけですから、そこには作戦や味方を作ってからの行動が
必要です

 

それを世の中のカウンセラーはやらないのです

 

なぜなら、夫とブス女がどこか良心の呵責からいずれ別れるという、根拠ないストーリー
しか
持っていないからです

 

仮にそうはならないと思っていても、その作戦や味方の作り方がわからないのです

 

木村泰之は相談者に世の中が味方を説明して一緒に戦う

 

 

それを私の相談者にはカウンセリングで動く順番やシミレーション、リスクやメリット
などを説明し、
相談者仲間などの味方も作るのです

 

そこで初めてこの夫の不倫に丸腰で戦おうとしていた自分の無謀さに気付くのです

 

  • 『私は夫やブス女がわかってくれるだろうなんて甘すぎる気持ちでいた』
  • 『これ位の準備をして当然、二人はそれくらいのアホさだわ』
  • 『こういう作戦を作って欲しかった、これで安心して動ける』

 

という言葉が出てくるのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。