夫の不倫を〔90%疑わない妻〕に対し妻の不倫を〔100%疑わない夫〕

夫の不倫と妻の不倫の違い

公開日 2019年1月5日 最終更新日 2024年2月26日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、世の中には様々な
夫婦がいるわけですが、その中で相手の不倫が起こると

 

‘こんな人とは思わなかった‘

 

という思いが出てきます

 

夫のみならず妻の不倫も出てくる

 

 

それは当然の事ですし、そう思わない方がおかしいわけす

 

その中で、夫のみならず妻の不倫も出てくるのです

 

夫の不倫よりも、妻の不倫の方が大胆でかつ巧妙というのが私の見立てです

 

妻の不倫の場合は、夫が信じきっている所をうまく利用している

 

夫は私が他の男と会っているなんてユメユメ思っていない

 

 

『夫は私が他の男と会っているなんてユメユメ思っていない』

 

というように、夫の注意力の無さをしっかりと見透かしています

 

その中で妻は男にはまると、それこそ見境もない言動になります

 

妻の不倫をカウンセリングで初めて知る男性相談者は珍しくない

 

私たちもう無理我慢の限界だから出ていきます

 

 

そして、そのうちに

 

  • 『もうあなたにはさんざん暴言を吐かれてきた、もう一緒に暮らせない』
  • 『私たちもう無理、私は我慢の限界だから出ていきます』
  • 『あれだけ私の言ってきた事を守ってくれない、もうあなたには何も望まない』

 

という言葉を残して実家に子供と帰るパターンが非常に多いのです

 

夫の不倫と共通しているのは、その相手を嫌いになったという非常に無理のある
言いぐさです

 

妻の不倫の場合はできる限り早く夫と体を離そうとする

 

 

共通していないのは、とにかく夫と距離を取るスピードです

 

夫の不倫の場合はなんだかんだ言って、別居しだすのも時間がかかるケースが多い

 

しかし、妻の不倫の場合はできる限り早く夫と体を離そうとします

 

それは、不倫相手の男と関係を持った事で夫の事を生理的に受け付けなくなる

 

妻の不倫の場合は生理的に受け付けない体を離すために、もう愛情はないという
表現を使って夫をかく乱するのです

 

夫に絶対に見破られないという迫真の演技

 

 

それしか理由はないという、夫に絶対に見破られないという迫真の演技です

 

そこに夫はまさか妻が不倫をするなんて思っていませんから、

 

  • 『俺って嫌われているんだ』
  • 『俺が妻に暴言を吐いたから離婚と言っている』

 

と真に受けるのです

 

夫の不倫でも最初は妻は同じように自分を責めますが、どこかで不倫を疑う場面が
出てきます

 

しかし、妻の不倫の場合には驚くくらいに疑いがない男性が多いのです

 

男女の危機管理能力は男の方が全然劣っている

 

 

そういう意味では、男女の危機管理能力は男の方が全然劣っているのです

 

そこに多くの男性相談者に対して、妻への観察力や洞察力を養ってもらうのです

 

男だけではなく女も不倫をするという事を、常日頃お話ししている

 

それは妻だけではなく夫も相手の不倫で泣いているからです

 

その男女の危機管理能力に応じたアドバイスを送る事が大事なのです

 

男は元来友達が少ない自分本位の生き物だからコソコソ不倫する

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。