不倫そのものではなく相談者の諦めとの戦いが木村泰之のカウンセリング

諦めたら終わり

公開日 2019年3月26日 最終更新日 2021年4月29日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者にとって毎日
夫の事ばかり頭の中をグルぐ駆け巡っているのです

 

もちろん、妻としてそうなってしまうのは仕方がない事です

 

  • 『俺はお前とはもう無理だから』
  • 『俺とお前は終わっている、諦めろ』
  • 『何を言っても無駄だ』

 

という身勝手な夫には、妻であるがゆえに苦悩と不安が頭を占めるからです

 

それはそれで出てくる不安は理解できる事です

 

相談者の頭の中は夫一辺倒になっている

 

 

しかし、ここからすべき事があるのです

それは

 

‘思い浮かべる人の種類を増やす‘

 

という事です

 

相談者の頭の中は夫の事が殆どですが、現実は相談者を取り巻く人の顔は数多くいる
わけです

 

子供さんやご両親ご兄弟に親戚、友人や知人や同僚など必ずいるわけです

 

それらの人の顔をしっかりと頭に入れなければいけないのです

 

なぜなら、相談者の人生では夫だけで埋め尽くされているわけではないからです

 

相談者にとって本当に大切なのはだれなのか

 

 

近くばかりのモノを見ている状態から、少し顔を上げて周りの景色を見るような
イメージです

 

すると、相談者は

 

  • 『子どもの事をないがしろにしていました』
  • 『親や兄弟が一番心配してくれています』
  • 『友人も応援してくれると言ってくれています』

 

というように、それまで夫ばかりを見て大事なものを見失っていた自分に気付くのです


そこに自分の人生が

 

  • ‘誰のための人生か‘
  • ‘何をする人生なのか‘
  • ‘夫婦‘とは何か‘

 

という事を真剣に考えさせるのです

夫は小さいくない存在だが夫だけが人生ではない

 

 

それは言い換えると夫だけが人生ではないという事です

 

夫の存在は小さくないのは確かです

 

しかし、それをことさら必要以上に大きくしている自分はやめなければいけないのです

 


それをカウンセリングの中で毎日のようにお話ししているわけですが、理解する
には
相応の時間が必要なのです

 

それを木村泰之が諦めては、相談者はいつまでも同じ状況です

 

相談者が諦めても木村泰之は諦めない

 


絶対に相談者の状況を変えるには、こちらの信念がいるのです

 

相談者が諦めている事に負けては全てが終わる

相談者が諦めても、

 

『それで終わるならカウンセリングの意味がないですよ』

 

と言い続ける戦いなのです

 

相談者の諦めを、毎日その後逆にする事をやり続けるのが木村泰之の使命なのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。