夫の不倫は夫は一生私のイメージの男と思い込む自分を変える転機

自分のイメージの夫を捨てる

公開日 2019年4月10日 最終更新日 2021年4月28日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、カウンセリングで
一番
エネルギーが必要な事は相談者の勘違いを排除するという事です

 

カウンセリングは相談者の勘違いを排除する場

 

 

その勘違いというものは非常に多くの相談者に存在する事です

 

例えば

 

  • 『夫婦になればもう人生安泰、これで私は一生不安はない』
  • 『夫は私を死ぬまで守ってくれる』
  • 『本当に不倫する男は最低、うちの夫はあり得ないけど』
  • 『私の人生、こんないい人に巡り会えて本当に幸せ』

 

というような感覚です

 

これだけ書いても多くの人が

 

『これは私の事だ、本当にそう思っていた』

 

と感じるはずです

 

そして、私がいう

 

`勘違い`

 

という表現に異論はないはずです

 

夫とそのままの夫婦がいつまでも続くという勘違い

 

 

しかし相談者に言いたいのはそう思った事が勘違いではなく、その思った事が

 

‘死ぬまで続く‘

 

と信じていた事が勘違いなのです

 

半永久的に今の夫婦が続く、夫はそのままずっと同じという事が大きな勘違いです

 

そもそも、その勘違いはどこから来るのか

 

それは相談者である妻が、夫婦を絶対化している事が全てです

 

確かに夫婦という関係は、法律からしても権利と義務付けが生じるわけです

 

不倫は日頃の夫婦のいざこざとはわけが違う

 

 

周りから見ても、所帯を持つという事は大きな意味があります

 

また、子供もできれば立派な家族に変わっていきます

 

その中で夫婦はあまり気にしないでも、揺るがないと思い込んでしまうのです

 

しかし、実態は感情で動く男女の人間の共同生活です

 

多少のいざこざやケンカであれば、何とか時間が解決します

 

それが夫の不倫という状況では話しが変わってくる

 

陰にいるブス女が信じて疑わない夫婦の神話を変えている

 

 

なぜなら、陰にブス女がいるからです

 

そのブス女の存在が夫婦では何ともならない事象を起こしているのです

 

夫はブス女に翻弄されていて、妻はその夫に翻弄されている

 

しかし、妻は夫がブス女のコントロール下にある事をわからないまま

 

『あなたはそんな人ではないのにどうして』

 

と、夫の夫婦を舐めている変化には気付かないまま失意に陥っているのです

 

夫は絶対に変わらないという神話を持っている自分が最大の敵です

 

自分を変える勇気を持つ事が全てのカギ

 

 

そこに相談者が

 

`自分を変える勇気`

 

を持てるかどうか

 

それを一歩踏み出した相談者に笑顔が必ず戻っているのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。