不倫脳夫から脱却すると木村泰之の話がきつい事からすべき事に変わる

やらなければならない事

公開日 2019年4月9日 最終更新日 2021年1月27日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、私が常にお話しする事は
相談者にとって必ずしもいい事ばかりではありません
むしろ、相談者にとってはきつい事を言うケースが多いのです

そのきつい事というのは、私の基準は世の中の常識です
それをきついかどうかは、相談者のその時のモノの捉え方です

『この不倫している夫にまさか期待しているわけではありませんよね』
『時間が解決してくれると思っていますか』
『夫のもう別れたという言葉を信じているわけではないですよね』

という言葉を相談者がどう捉えているか

仮に相談者が親友の相談を受けたとすると、自分の夫の不倫とは全く違う事を言います

『絶対にこんなバカな事をしている旦那と相手の女を許しはいけない』
『協力するからこの不倫をやめさせようよ』
『私はこんな夫なら悪いけど離婚だな』

というような言葉を出してもおかしくありません

しかし、自分の夫の不倫では

『ごめんなさい、私が悪かった』
『あなたに優しくしていなかった私がダメだった』
『私は本当にダメな奥さん、ごめんなさい』

と、全く真逆な話をします

これが相談者に私の言葉がとってきつい言葉になってしまう原因です
私もその頭が世の中の常識とかけ離れてしまっている相談者をわかっているので、お話し
する事は常に世の中の人の声を代弁しているのです

それを最初は

『そんなきつい事できない』

と思っていた相談者も

『これが当たり前なんだ』

という感覚が戻ってきます

そこから私のお話しする事が

`きつい事`

ではなく

`すべき事`

に変わっていくのです

その変遷を経験している相談者は、私が紹介する新しい相談者を見て

『私もかつて世の中から外れている自分に気付いていなかった』

という思いが出てくるのです

その思いは今は世の中に合っている自分を崩してはいけない、平和ボケの自分には絶対
戻ってはいけないという決意を持っているのです
私が伝える事がきついどころか、言ってもらわなければいけない感覚になれば相談者に
とってカウンセリングの意味がわかるのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。