公開日 2019年8月3日 最終更新日 2021年1月25日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者には夫の不倫
はどういうものなのか
少なからずの人が
‘夫が自分一人でやめてほしい‘
と考えています
そういう思いがいろいろな形で出てきます
例えば、
『とにかく何かの時のために証拠を撮らなければ』
『探偵にお守りとして持っておくべきと言われた』
『何かあれば証拠を元に3年間は慰謝料請求ができる』
という理由で探偵に飛び付いています
という事は、心の中では
『夫が自分一人で不倫をやめてもらいたい』
という思いが強くあるのです
しかし、それを言っても結局は夫が自分で不倫を終わらせる事はまずありません
なぜなら、
‘ブス女の執念‘
があるからです
それを相談者である妻は、あまり問題にしていないというか知りたくないという
感覚でいます
要は夫とブス女の関係がどれくらい結びついているのかを知るのが怖いのです
また
『何で私が夫の不倫に何かをしなければいけないの、私は関係ない』
という思いもあるのです
その気持ちはよくわかりますし、そう思うのは当然です
しかし、誰の不倫かと言えば他人ではなく
‘自分の夫の不倫‘
なのです
その夫の不倫というのは、妻が目をつぶっていていいわけがないのです
そもそも裏切りをしているわけですし、そこに怒りや憎しみがなければおかしい
それ以上に、
‘社会に迷惑をかけている事‘
という感覚が必要なのです
相談者の子供さんや親兄弟や周りの人間には、少なからずの不安や心配をかけて
いるわけで、それは紛れもない事実です
夫の不倫は本当に周りが苦しむ事であり、それを一番の問題にしなければいけない
そのためには自分の中で、夫婦の問題にしている事を社会の問題に置き換える作業
がいるのです
その中では、不倫は夫が一人でやめてくれる事にしてはいけない
そもそも、夫が一人でやめれるのであればこんなに苦しむ事はないのです
結局はブス女にいいように転がされている実態があるのです
それを知る自分を作らなければ、周りにかけている迷惑や不安は何も解消されない
のです
探偵を使って証拠を撮っても、
『夫がやめてくれるまでは大事に持っておく』
なんて考えているから、探偵にいいように言われて300万も払わせられて撮ろうと
するのです
そうではなく、
『証拠を撮ってシラを切らせないで私が糾弾する』
と考えると証拠を撮る事が目的ではなく、この犯罪に立ち向かうための手段になる
そうなると、証拠を撮る事をカウンセリングで作戦を立てて実行するのです
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