不倫を隠すのは‘誰でもいいんでしょ‘と妻に冷静に言われる恐怖心

不倫夫は後ろめたい

公開日 2019年10月10日 最終更新日 2023年9月21日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、私が相談者を見て
いつも思う事は何かと言えば、

 

‘自己肯定の大切さ‘

 

です

 

夫にいろいろ不満や文句をぶつけられて、どうしても自分を否定しています

 

そこに心身に大きなロスが出るのです

 

そもそも、夫が不倫をする原因は何か

 

それは

 

‘自分を抑制できない弱さ‘

 

です

 

結局性欲という本能ですから、そこは感情を抜きにして発生するのです

 

しかし、そこに妻以外の女と関係を結ぶと

 

『お前が優しくなかった』
『俺は寂しかったんだ』
『俺はもうお前とは無理』
『お前を女として見れない』

 

という、言い訳を並べます

 

それもこれも、性欲を我慢できなかったという事よりも

 

‘夫としての言い分‘

 

で自己防衛しているのです

 

そこに弱さがあるのです

 

なぜ言い訳やうそを並べるのかと言えば、言い訳しないと弱い自分に負けると思って
いるのです

 

思うというよりも、

 

『やばい、本当のことを言えば絶対に許してもらえない』
『こんな事がわかったら半殺しだ』
『隠し通すしかない、離婚される』

 

という恐怖心からです

 

その中では、真実を言う勇気なんてないのです

 

なぜなら、それ位後ろめたい自分をわかっているからです

 

『これを知ったら妻が怒り狂う』
『俺はひどい奴、絶対に許してもらえない』

 

という思いしかない

 

それでも誠心誠意謝ろうとはしないのは、謝って責められる自分を想像すると

 

『自分の意思の弱さを言われてへこむ』

 

という事を想像しているのです

 

そして、妻が半狂乱になるという事をわかっているからです

 

それをわかっていても不倫をしないやめられないのは

 

‘女とやりたい‘

 

という一心です

 

それが不倫の怖い所です

 

いろいろな相談者の調査報告書を見ても、本当にブスな女が出てきます

 

それを見て

 

『誰でもいいんだなと思いました』

 

という、冷静な言葉が出てきます

 

夫も結局

 

『妻から見るとそう思われる女とやっている』

 

と思っているのです

 

そこに隠さなければいけないという心理が強く働くのです

 

『誰でもよかったんでしょ』

 

と言われた時の羞恥心に耐えられないというのが夫の本音です

 

それを回避できない弱さを責められる事を、妻を責める事で自分を守るのです

 

浮気に罪悪感がない夫の9つの特徴、妻のNG行為と効果的な対処法

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。