弁護士が不倫をやめさせる事ができるわけではなく慰謝料だけの専門家

弁護士は慰謝料請求の専門家

公開日 2019年10月20日 最終更新日 2021年4月20日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、よく弁護士に相談に
行った相談者がどういう説明を受ける事になるのか

 

ブス女への慰謝料請求で弁護士相談に行った時イメージ

 

 

それはまず

 

  • 『夫の不倫で大変ですね、慰謝料請求も視野に入れていくべきですが、ところで
    離婚はどう考えていますか』
  • 『ひどい旦那さんだね、こう言っちゃなんだけど、離婚して次の人生を考えたら』
  • 『この夫と夫婦を続けても修復は難しいですね、離婚も考えるべき』

 

と、難しい顔をしながら説明をしだします

 

多くの相談者は離婚は考えていないのですが、何だか離婚をしない方がおかしいと
いうような話に、失望感を覚えてしまいます

 

弁護士が離婚するかしないかを先に聞くワケ

 

 

そもそも弁護士が離婚を言うのはワケがあります

 

それは慰謝料の金額が変わってくるという表向きの説明ですが、本音は

 

‘自分の成功報酬が増える‘

 

という事です

 

つまり慰謝料の金額が増えれば、その18%とか20%とかの報酬が弁護士に入ります

 

弁護士は着手金とその報酬で飯を食っています

 

その報酬金額が変わってくる事に頭があるのです

 

それを相談者には、慰謝料の金額が変わってくるという説明に置きかえるのです

 

そもそも離婚するしないで慰謝料はそれほど変わらない

 

 

しかし、そもそも離婚するしないでどれだけ慰謝料の金額が違うのか

 

しないケースでせいぜい100万円前後で、離婚するケースでせいぜい200~300万円
位ですから、その差は大した事はない

 

むしろ、お金の事を言えば離婚しない方が長い年月生活費を入れさせる事になります
から、結果的に払わせる金額は多くなります

 

しかし、弁護士にとってみればそんな事は関係ないのです

 

弁護士が依頼者の案件で手にする報酬の対象は、生活費ではなく慰謝料です

 

さも慰謝料の金額が離婚するしないで、大きく変わるというイメージで話すのです

 

弁護士を使って手にするのはお金で納得でも何でもない

 

 

しかし相談者が望んでいるのは、お金が一番ではないのです

 

どうすればこの夫の不倫という苦しい状況から抜けられるのかという事です

 

要はその答えを弁護士が持っていないのです

 

弁護士は受けた苦しみの代償をお金にする事を代理するだけです

 

弁護士はお金を手にする事を目的に行く専門家でしかない

 

 

その弁護士に

 

『どうすればこの不倫をやめさせる事ができるのか』

 

と持ち掛けても、いろいろな事を言いながらお金を取るという事に終始するのです

 

それを理解しないまま、弁護士に行くから失意を味わうのです

 

それよりも、自分の納得を作る作戦を立てる事が先です

その作戦を立てるのが木村泰之の役目です

 

弁護士はあくまでもお金を取るという目的が定まったら、行くべき専門家なのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。