公開日 2019年11月13日 最終更新日 2021年2月21日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、質問や疑問をいくら
夫に投げかけても、当の夫はなにも答えないどころか全てにおいて反論や逆ギレを
繰り返すばかりです
その夫との夫婦に、妻としてはなす術もないという思いです
しかし、それでいいはずはないと思っていろいろと頑張ってみると不倫の実態に
近づく証拠が出てきます
カバンの中に避妊具や女からの手紙やプレゼント、スマホのラインに親密を通り
越しているやり取り等、とにかくシレっと妻には見せていない姿を外で出している
わけです
それを見つけて妻としては
『こういう事だったのか』
『こんな事をしていたんだ』
『まさかとは思っていたけど』
という思いが出てきます
そこで考える一つに探偵への接触です
その探偵は世の中には数多くあります
そこに出てくるのは本当に種々雑多な会社です
`秘密厳守`
`良心的価格`
`成果報酬`
というようなキャッチコピーで、一人悩む相談者にアピールします
もちろん相談者も自分ではなかなか怖くて判断できないわけですから、いろいろ
探偵のHPを読んで比較します
しかし、最終的には検索して上位に表示されている探偵に接触しがちです
『よく見る探偵だから安心できるかも』
『検索していると、横の広告に出てくるから大手で安心できるかも』
というような心理に行きがちです
しかし、探偵の世界も正直ピンキリです
それは数多くの相談者が持ってくる調査報告書を見ているのでよくわかります
もちろん、探偵のように調査業務は何かにつけて必要である事は間違いない
わけです
例えば夫の会社だって、取引先がどういう会社なのかを調べるのも調査を必要
としますし、誰かを採用する時にも身元を調べる事も珍しくないのです
そう考えますと、夫の素行を調査する事自体は不倫をしている中では必須になる
プロセスです
それを探偵を入れる必要もないケースもあります
例えばスマホに裸で抱き合ている写真があれば、それで顔もわかっていれば十分
な証拠になります
また、ラブホテルのカードや旅行先のホテルの領収証などもかなり強い補完的な
証拠になります
しかし、そうはいってもどうしてもこのバカ二人の不貞をバッチり撮ろうと思えば
探偵を使うという発想になるはずです
その中で、考えなければいけないポイントは
‘本当に適正な腕と金額なのか‘
という事です
それは探偵の自社HPではわからないのです
やはり最低幾つもの探偵と比較すべきですし、確認すべきポイントもあります
・調査の方法(調査員の人数、どういう場所から)
・金額(時週単位、月単位のパックが一番無駄、探偵の思う壺)
・他の経費(車輛費、カメラ等機材、交通費等)
・報告書の提出(調査して2、3か月後なんて言語道断、私の紹介する探偵は最低3日)
・調査回数(2回は撮らなければは常套句、1回で十分のケースも多い)
等を考えると、正直下駄をはかせている金額を出してくる探偵は非常に多い
上記のポイントは全て私の相談者の実例です
特にネットで上位表示されている探偵は信頼されているからではなく、莫大な広告費
を払っているのです
その広告費のしわ寄せは相談者への金額に載ってくるのです
例えば3人の調査員を使うと言って、実際には2人場合によっては1人でやっている事
もあったり、人を使わないで固定カメラでただ撮っている事もままあるのです
そういう実態を知らないで
『とにかく証拠が欲しい、はやく何とか撮って欲しい』
という心の焦りを、金額をウンと言わせるチャンスにしている
その焦りはわかりますが、正直一月二月証拠が撮れるのがずれてもそれ程変わらない
むしろその証拠を撮るための作戦を立てる時間を作れば、かなり精神的にも楽になる
それを相談者に先にやってもらう事をカウンセリンで勧めるのです
相談者が夫の不貞証拠を撮るには、探偵に先に接触するのではなくいろいろな方法を
探る事です
その中で探偵を使ったとしても、上記の条件を満たす探偵を紹介するのです
証拠を掴む事は必須でありますが、探偵を使うかどうかすらも作戦なのです
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