不倫は夫婦で解決する事ではなく日本のルールで裁く犯罪

日本のルール

公開日 2020年5月21日 最終更新日 2021年2月15日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

夫の不倫に相談者の気持ちが大きく揺れ動くのは、自分の人生が不安にさらされて
いるからに他なりません
夫の不倫でなぜそうなるのかと言えば、夫と自分は

‘運命共同体‘

という関係です

それは夫婦ですから当然の思いです
夫婦というものは、戸籍制度という世界でも日本とあと数か国でしか使っていない
制度で担保されている関係です
多くの国には戸籍なんてありません

個性がないという事は、世帯主も扶養の義務なども基本的にないのです
要は

‘個人主義‘

なのです
欧米は神と自分がつながっている世界観です
だから、何かトラブルがあると

‘Oh my god‘

と叫ぶのです
自分と神様の関係で生きているという現れです
これが日本人であれば昔の人は

‘神様 仏様 天神様‘

と言うように、何でも頼りにしているのです
それは神様と自分ではなく、とにかく自分は世の中の一員で生きてるという精神
なのです
だからこそ日本人は、戸籍で家族を定義しているのです

しかし、その日本人も個人主義の欧米の風潮にその自国の歴史である戸籍制度も
ないがしろにしているのです
夫は

『俺のやりたいように生きる』
『家族はもう俺には関係ない』
『今まで俺はやってきただろう、もう解放してくれ』

というように、お役御免と言わんばかりの責任放棄をするのです
そこから何でも自分ができるという勘違いをしているのです
その夫に

『日本のルールでは好き勝手にはさせない』

という信念を持って臨まなければいけないのです
私がいつも考えているいのは、不倫は夫婦で解決する問題でもなんでもなく

`日本のルールで裁く犯罪`

という事です

例えば不倫もカリフォルニア州では、被害者は慰謝料請求をする事もできませんし
有責配偶者という概念もありません
被害者か加害者のどちらかが離婚を申し立てたら、いくら拒否しても半年後には
強制的に離婚が成立します

それは過去の話でも何でもなく、今の時代のカリフォルニア州の州法です
という事は国や時代によって、ルールは大きく異なる事を知らなければいけない
勝手にカリフォルニア州在住者になっているようなバカ二人に

『ここは日本、お前らには日本のルールで償いさせる』

という信念を持つのです

そもそも日本で生きているのですから、戸籍にしろ婚姻制度にしろ慰謝料請求を
する事も日本の決まり事や感覚でやるという当たり前を通す事です
これを夫は勝手なルールで夫婦問題に被害者と加害者を入れ替え

『お前が悪い、早く別れてくれ』
『ごめんなさい、私がだめな奥さんだった』

という、アホな夫婦にされているのです

夫のルールではなく、日本のルールでこの不倫に対峙しなければいけないのです
それは妻とか夫ではなく、日本人としての責任なのです
夫やブス女がいくら抵抗しても、法律やルールを犯している事からは逃れられない
のです

それを一番の被害者である妻が、一番納得する形で償いさせるのが日本のルール
なのです
法治国家の日本が被害者と加害者を決めているのですから、そこに誰かの意見や
異論なんて聞く必要はなく、堂々と自分の理不尽を晴らすのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。