公開日 2020年9月12日 最終更新日 2021年6月21日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
私が相談者に対してお話しする事は、必ずしも相談者にフィットするかどうかは
わからないケースもあります
目次
木村さんの言っている事はわかりますが夫には通用しないと思います
相談者に、いろいろと不倫に対しての行動アドバイスをすると
『木村さんの言っている事はわかりますが、夫には通用しないと思います』
『それは頭ではわかっていますが、すぐには動けないです』
というような反応が出る時があります
それはなぜかと言えば、
‘相談者の不安‘
があるからこそです
時間の経過と共に少しずつその不安が減ってくる
それはよくわかりますし、それが全くなくなる事はありません
それでも時間の経過と共に、少しずつその不安が減ってくると行動する勇気が出て
来ます
するとそこから、その心の中でフィットしなかったアドバイスが肯定的に捉える
方に向いてきます
なぜかと言えば、現実がそうさせているからです
私が話する内容はある意味相談者がよくわからない事でなければいけない
私がお話しする内容は、ある意味相談者がよくわからない事でなければいけない
わけです
相談者が
『よくわかります、それをやろうと思っていました』
と想像できる事では、状況を好転させる程の変化は起こせないのです
夫の不倫では、妻にとって痛みや苦しみを伴う事が必要なのです
それ程夫婦が緩んでいたり、過信があるのです
少しずつ脱却する努力を重ねていると痛みや苦痛を避ける自分ではなくなる
その状態からいきなり変わるのは、誰でも正直難しいのです
しかし、少しずつその状況を脱却する努力を重ねていると痛みや苦痛を避ける
自分ではなくなるのです
そうなると、私のお話しする行動アドバイスにも
- 『これをやらなければ先はない』
- 『私も覚悟を決めた、このまま中途半端な状態は嫌』
- 『今までの私は逃げていた、逃げる人生はやめる』
という思いが、肯定する自分に変わるのです
もちろん、100%納得してそのアドバイスを聞いて行動する方ばかりではない
のも確かです
これをやってみようダメならその時に考えるだけ
しかし、変わらない自分を続けていても
‘飽きる‘
のです
その状況を変えたい欲求が、少々納得や理解が足りなくても
『これをやってみよう、ダメならその時に考えるだけ』
という割り切りを作るのです
よくわからないという顔の相談者との戦いがカウンセリング
そうなれば、私の言っている事が後からわかってくるイメージになるのです
- 『最初はよくわからなかったけど、今はこれかと思えるようになりました』
- 『この前初めて、言われた事と現実が重なりました』
- 『聞いていた事が、現実になって起こるんだと思いました』
というように、行動を起こした自分がその現実を認識するのです
そこまでは、よくわからないという顔の相談者との戦いがカウンセリングです
それを続ける事でいつか相談者に笑顔が戻るという信念で、わからなくても
言い続けるのが木村泰之のカウンセリングなのです
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