‘不倫→離婚‘とセットの周りに影響されずに別モノにするのです

不倫と離婚は別モノ

公開日 2020年9月15日 最終更新日 2021年1月22日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

夫がアホな不倫をしている中で、どうしてもそれを止めたいという心理が働く
わけですが、それがどこかで自分を夫の下にする事で怒りを和らげようとする
行動になっています

『お前の事はもう好きでも何でもない』
『俺には夫婦を続ける意思はない』
『俺と一緒にいてもお前も嫌だろう』
『何で結婚したんだ、本当に後悔している』
『どうして俺を苦しめるんだ、そんなに嬉しいのか』

と、妻を目の敵にするような言動を出している夫に、

『私がもっと夫に優しくしていれば』
『夫を大事にしてこなかった罰なんだ』
『世界一不幸な妻かもしれない、もう無理かも』
『夫の機嫌を直してもらうには、私が我慢するしかない』
『こんな夫は見た事ない、私は夫の逆鱗に触れてしまった』

と、自分の今までの態度を不倫という行動で指摘されたような感覚です

しかし、それは当然間違っている考えです
世の中から見れば、

『この旦那、アホじゃない』
『自分の不倫を棚に上げて、何勝手な事を言っているんだ』
『自分のやっている事わかっていないよな』
『こんな男、離婚すべきだ』

と、そもそも夫婦としては無理という見立てになるのです

しかし、当の相談者である妻は離婚は避けたいという心理が強くあります
世の中からすると、離婚しない理由がわからないという感覚です
仮に友人に話をすると

『あなたのために言っている、離婚すべき』
『私ならもう無理、次の人生を探すけど』
『このままで幸せになるはずない、悪いけど旦那さんとは別れる方がいい』

と、離婚という結論を促され自分の思いとのギャップにも苦しんでしまいます

夫に苦しみ世の中の目線にも苦しむ状況で、相談者は

‘離婚すべきかしないべきか‘

という選択に迫られるような心境になります

その中でどうすればいいのかと言えば、

‘一緒に考えない‘

という事です

つまり、不倫への対応と離婚するしないは全くの別物です

それをよくわかっていない人は合わせてしまうのです

‘不倫→離婚‘

と、セットにしているのです

それを周りの人は不倫された当事者になっていないから言ってしまうのです
相談者からすると、不倫の怒りも出ないまま離婚にすぐに移行できないわけ
ですが、周りは話を客観的に聞けば怒りもすぐ出て来るので離婚という言葉
を出せるのです

相談者からすると、不倫される事で離婚まで一気にいけないのは当然です
と言いますか、それらを別ものとして考えなければいけない事に気が付いて
いません

それをカウンセリンでお話しするのです

『離婚なんてすぐに考える必要はありません、それよりもふざけたバカ二人
に対して、しっかりと妻として納得する行動をとる事が先です』
『不倫されてそのままハイわかりました、離婚しますなんてあり得ない』
『悪い事をしている人間をわかっていて、バカ二人の思い通りにさせて納得
なんてないでしょう』
『離婚は不倫にしっかり対処した後で、自分がしたい時にすればいいのです』

『離婚という大事な権利をいつ行使するかは、自分で決めればいいのですよ』

と、全く別モノという思考を持ってもらうのです
それを聞いた相談者は

『そう言われて勇気が出て来ました』
『私が離婚しなければいけないのかと思い込んでいたので、救われる気持ち
になります』

と、自分の中の強迫観念を捨てるのです

そこから自分の中で、まず不倫に対して納得する行動に集中する思考に変わる
のです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。