夫の不倫への怒りや憎みはごまかさず出さなければいけないもの

夫の不倫に‘怒りや憎しみ‘は必須

公開日 2020年11月30日 最終更新日 2021年1月1日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

不倫している夫には何を言っても言い返されたり、逆ギレされると思って
何もできないままという相談者は少なくありません
しかし、そこからは相談者が望むべき状況は生まれる事はありません

むしろ、どんどんひどくなっていくというパターンが殆どです

『お前と一緒にいると気が滅入る』
『俺にはお前の事は眼中にないから』
『早く消えてくれ、俺の前から消えろ』

というような暴言を吐く夫も珍しくないのです

不倫をしている事を差し引いても、そういう表現はあまりにもふざけた
言葉です
それまでの夫婦がいかになあなあな関係だったのかという裏返しでもある
のです

その中で相談者は何をすればいいのか
そもそも夫の吐く言葉の裏には

‘妻を下に見ている‘

という心理があります

それは不倫が始まる前から夫婦が対等の立場ではなく、夫が強く出ても
妻は言い返せない構図が成り立っていたのです
しかし妻は

‘突然変異‘

のような捉え方をしてしまっているのです

確かに、夫は突然にわけのわからない事を言っているのは事実です
しかし、その前から潜在的には

‘妻を舐めている夫‘
‘夫に舐められている妻‘

という関係性はあったのです

そうでなければ、突然驚くような言葉が出るわけはない
夫からすると

『不倫は見つからなければいい、妻は俺には勝てない』

と、とにかく妻は無力というようなのぼせ上った感覚があるのです

その付け上がっている夫に、妻が出すべき感情は

‘怒り‘
‘憎しみ‘
‘見下す‘

というように、その実態を知れば知るほど強い気持ちなのです

相談者の中にはそこに到達したくないという防御本能もあります

『何だかんだ言っても夫は大事な人、憎みたくはない』
『私も悪い所があったから、罵りあいたくない』

というようなイメージです

しかし私の言う怒りや憎みというのは

`出さなければいけないもの`

です

要は体の中に溜まっている膿とか、ストレスのようなものです

それを我慢していつまでも体の中に溜めていると、必ず体がさらに悪くなる
それ位、体から外部に排出しなければいけないものです
私はカウンセリングの中で、それらが今出さなければ相談者が苦しむという
使命感でアドバイスします

もし仮に怒りや憎みが10年20年後に出ても、誰に話せるわけでもない何十倍
もの孤独な苦しみになるのです

私の所には、20年前の夫の不倫に苦しみで、カウンセリングに来る人もいます

『その時にはもうしないという約束で許しました、しかし先日ひょんな事から
フラッシュバックして、どうにも止められなくて木村先生の所に来ました』

と、その時に許すだけで怒りを封じ込めてしまっている事で余計に苦しくなる
のです
そうなると、

‘たられば‘

の世界で、後悔先に立たずなのです

私がいろいろな話をしながら相談者の心の中に自らが厳重にロックしている怒り
や憎しみを、一つ一つ外す事で

『本当に楽になりました、これを出せなかった自分が苦しかったんです』

という事に気付くのです

怒りや憎しみは決して出したいものではなくても、出さなければいけない事と
知るのも人生なのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。