旦那が何を考えているかわからないと感じるのは、夫婦マンネリ化の兆候

何を考えているか分からない夫の意味

公開日 2012年3月14日 最終更新日 2024年2月23日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

いつも、旦那が何を考えているかわからないという状況についての話です

 

付き合っていたころは、二人ともよくしゃべり会話が弾んでいたけど、今はもう家に
帰ってもテレビばっかりみて、話す事も子供の事を私が話すだけ、何を聞いても

 

「うん」、「ああ」、「・・・」

 

という奥さんも多いと思います

 

何を考えているかわからない夫を感じるのは、夫婦マンネリ化の兆候

 

 

結婚して何年か経過すると、すっかり二人の会話も変わってしまいます

 

どちらかというと、妻の方がよくしゃべり、夫の方が寡黙に向かっていくパターンが多い
と思います

 

それは、なぜか

 

男は関心のある物事を考えるとき、ある一定のところまでは情報収集しますが、だいたい
わかると、あるときそれがパタッとやみます

 

夫婦で言えば、妻は自分の事をよくしゃべるようになり、夫は自分で理解しようと思わなく
ても、どんどん情報が入ってきます

 

そうなると、あまり自分から話をしなくなります

 

心の中で

 

「妻の考えていることだいたいはわかる」

 

とタカをくくっている状態です

 

そうなると、会話をするというより、夫は聞くだけとなり、妻から見ると一方通行の
会話になります

 

反応が薄いから何を考えているかわからない

 

→どんどん疑問が増えて聞く
→夫はいつも同じことを聞かれていると思い黙る

 

の悪循環です

 

一方通行の会話になったら、パターンを変えるべき

 

 

こういう時には、会話のパターンを変えるべきです

 

  • 「私、家のカーテン買いたいけど、いいところ知らない?」
  • 「この前変わった管理人にあなたも挨拶したほうがいいわよ」
  • 「子供の進学は子供とパパで話し合ってみて」

 

というように回答をイエスかノーではなく、考えさせるような提案型の質問にした方が
いいのです

 

そうすると、夫の考えもわかり、会話も広がります

 

会話が一本調子になりがちな夫婦と、何を考えているかわからない夫はセットです

 

よくみると、お互い狭い範囲の会話しかしていないことに気づきます

 

夫と自分の関係には、常に新しい事に目を向ける意識が必要です

 

それは世の中の夫婦に共通しているのです

 

安定を作ろうと思えば、次に何かに目を向けたり新しい思考を作る事が大事です

 

それは特に難しい事ではなくて、テレビでもネットからの情報でも構わないのです

 

そういう

 

‘マンネリからの脱却‘

 

を考えていると、夫婦にも新しい発見も出てきます

 

保険でも家でも何でも

 

『メンテナンスが必要、いつまでも一緒ではいけない』

 

という意識です

 

夫婦にもメンテナンスするクセを付ける

 

 

夫婦にもメンテナンスするクセを付けると、夫が何を考えているのか切り口がわかり
やすくなるのです

 

夫をわかろうとするのではなく、夫に試してみる意識の方がよほど夫の特性を知る事
なるのです

 

そもそも夫は、外ではいろいろな事を受け身でやっている

 

会社の命令やお客様の注文や、企画作成や営業などで日々

 

‘追われている‘

 

状態です

 

形だけの夫婦愛を捨て最小限の関係にすると夫婦を柔軟に捉えている

 

新しい事を言われると動くのが夫

 

 

それを考えると、受け身であるがゆえに夫は

 

‘新しい事を言われると動く‘

 

のです

 

どうしても女性からすると、あまり変化を好まないのですが、男は逆に

 

  • ‘昨日と同じ今日‘
  • ‘今日と同じ明日‘

 

を退屈がります

 

そういう性質を持っている夫に、同じような態度や言葉では

 

『どうせまた同じだろう』

 

と、惰性にさせてしますのです

 

もちろん、夫婦は会社ではありませんから、そうは言っても同じような会話になるのは
仕方がありません

 

恋人の時はどうだったかを思い出す

 

 

しかし、恋人の時はどうだったかを思い出すのです

 

いろいろな事を

 

  • 『これを言うとどういう反応するのだろう』
  • 『こんな事すると、驚くかな』
  • 『これもやってみよう、気持ちを知りたい』

 

という思いで、試したり確認していたはずです

 

それは、相手の事をもっと知りたいとか自分の事もわかって欲しいという思いがそう
刺せているはずです

 

しかし、ある時結婚してから心のどこかにある安心がいろいろな事をピタリと停めます

 

  • 『夫はこういう人、もうよくわかっている』
  • 『私にはこう言ってくるはずだし、私の言う事も想像している」
  • 『いつもと同じ、それで問題ない』

 

というように、どうしても固定化したい自分がいるのです

 

と言いますか、自分の中で変化を生じる事をどこかで嫌がるのです

 

ウンと言っているから同意したという思い込み

 

 

そういう妻の意識に、往々にして相反する思考が夫です

 

 

  • 『俺が何かを答えても、どうせこう言ってくる』
  • 『俺の言っている事を、わかるわけない』
  • 『俺にウンと言わせたい、そう思っているはず』

 

という、鉄板のイメージがあるのです

 

そこに、口数が減ってくるのは当然の事です

 

妻としては、口数が少なくても

 

『ウンと言っているから、それで同意した』

 

でしかありません

 

しかし、それを重ねていると同じ所ばかりを通る

 

‘会話のわだち‘

 

だけが残ります

 

マンネリ化がひどくなると夫の不倫に発展する

 

 

それを夫は、外で受け身になっている分

 

『家ではうんうんと言って終わらせたい』

 

と思っているのです

 

それがさらに続くと、本当にマンネリ化をしてしまい、ひどくなると

 

‘夫の不倫‘

 

のような状況にもなります

 

すると、さらに口数は減って

 

『旦那は何を考えているのだろうか』

 

と、ただ会話がないという事だけに頭が行ってしまいます

 

しかし、実態は夫がよくわからない時には

 

‘悟られたくない‘

 

という心理があるのです

 

そこに表面上だけ、探っているとしばらく不倫に気付かないというケースも珍しくない

 

簡単に言えば、飽きっぽいのが男

 

 

そうならないためにも、夫婦に関心を持たせる会話が必要です

 

同じ会話がダメとは言いませんが、やはりいろいろな事に関心を持って

 

  • 『そういう事もあるんだ』
  • 『いろいろな事を教えてくれる』
  • 『本当に俺とは全然違う思考、面白い』

 

というように、関心を持たせる意識も必要なのです

 

簡単に言えば、

 

‘飽きっぽい‘

 

のが男です

 

それは、恋人の時にもわかっているはずです

 

それを夫婦になったからと言って、安心していてはだめなのです

 

夫になろうが、夫は死ぬまで男なのです

 

うちの妻は何を考えているのだろうでちょうど

 

 

そういう特性を、夫婦という関係で忘れてはいけない

 

どちらかと言えば

 

『うちの妻は何を考えているのだろう』

 

と追いかけさせる方が、うまくいくのです

 

それだけ、関心があるという事です

 

そのためにも、いろいろな事を考えている自分を意識するのです

 

夫の頭の中を探るのではなく、夫に探らせる位の夫婦をイメージする

 

その方が、夫も家庭や夫婦に関心を常に持つのです

男は弱いから曖昧で要領を得ない女は強いから物言いがストレート

You Tubeでの解説もありますので、併せてご覧ください。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。