夫の不倫は人生で【人を変えるのに1日あれば十分】と知る転機

人を変えるのに一日あれば十分

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃夫の不倫に悩む相談者に接していますが、その苦しみの元は表面上は突然豹変する
夫の姿です
つい先日まで普通に過ごしていた夫婦や家族が、ある時から突然崩れてしまう

夫の態度や言葉がおかしいと思って、いろいろと調べるとその不倫の実態が浮かびあがる
わけです

『あなたどうしたの、何だか様子がおかしいんだけど』
『何で最近会話をしてくれないの、疲れているの』
『最近私の顔を見てくれない、何でなの』

というように、夫がおかしいという事をかなり強く感じるわけです

しかし、その妻の言葉に対して

『俺は何も変わっていない、お前の気のせいだ』
『少し疲れているだけだ、何でもない』
『別に俺は普通だ、頭おかしいんじゃないか』

と、否定するだけです

そういう夫を見て、ますますおかしいと思いいろいろと探るわけです

夫の持ち物やスケジュールなどを調べると

『これが原因だったんだ』
『やっぱり、おかしいと思った』
『私のカンは当たっていた』

という実態に辿り着きます

そしてさらにいろいろと調べると、相手のブス女に辿り着くわけです

夫が普通に過ごしていた時から数えて、早い人で数日で異常な変実に変わってしまいます
なぜほんの数日前まで何ともなかったのに、こうも変わるのか
そこに相談者の頭が追い付かないわけです

しかし、夫の不倫に限らずですが世の中

‘人を変えるのに一日あれば十分‘

という現実があります

では、どういう時に一日で人はガラリと変わるのか

それは

‘未経験に遭遇する時‘

です

それまでの人生では知らなかった事とか、わからなかった事に出くわすと

『知らなかった、今まで知らなかった事がバカらしくなった』
『こんな風になっていたんだ、全然概念が変わった』

というように、それまでの頭の中の基準が全く変わるのです

それはいい事も悪い事もそうです
もちろん、夫の不倫は悪い事に遭遇したという事になります
そして、その遭遇には必ずブス女が登場するわけです

要は人が変わるのには、良くも悪くも

‘出会い‘

があるわけです

その出会いで、それまでの人生が全然変わってくるのです

それを妻である相談者は水面下での出会いに気付くわけもなく、ただただ驚くのです
いや、夫自身も

『俺がこんな事をするなんて』

と、あっという間におかしくなっている事に頭が追い付かないのです

ただただ、快楽を求めて理性もクソもない状態になっているのです
それは人間には珍しい事でも何でもないのです
好奇心とかちょっとした気の緩みで、転げ落ちるようにそれまでの自分を見失います

それがたまたま自分の夫にある時起こっているだけです

そういう人生観と言うか、人間の弱さを知る事が大事です

『別に夫がアホになる事は、珍しい事ではない』

という位に、達観する自分を作ってもらう

そこから、現実的な対処を覚えてもらうのです

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。