夫の不倫に妻が考え付かないアドバイスが木村泰之のカウンセリング

自分に希望が持てるカウンセリング

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃夫の不倫に悩む相談者に接していますが、私のカウンセリングでは相談者が
わかっていない事をお話しする必要があります

 

それは相談者もそれを望んでいるわけです

 

相談者は自分の頭の中で整理できない状況ですから、その整理を第三者に聞くわけです

 

カウンセリングに耳障りのいいアドバイスを求めている

 

 

その中で相談者は、どちらかと言うと

 

‘耳障りのいい事‘

 

を、本能的に選んでいるのです

 

『不倫はイヤだけど、なるべく自分が手を汚さずに解決する方法はないか』

 

という事を聞きたいという意識が働いています

 

そういう相談者に

 

『妻がそこから逃げられないですよ、夫の悪事に一番の権利と義務があるのです』

 

という事をお話しします

 

相談者が頭の整理を付けるべきは夫ではなく自分自身

 

 

そこには、相談者の頭の整理を付けるべき主体は

 

‘相談者自身‘

 

という事です

 

相談者の苦悩は、どうしても夫の改心に向いています

 

  • 『どうすれば夫は不倫をやめるのか』
  • 『何をすればこの二人は別れてくれるのか』
  • 『これからの夫婦はどうすればいい方向に行くのか

 

という思いです

 

しかし、それでは何も変わらない

 

笑顔が出るのは夫ではなく自分に希望が持てる時

 

 

いくら夫への思いを整理したくても、自分の精神衛生は良くならないのです

 

相談者に笑顔が出る時には

 

‘自分に希望が持てる‘

 

という状況です

 

要は相談者が一番見落としている自分の変革に手を付けていないのです

 

カウンセリングは相談者が思いつかない事を伝える場

 

 

そこにカウンセリングでは重点的にお話しします

 

  • 『夫の不倫で夫の自浄作用を期待していても決して良くならない』
  • 『あなた自身ができる事をやれば、状況は変わります』
  • 『夫婦の事は夫を入れずに自分で決めればいい』

 

 

という事を相談者にお話ししていますと、

 

  • 『そうですよね、私の事は何も考えていなかったです』
  • 『私ができる事なんて何も無いと思っていました』
  • 『夫婦の事は夫抜きで考えるなんて、想像もしていませんでした』

 

 

と、自分では考えつかなかったという表情になります

 

自分の頭や手足の動かし方を学ぶのがカウンセリング

 

 

それこそがカウンセリングの意味なのです

 

自分を変える事で、自分の苦悩を取るという理屈を知ってもらうのです

 

人間弱っている時には、どうしても周りに助けを求めます

 

それは当然の事ですし、そうしなければいけない

 

しかし、その助けは

 

‘自分の頭や手足を動かし方‘

 

を聞くという事なのです

 

それをまるまる誰かに肩代わりしてもらったり、自分でできる事をやらないままで
何とかしても全然意味がないのです

 

『カウンセリングを受けて、こんなに自分でできるようになった』

 

という事を現実にしてもらう事が、木村泰之に聞いてもらう一番の意味なのです

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。